第9話 首里城と芭蕉布
文字数 193文字
テレビで見た
名曲「芭蕉布」の作者が言っている
「母や故郷への想いを縦の糸に
沖縄の文化と歴史を、横の糸に込めた」
離島の女性に
琉球王国が課した布地の上納が
結果として
沖縄を代表する美しい芭蕉布を生んだ
離島は複雑な想いだろうか?
今は
首里天も琉球も無くなったけれど
上納品だった芭蕉布は
今も愛されて
九〇歳を超える職人が紡いでいた
昔を偲ぶ首里の古城も焼失しましたが
芭蕉の葉は優しく揺れ続けていますよね
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