第35話
文字数 549文字
私はとにかく横になりたくて…何度かトイレに行った。
母もついてきてくれたが、やはり女のくせに…というお父さんの発言に腹を立てていてトイレで愚痴をこぼしていた。
『あのおっさん、女、女って…その都度こっちも男、男言うたろか。女も男もないわ、ほんまに。
まあ、でも、もし結婚するとして仕事はしといたほうがいいよ。私もなんだかんだシングルマザーで3人育てられたのはやっぱり正社員で仕事してたからやね。』
「結婚するか分からへん。そんなにデメリットないならこのままでもいい。お母さんたちに気を使ったり上手くやっていくとかができる気がせん。」
『まあ、私も今おーちゃん(母のパートナー)とまやちゃん(異父の妹)育ててるけど、日本は籍入れてないとねぇ…。認知はできるけど戸籍上、まやちゃんは私の子供で私はシングルマザーやん。同じ道辿るか?』
「うーん…なんかそれも……な…。お父さんとか許してくれなそう…まあ、もうちょっと考える。」
『ウジウジして…お父さんのために結婚するんかいな。まあ、もういいわ。とりあえずお腹どう?』
「お腹痛いしもう帰りたいけどまた車乗るのもしんどい。けど、乗らな帰られへんし」
『私、今日は東京の友達の家に泊めてもらうから。また明日あんたの家寄るわ。なんかいるものあったらメールして』
「分かった。」
母もついてきてくれたが、やはり女のくせに…というお父さんの発言に腹を立てていてトイレで愚痴をこぼしていた。
『あのおっさん、女、女って…その都度こっちも男、男言うたろか。女も男もないわ、ほんまに。
まあ、でも、もし結婚するとして仕事はしといたほうがいいよ。私もなんだかんだシングルマザーで3人育てられたのはやっぱり正社員で仕事してたからやね。』
「結婚するか分からへん。そんなにデメリットないならこのままでもいい。お母さんたちに気を使ったり上手くやっていくとかができる気がせん。」
『まあ、私も今おーちゃん(母のパートナー)とまやちゃん(異父の妹)育ててるけど、日本は籍入れてないとねぇ…。認知はできるけど戸籍上、まやちゃんは私の子供で私はシングルマザーやん。同じ道辿るか?』
「うーん…なんかそれも……な…。お父さんとか許してくれなそう…まあ、もうちょっと考える。」
『ウジウジして…お父さんのために結婚するんかいな。まあ、もういいわ。とりあえずお腹どう?』
「お腹痛いしもう帰りたいけどまた車乗るのもしんどい。けど、乗らな帰られへんし」
『私、今日は東京の友達の家に泊めてもらうから。また明日あんたの家寄るわ。なんかいるものあったらメールして』
「分かった。」