第5話 プリンセスマリーと私
文字数 2,716文字
ジェ「ですから、目上の人とお話する時は 丁寧語をお使いになるのですよ。あと床には寝転がらない。人が歩くところを寝転がるとは不衛生です。窓は掃除してあるのですから ペタペタと触ると手垢や汚れが着きますでしょ。触ってはいけませんよ。あとお城の中には様々な武器が保管してあります。危険ですから触ってはいけません。」
もう3時間になります。
目が、ちーーーーーん。( ˙-˙ ) ( ꒪꒫꒪)
ジェンオールのお話に飽き飽きしているほのかは
はぁー、早くこの場を離れたいなぁと思っていました。
ほのか「わかったよ。気をつけるね」
ジェ「マリー様は、もう少しおとなしくて 私の言うことはしっかりと聞き、約束も守れましたよ」
ほのか「だれ? マリーって。」
ジェ「プリンセスです。王様と王妃様のお子様、お嬢様でございます。ang様の妹君であります」
ほのか「へぇ~。今はいないの? 」
ジェ「はい。今は他の世界にいるのですよ。ang様がいた世界と同じ世界ですよ、おそらく。」
ほのか「それじゃぁ 内藤お兄ちゃん あっ ちがうちがう アングさんと同じ世界。ほのかもそこから来たんだよ。 図書館にいたんだよ。 ママに夕方5時には帰ってきなさいよって言われてて..帰れなくなっちゃって、、ママ心配してるかなぁ」
ジェ「図書館、、 どんなところなのでしょうか。ほのかのママはなんて言う名前なのでしょうか。ほのかとアング様とマリー様の住むその世界とは どんなところなのでしょうか。ほのかのお母様は心配されているでしょうね、、ほのかだけ先に帰るのはどうでしょうか、、」
ほのか「うん、、でもほのかもお兄ちゃん達と一緒に戦いたいたいけど、帰った方がいいかな。。。王様は私のことも、こっちの世界に呼んだのかな、、?
興味あるんだね。 いいよ。ほのかが色々教えてあげるよ。 図書館はね、本がたくさーーんあるんだよ。一日中そこにいて本を読んでていいんだよ。 私のママの名前は 高美(たかみ)なつみ だよ。ジェンオールおじさんも いつか ほのかが住んでる世界に 遊びに来たらいいよ!車が走ってたり電車や飛行機もあるよ。コンビニもあるよ。でも空はこっちと同じ水色で、夕方になるとオレンジ色になるんだよ。」
ジェ「そうですね、きっとほのかは、ang様のそばにいたから、ang様に魔法をかけてこちらの世界に呼び戻したんだけど、ほのかにもその魔法がかかったんでしょう。 でもそれは偶然ではなく必然で、これからの冒険で、ほのかが、ここに来た意味がなにかあるのかもしれません。。ほのかにも使命があるのです、きっと。
私は本が好きですから 図書館という場所に行ってみたいです。きっと楽しい所でしょうね。ほのかの世界には、いろいろなものがあるのですねぇ。空は ほぉーーー、この空と同じ空ですかぁ。 名前は高美なつみ様というのですね。 マリー様がそちらの世界へ行っていたら、名前も変わっているのかもしれません。 高美なつみ様という名前になっているのかも知れません」
ほのか「そうか。。。 それじゃ、私はやっぱりこっちに残って、お兄ちゃん達と一緒に戦った方が良さそうだね。。。 それって、、プリンセスマリーが 私のママかもって言うこと?」
ジェ「ほのか様なかなか お話を理解するのが早いですね。そうです、もしかしたらそうかもしれませんと言うはなしです」
王妃「あら?かわいい女の子ですね」
ほのか「こんにちは。高美ほのかと言います」
王妃「 ほのかちゃん ちゃんと挨拶できてえらいですね」
ほのか「いえいえ、褒めて頂き光栄です。」
ほのかの言葉の使い方に、ジェンオールも感心した
ほのか「でも ジェンオール、地球って星に住んでるんだけどね、ひっろいよぉ。人もたくさーんいてね。確か、、地球の人口は、図書館でこの前調べたんだよな.. たしか80億人だよ。 マリーが私のママって確率って、80億分の1だと思うよ。プリンセスマリーが、もし日本にいたとしても、日本だって1億人位は、いるんだよ。」
ジェ「そうなのですね、ただ ほのか様の顔が 幼い頃のマリー姫にそっくりなんですよ。あなたと話していると幼き頃のマリー様とお話しているかのような錯覚を覚えます」
ほのか「そうなんだね。
似てるんだ、プリンセスマリーと私。
よく近所のおばさんや親戚の人にも 『ほのかちゃんはママにそっくりだね』って言われてたよ」
ほのか「あとね、
そう言えばママ、
こんな事言ってたよ。
『空を見ると昔青色のドラゴンをよく見ていた、そしてドラゴンと仲良しだった そんな気分になる』って。
私その話聞いて、『変なのぉ、そんなの本の物語の中の世界じゃん』って笑ったんだよ。
よくママが私に読んでくれる10頭のドラゴンとお姫様って本があるんだよ。その本の中の世界だよって。ほの笑っちゃったよ。図書館にもあるよ。
あとね その物語の本にフクロウのしおりが挟まってて、二人でこんなの持ってたっけ?って、言ったんだよ。ママね、それをね すごく大事にしてるんだよ」
ジェンオールが
ほのかのその話を聞いて
ハッとします。
そしてやっぱり
ほのかはマリーの子供だと確信したのでした。
ジェ「ほのか様、
母上の言うことは 変なことではない様ですよ。ほら、空をごらんなさい。」
ほのかが空を見上げると
王妃がほのかの横にくる
「あら?戻ってきたわね。ドラゴン。」
ほのか「、、、まじ、、?」
ドラゴンが
青色の鱗を輝かせて
大きな翼を動かし
悠々と こちらに飛んでくる
ほのか「うぇっ っふあああああ~~~~!
ドラゴンだよお~~~~!!!?!」
ほのか「ママの言う通り、
ド、ド、ド、ドラゴンいるんだ.....
ママもここにいたことあるんだ......
そんで もしかして..
内藤お兄ちゃんと私がいるここって..........
────────
あの本の中なんだ!!!!!
あっ!!!! 思い出した!!!!
ジェンオールってどこかで聞いたことあると思ってたんだけど、、始めに塔に閉じ込められたお姫様を助けたあの魔法使いだ!!! それで、プリンセスマリーって、あの本のマリーお姫様のことだ!!!.....ってことは.... angってドラゴンも、たしか10頭のうちの1頭だよ。本に出てきたよな、、、。 わたしのママは........マリーお姫様!!! 内藤お兄ちゃんは........ドラゴンに姿を変えられていた王子様だ!!」
王妃が横を向き、
隣にいるほのかの目を見て つぶやく
王妃「あら....? ほのかちゃんの目は、マリーちゃんの目にそっくりね。」
王妃が微笑む
つづく
もう3時間になります。
目が、ちーーーーーん。( ˙-˙ ) ( ꒪꒫꒪)
ジェンオールのお話に飽き飽きしているほのかは
はぁー、早くこの場を離れたいなぁと思っていました。
ほのか「わかったよ。気をつけるね」
ジェ「マリー様は、もう少しおとなしくて 私の言うことはしっかりと聞き、約束も守れましたよ」
ほのか「だれ? マリーって。」
ジェ「プリンセスです。王様と王妃様のお子様、お嬢様でございます。ang様の妹君であります」
ほのか「へぇ~。今はいないの? 」
ジェ「はい。今は他の世界にいるのですよ。ang様がいた世界と同じ世界ですよ、おそらく。」
ほのか「それじゃぁ 内藤お兄ちゃん あっ ちがうちがう アングさんと同じ世界。ほのかもそこから来たんだよ。 図書館にいたんだよ。 ママに夕方5時には帰ってきなさいよって言われてて..帰れなくなっちゃって、、ママ心配してるかなぁ」
ジェ「図書館、、 どんなところなのでしょうか。ほのかのママはなんて言う名前なのでしょうか。ほのかとアング様とマリー様の住むその世界とは どんなところなのでしょうか。ほのかのお母様は心配されているでしょうね、、ほのかだけ先に帰るのはどうでしょうか、、」
ほのか「うん、、でもほのかもお兄ちゃん達と一緒に戦いたいたいけど、帰った方がいいかな。。。王様は私のことも、こっちの世界に呼んだのかな、、?
興味あるんだね。 いいよ。ほのかが色々教えてあげるよ。 図書館はね、本がたくさーーんあるんだよ。一日中そこにいて本を読んでていいんだよ。 私のママの名前は 高美(たかみ)なつみ だよ。ジェンオールおじさんも いつか ほのかが住んでる世界に 遊びに来たらいいよ!車が走ってたり電車や飛行機もあるよ。コンビニもあるよ。でも空はこっちと同じ水色で、夕方になるとオレンジ色になるんだよ。」
ジェ「そうですね、きっとほのかは、ang様のそばにいたから、ang様に魔法をかけてこちらの世界に呼び戻したんだけど、ほのかにもその魔法がかかったんでしょう。 でもそれは偶然ではなく必然で、これからの冒険で、ほのかが、ここに来た意味がなにかあるのかもしれません。。ほのかにも使命があるのです、きっと。
私は本が好きですから 図書館という場所に行ってみたいです。きっと楽しい所でしょうね。ほのかの世界には、いろいろなものがあるのですねぇ。空は ほぉーーー、この空と同じ空ですかぁ。 名前は高美なつみ様というのですね。 マリー様がそちらの世界へ行っていたら、名前も変わっているのかもしれません。 高美なつみ様という名前になっているのかも知れません」
ほのか「そうか。。。 それじゃ、私はやっぱりこっちに残って、お兄ちゃん達と一緒に戦った方が良さそうだね。。。 それって、、プリンセスマリーが 私のママかもって言うこと?」
ジェ「ほのか様なかなか お話を理解するのが早いですね。そうです、もしかしたらそうかもしれませんと言うはなしです」
王妃「あら?かわいい女の子ですね」
ほのか「こんにちは。高美ほのかと言います」
王妃「 ほのかちゃん ちゃんと挨拶できてえらいですね」
ほのか「いえいえ、褒めて頂き光栄です。」
ほのかの言葉の使い方に、ジェンオールも感心した
ほのか「でも ジェンオール、地球って星に住んでるんだけどね、ひっろいよぉ。人もたくさーんいてね。確か、、地球の人口は、図書館でこの前調べたんだよな.. たしか80億人だよ。 マリーが私のママって確率って、80億分の1だと思うよ。プリンセスマリーが、もし日本にいたとしても、日本だって1億人位は、いるんだよ。」
ジェ「そうなのですね、ただ ほのか様の顔が 幼い頃のマリー姫にそっくりなんですよ。あなたと話していると幼き頃のマリー様とお話しているかのような錯覚を覚えます」
ほのか「そうなんだね。
似てるんだ、プリンセスマリーと私。
よく近所のおばさんや親戚の人にも 『ほのかちゃんはママにそっくりだね』って言われてたよ」
ほのか「あとね、
そう言えばママ、
こんな事言ってたよ。
『空を見ると昔青色のドラゴンをよく見ていた、そしてドラゴンと仲良しだった そんな気分になる』って。
私その話聞いて、『変なのぉ、そんなの本の物語の中の世界じゃん』って笑ったんだよ。
よくママが私に読んでくれる10頭のドラゴンとお姫様って本があるんだよ。その本の中の世界だよって。ほの笑っちゃったよ。図書館にもあるよ。
あとね その物語の本にフクロウのしおりが挟まってて、二人でこんなの持ってたっけ?って、言ったんだよ。ママね、それをね すごく大事にしてるんだよ」
ジェンオールが
ほのかのその話を聞いて
ハッとします。
そしてやっぱり
ほのかはマリーの子供だと確信したのでした。
ジェ「ほのか様、
母上の言うことは 変なことではない様ですよ。ほら、空をごらんなさい。」
ほのかが空を見上げると
王妃がほのかの横にくる
「あら?戻ってきたわね。ドラゴン。」
ほのか「、、、まじ、、?」
ドラゴンが
青色の鱗を輝かせて
大きな翼を動かし
悠々と こちらに飛んでくる
ほのか「うぇっ っふあああああ~~~~!
ドラゴンだよお~~~~!!!?!」
ほのか「ママの言う通り、
ド、ド、ド、ドラゴンいるんだ.....
ママもここにいたことあるんだ......
そんで もしかして..
内藤お兄ちゃんと私がいるここって..........
────────
あの本の中なんだ!!!!!
あっ!!!! 思い出した!!!!
ジェンオールってどこかで聞いたことあると思ってたんだけど、、始めに塔に閉じ込められたお姫様を助けたあの魔法使いだ!!! それで、プリンセスマリーって、あの本のマリーお姫様のことだ!!!.....ってことは.... angってドラゴンも、たしか10頭のうちの1頭だよ。本に出てきたよな、、、。 わたしのママは........マリーお姫様!!! 内藤お兄ちゃんは........ドラゴンに姿を変えられていた王子様だ!!」
王妃が横を向き、
隣にいるほのかの目を見て つぶやく
王妃「あら....? ほのかちゃんの目は、マリーちゃんの目にそっくりね。」
王妃が微笑む
つづく