第22話 漆黒のドラゴン誕生
文字数 3,356文字
「こそこそと逃げおって。」
マールが テーブルに赤ワインの入ったグラスを投げつける。グラスが木っ端微塵に割れ飛び、赤ワインがテーブルや床にぶちまけられた。
「せっかく捕まえた1人を。。のがした。。」
月嶋君が こぼれたワインを拭きます
グラスの破片を ほうきで集めます。
「こそこそと助けに来たのは どこのどいつよ。
みつけたら そいつは、、」
「マールサマ ゲンキダシテクダサイ マタオウサマカラ トモダチヲ スクイダシマショウ」
「まさるくん、、、優しいのね。いつも私の味方ね
ありがとう。。。ごめんなさい。グラス割ったりして。。」
月嶋君は 何も言わずに集めたガラスの破片をちりとりに取ります。
「.......私、むしゃくしゃしていたし、昨日、王がこちらに何千の兵を向かわせたようだけど、私の魔力により容赦なく全滅させたわ。赤子の手をひねるようだったわ。。
簡単
いとも容易い
つまんない
弱すぎて.. 笑」
マールの高笑いが響いた居間に、
少し離れたテーブルに裁縫セットを広げて、米澤君が、静かに椅子に座ってお裁縫を縫い縫いしています。台布巾を作っているようです。
米澤くんがお裁縫の手を止めて、新聞紙を取りに行くと、新聞紙を広げて、月島くんが集めたガラスの破片を新聞紙の上にまとめ置き、新聞紙を包み、月島くんと一緒に、お片付けをします。
包んだ新聞紙を月嶋君が米澤くんから受け取り、、ビニール袋の中に入れて、ビニールのくちを縛ります。
マ「よねよねも、ありがとう。。手を切らないように気をつけてね。。 ねぇねぇ、今度みんなで外にお食事行きたいわね。」
米澤くん「イイデスネ オイシイ オニ...」
マール「おに?」
米澤くん「オッ オッ オモイダセナイ.... ダケド ミンナデ デカケマショウ」
月嶋「オレモ イコウカナ...」
マール「あたりまえでしょ。まさるくん。まさるくんも一緒に行くのよ。」
月嶋君が こくりと うなずく。
マール「でもね、、、私陽の光に当たっちゃダメなのよ。だから、昼間出かけたくても、出かけられないのよねぇ。」
マールは、陽の光を浴びると、魔力を失ってしまうのであった。闇に生きる者は、暗闇の世界でしか生きていけないのである。
マール「あーぁ。昼間、ご飯食べに行きたいなぁ、、」
マ( そして この戦いは必ず勝ち私が未来の王国を私が治めるのだが、、もしも 万が一今回の 戦いで 私が 負けるような ことが起きたら、みんなとお別れね。。。)
マ「さびしくなるわね.. 」
マールは そうつぶやくと、 こんな気持ち 忘れていた こんな気持ちになったのは、何年ぶりだろうか、、 思い出したかのように、( 願っても願っても、願いなど、叶わないのだと。そうだったと。ずっと) 夢見る乙女じゃあるまいし、バカみたいな なまぬるい感情は捨てようと、目の色が変わり、自分の使命を果たさなければと、、戦闘モードに切り替わった。
マ「.........さて、今度は我々の方から
攻撃を開始する」
マ「まさるくんとよねよね、2人にはドラゴンになってもらうわ。そしてMon城もろとも、王も民も全部 お前たちの魔力の光線によって、燃え尽くすのだ。笑 バカボンのパパなのだ。
あーーっはははははつ。 愉快だわ。」
月嶋君が ビニール袋をゴミ箱の傍に置きます。
マールは喋り終えると、
二人に魔法をかけます。
マール 目を閉じて、独り言のように語り出す。
「ルシフェル様、私にお力を。私は仲間を失ってから、一人、暗闇の中にずっといました。まばゆい正当な事ばかり言う奴に、よく分からないうちに仲間と仲間との日々と私の心は打ちのめされ 私は途方に暮れました。あなた様が現れてから、あなた様にお慕いするようになり、私は目標を見つけることが出来ました。
今こそ 実行するその時が来たのです。
堕天使、黒い羽を持つ天使のお力をわたくしめにお与えください。サタンに栄光あり。」
そう喋るマールは冷静なのだが、狂気を感じさせる。その手から紫色の光が出てきて、その光を月嶋君と米澤くんに目掛けて、放ちました。
月嶋くんと米澤くんはみるみるうちに、マンション10階建てくらいの大きさのドラゴンに変わっていった。
目は、さらに冷徹な死んだような目になり、牙や爪はさらに鋭角になり、鱗の色はキラキラ鱗を光らせた青色ではなく、明日に希望も夢も持たない漆黒のおどろおどろしい闇の暗黒色であった。
うらみやつらみ、怨念のこもった重苦しい それは おぞましく恐ろしいオーラをまとって。
マール「 さぁ、おゆきなさい。二人とも。
私に二人の本気を見せて頂戴。
Mon城を 火の海にしてきなさい!!!!!!
すべて 焼き尽くすのよ!!!!!!」
目に自分の意思は持っていなく、マールの命令通り 不気味な黒いドラゴン達は、翼をバサバサと動かし、Mon城へ飛び立った。
パタパタバタ
なかよく
パタパタバタ
♡
──────────────────
ジェンオール「いやはや、エンジン様は、妖魔の城に閉じ込められていたということですね?」
エンジン「はい、たしかに。 ヒーラーちゃんが俺を助けてくれたのです。」
ジェ「ヒーラー、よくやりました。 勇気を持って危険を顧みず、1人で行ったたことは、褒められたことではありませんが、、。しかし あなたの行いで、 エンジンがここへもどってくることかできました。ありがとう」
ヒーラー「いえ、1人で勝手な危ない行動をして、反省してます、申し訳ありませんでした。 ここで私がエンジン様について行かなければ、もうエンジン様を見つけることが出来ないんじゃないかと思って、何も考えずに、跡を追いました。でも 戻ってきてくれて本当に良かったです」
ayamina王子も城に滞在していて、angとエンジンが揃うのを待ってくれていた。
そして三人は一週間集中してフレチャに明け暮れた。
ayamina王子のおかげで、急速にangとエンジンは強い戦闘能力を手に入れた。
王はayamina王子に感謝を述べた。
そして.....
王「 北の城に、、何千との部隊を送っているが、全て全滅だ。。ang、エンジン、お前達に、ドラゴンに身を変え、妖魔と戦って欲しい。」
皆で裏庭に出ると
王は王笏を回し、呪文を唱える
黄金色のオーラのような光線が王笏から出て、2人に向かって放たれる
二人がみるみるうちに、ドラゴンに変身した
ドラゴンになると
二人は、
昔の記憶を
鮮明に走馬灯のように全て思い出した。
ハグしてとふざけてたマリーの事も
トナカイクイーンちゃんとヒーラーとダブルデートした事も、
大工小屋で大工さんと話したことも、それが父だったとわかったことも
デッドウォーカーと戦った事も
マリーが城から落ちて消えたことも、
他の兄弟たちのことも、すべて思い出した。
ang「あっ 俺は、、、ang。そうだ!!!! 俺は、angだ!!!!!!」
中学生のあどけなさが抜けなかったangの表情は、闘いを積み重ねて来た勇ましくそしてあの茶目っ気タップリの戦士の表情に、変わりました。
エンジン「ウィ⤴︎⤴︎⤴︎⤴︎⤴︎ 思い出したぜ!!!! エンジンだよ、俺!!!!! 懐かしいぜ。ウォォイ⤴︎⤴︎⤴︎ この空飛ぶ感じぃ⤴︎︎︎⤴︎︎︎」
エンジンもangと同様に勇ましく頼もしい表情になり、そして空を自由に飛ぶ楽しさを知り尽くしている飛行術を魅せます。
二人は、大空へ。
めいいっぱいに翼を広げて、
久しぶりの飛行を楽しんだ。
そして美しい故郷の風景を 見渡して、
心が震えた。
王の元へ降り立つと、、
「父上、必ずや MR.GとR.Bを連れて帰ります!!!」
王「頼もしい。我が息子達よ。頼んだぞ」
angとエンジンは、北の城へ向かって飛び立っていきました。
王「ジェンオール、お前も後について、あの子達にトームをかけてあげてほしい」
ジェ「御意。 行って参ります」
ジェンオールがそのあと飛び立ち、
王とほのかが城で皆の帰りを待つことになった。
ほのか「 お兄ちゃん達、がんばって...」
つぶやく。
幼いながらも、今回の戦いが 重要だということ、ほのかにも分かったようだ。
つづく
マールが テーブルに赤ワインの入ったグラスを投げつける。グラスが木っ端微塵に割れ飛び、赤ワインがテーブルや床にぶちまけられた。
「せっかく捕まえた1人を。。のがした。。」
月嶋君が こぼれたワインを拭きます
グラスの破片を ほうきで集めます。
「こそこそと助けに来たのは どこのどいつよ。
みつけたら そいつは、、」
「マールサマ ゲンキダシテクダサイ マタオウサマカラ トモダチヲ スクイダシマショウ」
「まさるくん、、、優しいのね。いつも私の味方ね
ありがとう。。。ごめんなさい。グラス割ったりして。。」
月嶋君は 何も言わずに集めたガラスの破片をちりとりに取ります。
「.......私、むしゃくしゃしていたし、昨日、王がこちらに何千の兵を向かわせたようだけど、私の魔力により容赦なく全滅させたわ。赤子の手をひねるようだったわ。。
簡単
いとも容易い
つまんない
弱すぎて.. 笑」
マールの高笑いが響いた居間に、
少し離れたテーブルに裁縫セットを広げて、米澤君が、静かに椅子に座ってお裁縫を縫い縫いしています。台布巾を作っているようです。
米澤くんがお裁縫の手を止めて、新聞紙を取りに行くと、新聞紙を広げて、月島くんが集めたガラスの破片を新聞紙の上にまとめ置き、新聞紙を包み、月島くんと一緒に、お片付けをします。
包んだ新聞紙を月嶋君が米澤くんから受け取り、、ビニール袋の中に入れて、ビニールのくちを縛ります。
マ「よねよねも、ありがとう。。手を切らないように気をつけてね。。 ねぇねぇ、今度みんなで外にお食事行きたいわね。」
米澤くん「イイデスネ オイシイ オニ...」
マール「おに?」
米澤くん「オッ オッ オモイダセナイ.... ダケド ミンナデ デカケマショウ」
月嶋「オレモ イコウカナ...」
マール「あたりまえでしょ。まさるくん。まさるくんも一緒に行くのよ。」
月嶋君が こくりと うなずく。
マール「でもね、、、私陽の光に当たっちゃダメなのよ。だから、昼間出かけたくても、出かけられないのよねぇ。」
マールは、陽の光を浴びると、魔力を失ってしまうのであった。闇に生きる者は、暗闇の世界でしか生きていけないのである。
マール「あーぁ。昼間、ご飯食べに行きたいなぁ、、」
マ( そして この戦いは必ず勝ち私が未来の王国を私が治めるのだが、、もしも 万が一今回の 戦いで 私が 負けるような ことが起きたら、みんなとお別れね。。。)
マ「さびしくなるわね.. 」
マールは そうつぶやくと、 こんな気持ち 忘れていた こんな気持ちになったのは、何年ぶりだろうか、、 思い出したかのように、( 願っても願っても、願いなど、叶わないのだと。そうだったと。ずっと) 夢見る乙女じゃあるまいし、バカみたいな なまぬるい感情は捨てようと、目の色が変わり、自分の使命を果たさなければと、、戦闘モードに切り替わった。
マ「.........さて、今度は我々の方から
攻撃を開始する」
マ「まさるくんとよねよね、2人にはドラゴンになってもらうわ。そしてMon城もろとも、王も民も全部 お前たちの魔力の光線によって、燃え尽くすのだ。笑 バカボンのパパなのだ。
あーーっはははははつ。 愉快だわ。」
月嶋君が ビニール袋をゴミ箱の傍に置きます。
マールは喋り終えると、
二人に魔法をかけます。
マール 目を閉じて、独り言のように語り出す。
「ルシフェル様、私にお力を。私は仲間を失ってから、一人、暗闇の中にずっといました。まばゆい正当な事ばかり言う奴に、よく分からないうちに仲間と仲間との日々と私の心は打ちのめされ 私は途方に暮れました。あなた様が現れてから、あなた様にお慕いするようになり、私は目標を見つけることが出来ました。
今こそ 実行するその時が来たのです。
堕天使、黒い羽を持つ天使のお力をわたくしめにお与えください。サタンに栄光あり。」
そう喋るマールは冷静なのだが、狂気を感じさせる。その手から紫色の光が出てきて、その光を月嶋君と米澤くんに目掛けて、放ちました。
月嶋くんと米澤くんはみるみるうちに、マンション10階建てくらいの大きさのドラゴンに変わっていった。
目は、さらに冷徹な死んだような目になり、牙や爪はさらに鋭角になり、鱗の色はキラキラ鱗を光らせた青色ではなく、明日に希望も夢も持たない漆黒のおどろおどろしい闇の暗黒色であった。
うらみやつらみ、怨念のこもった重苦しい それは おぞましく恐ろしいオーラをまとって。
マール「 さぁ、おゆきなさい。二人とも。
私に二人の本気を見せて頂戴。
Mon城を 火の海にしてきなさい!!!!!!
すべて 焼き尽くすのよ!!!!!!」
目に自分の意思は持っていなく、マールの命令通り 不気味な黒いドラゴン達は、翼をバサバサと動かし、Mon城へ飛び立った。
パタパタバタ
なかよく
パタパタバタ
♡
──────────────────
ジェンオール「いやはや、エンジン様は、妖魔の城に閉じ込められていたということですね?」
エンジン「はい、たしかに。 ヒーラーちゃんが俺を助けてくれたのです。」
ジェ「ヒーラー、よくやりました。 勇気を持って危険を顧みず、1人で行ったたことは、褒められたことではありませんが、、。しかし あなたの行いで、 エンジンがここへもどってくることかできました。ありがとう」
ヒーラー「いえ、1人で勝手な危ない行動をして、反省してます、申し訳ありませんでした。 ここで私がエンジン様について行かなければ、もうエンジン様を見つけることが出来ないんじゃないかと思って、何も考えずに、跡を追いました。でも 戻ってきてくれて本当に良かったです」
ayamina王子も城に滞在していて、angとエンジンが揃うのを待ってくれていた。
そして三人は一週間集中してフレチャに明け暮れた。
ayamina王子のおかげで、急速にangとエンジンは強い戦闘能力を手に入れた。
王はayamina王子に感謝を述べた。
そして.....
王「 北の城に、、何千との部隊を送っているが、全て全滅だ。。ang、エンジン、お前達に、ドラゴンに身を変え、妖魔と戦って欲しい。」
皆で裏庭に出ると
王は王笏を回し、呪文を唱える
黄金色のオーラのような光線が王笏から出て、2人に向かって放たれる
二人がみるみるうちに、ドラゴンに変身した
ドラゴンになると
二人は、
昔の記憶を
鮮明に走馬灯のように全て思い出した。
ハグしてとふざけてたマリーの事も
トナカイクイーンちゃんとヒーラーとダブルデートした事も、
大工小屋で大工さんと話したことも、それが父だったとわかったことも
デッドウォーカーと戦った事も
マリーが城から落ちて消えたことも、
他の兄弟たちのことも、すべて思い出した。
ang「あっ 俺は、、、ang。そうだ!!!! 俺は、angだ!!!!!!」
中学生のあどけなさが抜けなかったangの表情は、闘いを積み重ねて来た勇ましくそしてあの茶目っ気タップリの戦士の表情に、変わりました。
エンジン「ウィ⤴︎⤴︎⤴︎⤴︎⤴︎ 思い出したぜ!!!! エンジンだよ、俺!!!!! 懐かしいぜ。ウォォイ⤴︎⤴︎⤴︎ この空飛ぶ感じぃ⤴︎︎︎⤴︎︎︎」
エンジンもangと同様に勇ましく頼もしい表情になり、そして空を自由に飛ぶ楽しさを知り尽くしている飛行術を魅せます。
二人は、大空へ。
めいいっぱいに翼を広げて、
久しぶりの飛行を楽しんだ。
そして美しい故郷の風景を 見渡して、
心が震えた。
王の元へ降り立つと、、
「父上、必ずや MR.GとR.Bを連れて帰ります!!!」
王「頼もしい。我が息子達よ。頼んだぞ」
angとエンジンは、北の城へ向かって飛び立っていきました。
王「ジェンオール、お前も後について、あの子達にトームをかけてあげてほしい」
ジェ「御意。 行って参ります」
ジェンオールがそのあと飛び立ち、
王とほのかが城で皆の帰りを待つことになった。
ほのか「 お兄ちゃん達、がんばって...」
つぶやく。
幼いながらも、今回の戦いが 重要だということ、ほのかにも分かったようだ。
つづく