第4話 準 備
文字数 926文字
～コンビニ～
店長、アミリの世話よろしく。
ハムスターの餌ってどこに売ってんだ？
この店でも売ってるって、もう。
ハイハイ、アミリちゃん餌ですよ。
さっきあげたばっかだって、もう。
半年とはいえ寂しくなるな。
ここ倭儀都 で暮らす人たちは、倭儀人 と呼ばれている。
他の異なる種族と区別するためである。
●神牙人
＝
●
＝
●
＝
～3日後～
今週分の経費、確かに入金されています。
え、そっちに入金されんの？
契約書にはそう記載されていますが。
・・・
確か、１人５万ゼルだっけ？
２人で５万ゼルみたいですね。
！！
はァ？
契約書にはそう記載されていますが。
やられた、あのクソ親父！！！
私は給料制なので大丈夫です。
ドライだなァ。
まずは準備のために新儀潟 まで出ましょうか。
2人は電磁鉄道 に乗車する。
初めてヴェドム-ウィルスを直 で見ましたが、
本当に蹴っても叩いても
そんな簡単に抜けたら勇者になっちゃうだろ。
～同日：北叡府 、新儀潟 ～
２人は佐儀渡 から4つ目の駅、新儀潟 に降り立つ。
「全身用電磁防装具 」はもう着てますよね。
「
●全身用電磁防装具
＝外部からの衝撃を吸収する一般的な耐衝撃スーツ。
日常の動きを利用した発電、充電が可能。
ちなみにピークブックは非接触充電式。
●
＝基本的には防具だが、蹴り技の際にも有効。
おッ、これも使えそうだな。
じゃあ、クラウドペイでお願いします。
