第27話 学校生活

文字数 2,371文字

きーーんこーんかーーんこーーん
きーーんこーんかーーんこーーん














クラスメートの黒豆田君「 輪羽君、輪羽君、休み時間終わりだってばよぉ。もう起きた方が良いってばよぉ」








輪羽「黒豆田君、神威~。 起こしてくれて ありがとうだってばよ。 あ゛~ 眠い。
まだ1時間目終わっただけなのに ゲームや
りすぎて寝不足だー」









月嶋「わかる、夜中やっちゃうんだよねぇ」






輪羽君が隣の席の内藤君の方を見る。










内藤「 ぐーーーー。ぐーーーーー。ぴーーすか。ぐーーーーー。」









月嶋「内藤君も昨日、夜中やっちゃったね....
寝ちゃってるね...」









黒豆田、大海原「 輪・羽・く~ん♡」
後ろ向きで、輪羽君に背中を向けて、輪羽君を呼ぶ二人。








輪羽「なに?」








後ろ向きの黒豆田君と大海原くんが、輪羽くんの方を 合わせて一緒に振り向く。









「たら~〜~ん♪」









黒豆田君と大海原くんが、2人とも鼻の穴にティッシュを詰めて死亡みたいな顔をして、ポーズを決めたあと、ニヤニヤしている。









大海原「聞きましたよぉ。 聞きましたよぉ。 輪羽くん、あっこちゃんと付き合ってますねぇ。」







黒豆田君「『私告白したら、輪羽くん興奮しちゃったみたいで鼻血出ちゃって、心配したんだ』って、あっこちゃんが教えてくれました。」







輪羽「あっこちゃん、おしゃべりだなぁ。。」







黒豆田「あっこちゃん付き合えたことが結構嬉しかったみたいだよ、だから俺らに話したくなったんじゃないかな。 もうすぐ担任来ちゃうから、おれ、ちょっとトイレ行ってくる」






大海原「待って〜♡ 黒豆田くーん (*´ω`*)」

















輪羽「あーー授業ダルいなぁ。。
王国に戻りてぇ」







月嶋「輪羽君それいったゃだめだよ、
ナイショだよ」







輪羽「あっ、月嶋くん、わるいわるい、そうだっ
たよね。

記憶が今回は残ってるからさぁ。父上の
仕業かな。自分もこっちに来ることになっ
たから記憶残したかったんじゃないのか
な?

でも月嶋君は今回ずっと操られてたから、
ほとんど向こうの世界の記憶ないでしょ?」









月嶋「うん、ほとんどない。笑


でも、一つだけあるんだ。」











輪羽「へーぇ 何どんな思い出?」



月嶋「たいしたことはないよ」









米澤「先日駅ビルにできたおにぎり屋さんに行ってきたんですが、美味しくて、今度放課後みんなで行かない?」



月嶋、輪羽「うぃーねー⤴︎」






輪羽「そう言えば、今度の転校生、かなりの美人みたいだよ」
















担任が教室に来る



先生、「はーーい、おまいら、席に着けー。









転校生を紹介する。












光川 薫子(ひかりがわ かおるこ)だ。



仲良くしてあげてくれ。」










光川「こんにちは。今日から転校してきました、光川薫子です。よろしくおねがいします。」





大海原「フゥフゥ⤴︎⤴︎ 可愛子たんがうちのクラスに 来たぁ~~~!°(っ´ω`c)°」







担任「はーーーい、大海原、静かにしろー」







大海原「先生! 思春期の俺の気持ち、抑えられませーーん! レインボーブリッジ ふーーさできませーーん!。゚(゚´ω`゚)゚。」










クラス全員「あっははははははははは 笑」










担任「月嶋。お前の席の隣 そこ空いてるから、
光川に親切に色々おしえてあげてくれ。頼
むな」




月嶋「はい」














月嶋「よろしく」




光川「よろしくね」





月嶋「これ食べる?」



フィナンシェをそっと渡す月嶋




「ありがとう」



受け取り 微笑む光川









米澤、輪羽、内藤が、転校生を見て、何かに気づき、少し驚いた表情で、三人が顔を見合せる





そして、、



通路挟んで反対側の米澤くんが、


「はじめまして! 私、米澤竜之進と言います。オープンしたばかりの美味しいおにぎり屋さんがあるんですよ、光川さんも一緒におにぎり屋さん行きませんか」

と誘う











光川「嬉しい、、。昼間にみんなで、、 お食事ね。。 ありがとう。米澤くん。行きます。」







輪羽「 ハジメマシテ..ワウケイイチデス ケイイチクント ヨンデモイイヨ。コンド アッコチャンモ ショウカイスルネ」

と少し芝居がかった、おふざけな口調で、光川に話しかけます。




光川「はじめまして。おねがいします、あっこちゃんとも仲良しになりたいわ。けいいちくん。笑」





内藤「月嶋くん... やりましたね? ナイアタです( *´꒳`*)。 みなさん、今日の放課後は、おにぎりツアーですよぉ」






輪羽「あっ 内藤君 起きたね。
おはよーチャーン うぃ~いこうぜ!」







よしよし、転校生にみんな親切に優しくできてるようだ。なんだか、ずっと前から、光川と知り合いだったようにみえるほどだ。この五人、とっても仲良しになれそうな予感がする( *´꒳`*)雰囲気だな。よしよし。と
担任は遠くから見て思った。












担任「はーーーい、そぃじゃぁ、いっかー、今日は 抜き打ちテストやりまーす!」




みんな「え~~~~~~~~~」

「聞いてないよォ~~」




担任「光川は、今日来たばかりだから、テストの時間は、教科書を読んで、今までどんな事やってきたとか、これからどんなこと学ぶのかとか 見といてくれ」




大海原「光川さんが綺麗だからって、先生、光川さんにはなんか優しいよなぁ~~」







担任「はい、大海原~、ルパン三世の漫画本とワルサーp38の銃のおもちゃが机の中にあるの、先生知ってますよ~ 後で没収です~」









大海原「えっえっえ~~、そりゃないよお ~

とぉっつぁ~~ん」









クラスメート 爆笑








担任「大海原、先生は、とっつぁ~ん じゃないぞぉ」














龍野「どんまい 太陽君 笑」










つづく
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