第18話 スクリャービン交響曲第4番「法悦の詩」
文字数 293文字
ロシアの作曲家・ピアニストのアレクサンドル・スクリャービン(1872~1915)が1905から08年に作曲。オルガンやハープ、チェレスタなどを含めた四管編成の大オーケストラによる単一楽章の楽曲である。
【トホホポイント】絶頂を迎える最後の5分。英語ではThe Poem of Ecstasyとあるように、性的な絶頂(オーガズム)を表すと考える。エロをここまで昇華させた音楽はない。
ミハイル・プレトニョフ指揮ロシアナショナル管弦楽団
【ここがツボ】トランペットの官能的な演奏。パイプオルガンも入り大音量で白熱化したエンディングはまさにエクスタシー。前戯が不要と言う方は、17:50あたりから。