一話ぐらいで完結する短いおはなしたち
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文字数 686文字
あとよろしく!
なんの前ふりもなく!
意味もわからない!
本当に行ってしまった
ぼくは「小説」?
小説ってなんだ
何をすればいいんだ
自分自身が小説になれば
小説がなんなのかわかると思ったのに
小説になりたかった
それなのに
小説になったら
小説がなんなのかわからなくなった
あはは
とつぜん小説にされました
何をどうしたら小説になるのか
本当にわかりません
人間がなんなのかわかった?
たぶん……わかっていなかった
ぼくはもう小説なんだろうか?
でも
自分を小説だと思えば
きっと小説になっている
さっぱりわかりません
なんだかわたしたち
とっても小説っぽくない?
「小説とはなにか」
この答えを求める行為が
小説なのかもしれません
きっとどこかの書店の棚に並ぶ
関係のない二冊の小説ね
まったく関係がなく
一つになることもない
ぼくたちが小説なら
タイトルがあるはずだ
わたしのタイトルは
そのタイトルがおなじ棚に並ぶわけないと思うけど?
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次のエピソードへ 第86話 メイドのみやげ
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