第122話

文字数 360文字

交通費は母と父が出してくれて帰れることになった。
義父母も足しになればと少しお金を持たせてくれた。
あの当時、私はどうしても義理家族が好きになれず、陽太は私が育てる!!お義母さんの子じゃないから子育てしないで!!私のやり方で育てたい。という思いが強かったが、今思えば本当に陽太を大切に思っていてくれたとおもう。

『男の子だ!!良かった。これなら周りに報告できる』
と無神経なことも言われたが、彼らなりの愛し方で私にも優しくしてくれていた。
当時はその場の行動や言動に囚われて理解できなかった。
1歳を迎えて大阪へ帰った。
助産師さんに見てもらい『大丈夫。おっぱいやめて食べる量が増えれば問題ない。多分、この子すごーーーく動から食べた分消費しちゃうんじゃないかな。お通じの調子もいいし、貧血っぽい感じはないから健康。』と言ってもらえた。
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