第56話 島プリンが好きやねん

文字数 720文字

なぜ沖縄のプリンの話なのに大阪弁なのか!
実は
”島ぞうり”とか”島とうがらし”とか”島どうふ”とか
”島なんちゃら”と見れば、振り返りません?

大阪市の中崎町五丁目商店街
小さなお店の前に置かれた看板に
”島プリン”
思わず振り返って入ったお店は極狭
誰かがカウンターに座ると、もう奥には進めない

ところが
お店のイチオシは”島プリン”を求めて
数人も入れないようなお店はいつもイッパイ
でも、待ってでも食べたい”島プリン”
コクと甘味のバランスが最高!

で、店主に聞いてみた
「なんで、島プリン?なの」
答えた店主
「沖縄のさとうきびが入ってるの」
だけでなく
「古宇利島とココでしか売ってない」

何で大阪と古宇利島?って疑問は感じたけれど
食べたプリンが本当に美味い!
濃厚なのにくどくない甘さ
甘さが余韻を残して消えて行く

大阪出身で沖縄で活躍中の歌手「神銅アキ」さんが
関係してるって、ところまでは覚えてる
お店で神銅アキさんのご両親と会ったこともある
でも、いまだに歌は聞いた事がない
なんかゴメンなさい・・・

560円はプリンにしたらお高い目だけど
コーヒーとセットの1000円はお値打ちだと感じてしまう
絶妙コンビで「こんなプリン!食べた事がない」と叫ぶ

いや、”島”に惹かれて振り返っただけで
このクオリティのプリンが食べれるなんてサイコー!

ただ、惜しむのは閉店してしまったこと
(なぜ閉めたのかわからないけど余りに残念)

店主の言葉が響く
「古宇利島とココでしか売ってないの」
ならば・・・ネットで検索・・・・あった

海の家YOSHIKA 古宇利島に入ってすぐだな
そういえば中崎町のお店はHAKATAだった・・・
なんか似てる!

今度、古宇利島に行ったら寄ろう
寄ったら言おう
「島プリンが好っきやねん」
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