第23話 対戦

文字数 3,108文字

青色のドラゴンになったangとエンジンが北の館へ向かっていた。
北に向かうに連れて、雲行きが怪しくなり、すっかり空は、一面、闇色の雲に覆われた。








エンジン「そう、あの妖魔の館に、MR.Gがいるんだ。月嶋くん。。 砂漠であった時も俺にナイフを向けてきて、残念だけど、MR.Gは、今、妖魔の魔力にかかってしまっている。俺たちが助け出さなきゃ!!」


ang「そうだね。エンジン。 。。MR.Gを助け出そう。 それに R.Bも姿が見えなくて、、、収穫祭が終わってからだよ、、、米澤くん。ずっと、ぽぉーーっとしてた。。 もしかしたら、多分、MR.GとR.Bは一緒にいるんじゃないかと、、、思う。」





エンジン「うん。俺もそんな気がする」




























向こうの空から黒い物体が二体こっちへ向かってくる。









ang「 ん? ラヴァハントか? 」



エンジン「、、、、いや、、、もっとでかい、、、、、、」
















近づくにつれて、その黒い物体が、 暗黒色のドラゴンだということが、わかる。











二体同士が一定の距離を保ちながら、空中に止まった。
















R.B「オウコクハ マールサマノ テノナカニ。
ワタシタチガ オチカラニナル。
アオイロノ ドラゴンヲタオス。」










angとエンジンは、真っ黒の体のドラゴンの瞳を見ると、白目は灰色と赤色のマーブル色で、黒目はゴールド色で、とても不気味なのだが、そのドラゴンの目に、R.BとMR.Gの面影がみえた。








ang「......R.B?!.....MR.G?!」




エンジン「 R.B、MR.Gだよね。 会えてよかった!
月嶋くん。 大丈夫、、、、? 妖魔から逃げ出せたの?? 心配してたよ。
その体の色..どうしたの??



俺達もドラゴンになったんだぜ。
俺、ぜーーんぶ 昔のこと思い出したんだ。
みんなで、一旦、とりあえず、城に戻って、作戦練って、北の館にいる妖魔をやっつけようぜ!ウィー⤴︎⤴︎」














MR.G「ナンダキサマハ」









‎............( ꒪⌓꒪)
エンジン「なんだ、ちみわってか?」








R.BとMR.Gの様子が変なことは、その後すぐに分かった。 そう、月嶋くんもまだ月嶋くんに戻ってないことも。。






エンジンが「そうです。あたす(私)が、へんな、、」と言いかけた時、







MR.Gが、耳に突き刺さるような
高音のおぞましい叫び声と共に、
口から赤黒い炎を
angとエンジンに放った!!!!!!!!!








ギイィィィィ、、 ギヤャァァァァァアーーーー
ーーーーーーーーーア!!!!!!!!!!! !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
!!!!!!!!!!









angとエンジンが 咄嗟に避ける!!!!!!





エンジン「まずいな、、MR.Gまだ妖魔に操られてる..。R.Bもだ。」












ang「そうだね。。戦えないよ、二人と。。」





今度はR.Bが放った炎が、angの翼にかすった。





ang「あっ!!!!!」









R.B「オマエタチモ キタノヤカタヘ キテ マールサマトアイ、イッショニ オウヲタオソウ」







エンジン「できないよ。R.B、 思い出せないの? 王様は俺たちの父上だよ。
北の館にいるマールってやつが、 悪なんだよ。」









MR.Gが 二人に目掛けて、また炎を放つ!!!!






また2人が避ける!!!!




















MR.G「ヤリカエシテ コイヨ」












ang「できないよ。。
踊っちゃお‹‹\(´ω` )/›› ‹‹\(  ´)/›› ‹‹\( ´ω`)/››」









MR.G「フン。 ヨワイナ、キモチ。
マールサマヲ タオシタインデショ?
ソレジャ オレタチノコトモ タオサナキャ」













ang「できないよ。」


エンジン「できないよね。」



angとエンジン「友達だもんね。」













R.Bが二人に目掛けて 今度は少し速いスピードで炎を放つ!!!!!!!!!!!







二人は逃げ飛ぶ!!!!!






エンジン「思い出してよ!!!!!
R.B!!!!!!!!
MR.G!!!!!!!
ねぇ、米澤君、月嶋君、、、。
俺たち 楽しい時も大変な時も、ずっと一緒に乗り越えてきたじゃないか。」









今度はR.BとMR.Gが両側からangとエンジンを責める!!!!!!!!!!!!!!!!!!






ギィーーーーーギャーーーーーーア"ーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!








その叫び声から、、全くR.BとMR.Gではなくなってしまった黒色ドラゴン達の 恐ろしく鋭く容赦のない「倒す」という決心が、悲しいけど、、






angとエンジンに伝わってきて、、











angとエンジンは、
悲しみと危機の境地に立たされる。



















その時、黒色ドラゴンの口から吹き出した炎が、エンジンの片方の翼に当たった!!!!
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!









エンジン「あっ ! !!!!!!!!!!!
いたっ!!!!!!!!!!!!!!!!」








エンジンが飛ぶバランスを崩す!!!!!!!







そこを狙って、すかさず二体の黒色ドラゴンが、冷徹な動きで、また炎をエンジンに放つ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!








エンジンに炎が届く前に、エンジンを守ろうと、エンジンの前に出て、angが身代わりになって炎をもろに、、、、、受けた、、、、、、。








ang「あぁっ、、、、、、、、、、、、」











ヒューーーーーーー



ーーーーーーーー




ーーーーーーーーーーゥン



















angが急降下して、地に落ちていく!!!!!!










エンジンが すぐ追いかけて、angの下に行き、クッション代わりになった!!!!!!!!!








ドドドドドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!







落ちた衝撃で、大量の砂埃が高く舞った

エンジンがクッションになったが、それでも二人とも凄い衝撃を受けた














エンジン「、、、ang、、、大丈夫? 」





ang「、、ぁあ、、オイラ 大丈夫だよ、、、」





angは、翼にかなりの深い損傷を負っていた。




エンジンも さっき地に落ちるangを守って背中を痛めた。




エンジン「、、いてぇ。。。
翼を上手く動かせない..」




ang「、、オイラももう飛べなさそうだ、、、へへへ、参ったね、、」










絶体絶命という言葉は、、こういう時に使うんだろう。







エンジン「どうしよう、、目を覚ましてMR.G、、、R.B、、、、」










二体の黒色ドラゴンが、倒れているangと そばでかがんでいるエンジンめがけて、勢い良く急降下して狙ってくる!!!!!!!!!!!!!!!
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!






エンジンがangの上に覆いかぶさりangを守り、
身を縮めて、頭を下に向けて、祈るように、目を閉じた








絶対絶命!!!!!!!!!!!!!!!!!!








大ピンチ!!!!!!!!!!!!!!!!!!











angとエンジンの運命の行方は!?!?!?!?
























マールサマ、ショウリマデ アトスコシデス














ギィーーーーーギャーーーーーーア"ーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!








勝利に近づいている喜びにも聞こえる
黒色のドラゴン達の雄叫びが、
無情にも
暗黒の世界に 響き渡る








つづく




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