レスピーギ 交響詩「ローマの祭り」より第4部 主顕祭
文字数 621文字
オットリーノ・レスピーギ(1879~1936)はイタリアの作曲家で本作は1928年に作曲された。
「ローマの噴水」「ローマの松」「ローマの祭り」をひっくるめて「ローマ三部作」と言われる。
「ローマの祭り」全曲は25分程度で下記4つの部分が切れ目なく演奏される。主顕祭は最後の演奏効果抜群の曲で約5分。
第1部 チルチェンセス
第2部 五十年祭
第3部 十月祭
第4部 主顕祭
【トホホボイント】アップテンポで曲想がめまぐるしく変わるのは、祭りでの狂喜乱舞を表現しており、最後は大迫力で終結し大満足。
①アンドレア・バッティストーニ指揮 東京フィルハーモニー交響楽団
【ここがツボ】2014年の映像ナシのライブ録音。快速テンポに大興奮。もうこの時代になると日本のオケの金管は安心して聴ける。私が生演奏を聴いていた1970~80年代とは隔世の感あり。
②トスカニーニ指揮 NBC交響楽団
【ここがツボ】1949年のモノラル録音。トスカニーニはこの曲を1926年ニューヨークフィルで初演している。確かに、①と比べると古い録音ではあるが、楽器の音の分離も良く迫力がある。ラストのテンポ変動も効果的。
③ヴァシリー・ペトレンコ指揮ナショナル・ユース・オーケストラ
【ここがツボ】映像付き。若いオーケストラによる熱演。
④アントニオ パッパーノ指揮サンタ チェシリア国立アカデミー
【ここがツボ】2007年の全曲映像。主顕祭は、19:22から イタリアのノリが感じられる。