第2話 アトリエの回想

文字数 7,582文字

 生きる術。その基礎となるものを身につけたのは、あの釧路のアトリエでの2年間の共同生活だったと思う。

「コイツを連れて帰る」

 おれが18歳の時に突然現れた男は言った。名前は少二郎といい、灰色の頭髪をした鷲鼻の、俊敏そうな痩せた筋肉質の男だった。彼は自身をアーティストであると名乗り、”俺はお前の遠い親戚にあたる、皆は反対したが時期が来ればお前を預かるつもりだった”、と言った。
 おれは少二郎に会った記憶はないのだが、彼は幼い頃のおれを知っていたのだという。

 この頃のおれは無様そのもの。一時的な重度の摂食障害になっており、食っては吐いてを繰り返していた。最も深刻な状態にある時は、通常の体重よりも20キロも減っていた。172センチの男が40キロ台に突入する危険水域。身動きもまともに取れなかった。
 点滴を打たれて横たわり、目の隅で頭上にぶら下がっている栄養剤の透明なパックを微かに眺めていた日々。若くして生きることにも、すでに疲れ果てていたし、どうすればいいのか、という改善の意欲も失っていた。

 だからあの日急な訪問者が現れ、その男が医療者らに何やら喚いていたとしても、いつも通り仰向けに弱って横たわったまま、別に興味も持てなかった。

「これは提案ではない、クレームだ。手順は踏まない」
 年齢の割に妙に元気のいい男の声は、はつらつと響いた。

「悪気は無いんだろうから許してやる。だがこれ以上はダメだ」
 
 ”少二郎”は、強い口調に変わる、

「もしその静養生活もどきでコイツの状態が良くなるんなら、いつまでもこんなザマはないだろ。見ろよ、枯れ枝だぜ? コイツが何も食えない状態を根本的に解決しなければならない。今やただのベッドマンだ。俺に良い考え方がある」

 ”俺はアーティスト”___。
 そう名乗った男は、おれのベッドの端にドカリと座って腕を組み、医療者相手に場を制圧した。

「例えば、そうさな。軍の士官学校が若者に行うメニュをおたくらには出来ない。本当に必要なリカバリー。そいつを一緒に考えていこうじゃないか。だからここからは俺が引き継がせてもらう。患者の様子が改善しないようならば更なる静養を追加し、また追加し___。もうおたくら自身でさえ、コイツの病状が何なのか分からねえという混線ぶり。この”ハウンド”は十分過ぎるほど寝た」

 少二郎は笑う。
「こんな惰性気味な日々を繰り返していたら、コイツが弱っていくのも無理はない話」

 医療スタッフや医師は可能な限り抗議していた。彼は頑なに譲らずで、結局どちらがどう納得したのか、それは憶えていない。だが言い負かしたのは少二郎だ。当時のおれの鈍った頭では、どちらも変わりない戯言に感じただけだった。正直、どうでもよかった。

「アキアス」少二郎はおれに向き直り、見下ろしてきた。
「面白いザマになったな」

 彼はニヤリとした。そしてベッドの脇の備え付けテーブルを指差す。数冊の本が乗っている。

「お前の本だろ? 哲学書ばかり読み漁っていたようだな。何か答えは見つけられたのか? いや、答えなくていい。聞かなくても分かる。実生活に応用が効かなかったってことに違いない。___いいか、アキアス。ここにミカンがある」

 少二郎は見えないミカンを手に持っている。

「ミカンってのはこう、指を突っ込んで皮をむいて、そして食べる」

 彼は頬張る仕草までしていた。

「それがミカンだ。ただ机の上のミカンをああだこうだと考えていても、あまり意味はない。手に取ってむいて食べる、それがミカン。お前の人生もそれと似ている」

 少二郎はおれの痩せ細った身体を当然のように軽々と起き上がらせた。分厚い手のひらが、おれの背中を支え、その手からは温かさを感じた。これまで自分が知っていた、いわゆる”人の手”とは全く違うものに感じられた。それをよく憶えている。おそらく世間の家族のある人らには慣れ親しんだ類いのものなのだろうが、当時のおれには初めての感触だった。

 哲学書の山___。どうして自分がこの種の本を熱心に読んでいたのか、自身では良く分かっていなかった。少二郎はこれについても的確に言い当ててくる。

「お前のその生き辛さ。___その違和感。言葉にして説明できないんだろ。ならばその答えもまた、言葉ではない可能性が高い」

 おれはこの時になって、初めてこの訪問者の顔を見て目が合った。少二郎はニヤッと笑う。

「努力の跡は評価する。だが、それでは解決しないぞ。アキアス」

 病室に夕方の西日が差し込んでいた。黄金色の光だった。

「ここを出るぞ」

 退院の手続きを終えて、おれは少二郎に寄りかかりながら病院のロビーを出た。目が眩しい___。


* * *


「モルタルを降ろしてくれ!」

 麻のロープに縛り付けたコンクリート入りのバケツを少しずつマンホールの中へと降ろしていった。マンホールの縁に足で突っ張って踏ん張り、手にはめた軍手はバケツの肢に縛りつけた麻紐との摩擦で、焦げたような色が付いている。

 セメントと砂の配合比率は1対3、要するにモルタルだ。菅の繋ぎ目を”パテ”で埋めてフラットにしていく。少二郎は左官の仕事をしていた。

 おれは18歳で肉体労働を始めた。この時期だ。

 少二郎の左官業の助手としてスタートした当時、時給は800円を下回っていた。あの頃の最低賃金がその付近だったし、北海道はそもそも時間給が安い。
 最初は仕事ってものに億劫な気持ちも当然あった。皆そうだと思う。だが少二郎が言った通り、肉体をフル活動させる『労働』というものに、次第に夢中になっていった。

 季節は夏真っ盛り。おれは着ているシャツがビッシャリと肌にくっ付くぐらいに汗をかいていた。

「配合が緩いな。もっと水を減らしたほうがいい」

 少二郎がマンホールの穴から登ってくる。ロープに手をかけ、スルスルとバケツを引き上げる。内容物は20キロ近い重量のモルタルだ。彼はセメント材と砂を加減して加え、モルタルを練り直した。おれはそれを触って、粘度の感触を覚えようとした。

 少二郎と一緒に大きな白樺の木の陰に座って涼んだ。おれは脚にはニッカボッカを履いている。鳶職や土方がよく履く作業ズボン。これは日本特有のスタイルで、世界的にも見られない珍しいものらしい。
 少二郎は時折、リーバイスの余裕のあるジーンズを履くことがあった。なにかと洒落た服装は常にしている男だ。

 二人はコーラの缶を手に、風を受けていた。
 見渡す限りに広い現場___。

 ここは市に委託された建設会社が頭となって、上下水道、電柱電線などのインフラを整備した後で次々に家が建ち並ぶ、そういった住宅予定地。
 農家が所有していた土地を売却して宅地となるエリア。元々は畑だった。少二郎のような個人業者も下請けとして入るわけだ。それこそ多くの人間が関わっている億円事業。

「少ちゃん、その子は誰だい?」

 他所の会社の左官仲間の一人が言った。少二郎は日焼けした顔を彼に向ける。

「親戚の子だよ。アルバイトがてら手伝わせてる。社会勉強にもなる」

「君、学校は夏休み?」
「___もう中退してるので」おれは応えた。

「金貯めてなんか欲しいものでもあるの? 俺は高校の時、ドラムセットを買ったよ」

 欲しいものは無かったから、おれは黙っていた。

「そうか。趣味はバンドではないんだね」

 おれの人生に音楽は関係のないものだろうと当時は思っていた。人前でパフォーマンスするなんざ、もってのほか。

「アキアスはこれからそういうものを見つけていくんだ」と少二郎は彼に言い、少々遠慮がちな感じでおれの肩に腕を回してきた。

 その様子からも分かる。少二郎は無闇やたらな熱血漢ではなく、性質的には繊細な男だった。当時どうしようもない18歳だったおれのために、ちょっとばかり強引な役どころを買って出なければならなかったのだろう。


* * *


 少二郎は買い物カゴに黄色いパプリカを突っ込む。

「突拍子もなく、いい色だ。油絵のモデルになってもらおう、君」

 スーパーの店内をおれは少二郎に付いて周った。牛ヒレブロックを探していた主婦に少二郎は気さくに話しかける。

「ここだな」彼は空いているスペースを指差した。

「あら、売り切れてるのね」と主婦は残念そうに言う。少二郎が首を振って笑った。

「いや、バックヤードにはあるよ、まだ12時だからね。絶対あるよ。今はハケちゃってるだけだな」

 彼は近くにいた店員に話しかける。
「ヒレブロックを出してくれるかい? この人に150グラムで一つ作ってあげてくれ。150が欲しいって言ってるから」

 少二郎は水産コーナーでおれを小突いた。
「見ろ、アキアス。今が旬のマスだぜ。こんなん絶対うまいな。買おう」

 そしてカゴにカラフトマスを入れる。いつもこんな感じだった。

 アトリエに戻ると冷蔵庫に食料をしまう段になる。おれも一緒になって野菜類をパックした。少二郎はレシートを伝票針___企業の事務所によくあるやつに刺す。

「ファスティングやオートファジーの考え方によると朝飯は食べなくてもいいのだが、俺たちは労働者だ。朝ってのは何ぶん時間がないのも事実だが、身体を起動させるタイミングになる。何を食べるか迷って食いそびれるよりも、何も考えずに毎朝同じものでも摂っていたほうがいいに決まってる。同じ食材のストックを崩していくだけで済むしな。楽でいい。朝のライフ・ハックだ」

「夜はワイフ・ファック」おれは栄養学の本を開く。

「諸説あるけど、結局のところ炭水化物によるブドウ糖は脳に必須だから外すべきじゃない。たんぱく質が時に糖の代用品になるらしいけど、摂ったほうがいい。___朝はたんぱく質。卵に乳製品、ついでにバナナみたいな果物」

 おれたちは三つに区分けされた大皿を使い、卵と肉類と葉物を乗せた。洗う枚数が一枚で済む。

「道民税を払っている俺たちには今晩ホッケのフライをやる権利がある。幸いなことにここは道内一の港町だ。魚がバカ旨い」


 夕飯が済むと、おれたちは絵を描いた。少二郎はアマチュアのアーティスト。絵を描き、時に木工から金物まで様々な物作りまでもした。

 そして早くから日本では珍しく、韻文で詩を書いていた。

 彼は40センチ四方のキャンバスに油絵をして、おれは木炭を片手に思いつくままに絵を描いてみた。絵を描いたことはなかったし、全然上手くはなかったのだが、その時は人の顔を描いていた。想像上の男女それぞれの肖像を真正面から。筆圧が高いせいか、濃淡はあってないような木炭画になっていた。白と黒がはっきりと分かれている。そんな絵だった。

「父ちゃん母ちゃんを恨むか、アキアス。そういうもんなのか?」

 しばらくすると、彼がふいに聞いてきた。

 おれは特に何の感情も持っていないと言った。実際それに近いと思っていた。___だが本当はそうではなかったようだ。今なら分かる。多くの例に漏れず、その手の出来事は人の内側で割と大きな影を落とす。自分は違うのだと当時は思いたかっただけだ。

「親がどうであれ、お前がどんな人間に成っていくかは全く別のことだ。言い訳にもならんし、環境因子に負けた個体ということになる。境遇の悪さから咲いた花のような人も多い。どちらに振れるかはお前次第。俺はお前が見事に化けるってほうにbet(ベット)している」

「おれと親は関係ない、そもそも知りもしない人間から影響は受けないよ」

 おれは木炭を走らせ、目の前に描いた男女それぞれの顔が見た事のない両親の顔かもしれないという妙な感覚に襲われた。まるでキャンバスに引きずり込まれそうな不快な感じがしてきて描くのをやめた。それを見た少二郎もブラシを置いた。

 おれたちは次に紙を広げて、作詩に切り替えていく___。

 気づくと辺りはすっかり暗く日没し、トタン屋根のアトリエの中央でコークスストーブがパチパチと燃えている。高齢になったアーティストと18歳だったおれ。二人は想い想いに黄色いアメリカ製のリーガルパッドにペンを走らせ、言葉を紡いでいく。ライミングだ。

 おれはなぜか言葉に強かった。

 少二郎にその形式を教わると、次々に回文やアナグラムも制作していった。その制作スピードと質の高さは異質なもので、少二郎を喜ばせた。彼は頷いて言った。

「どうやらお前は、言葉を使う種のアセットらしいな」

 そしてライミングのスキルは早々に少二郎を追い抜き、一本書き上げ、また次を書き上げ、そしてまた次へと殴り書きしていった。

 寝る前には二人でよく様々なディスカッションをした。時には宗教にまつわる話まで。少二郎もおれも一定の神や信仰を持たない男だった。

「彼らはユニークではあるが、それ以上の何かではない」と彼は言い、おれは「病跡学の観点から見て、単に大昔の精神病罹患者である」と解釈していた。

 おれや少二郎が神にまつわるもので目を引いたのは”彼らの物語”のほうであって、説法や儀式的な信仰スタイルではない。キリストにしてもブッダにしても、彼らを物語るストーリーが存在し、それが人々に印象付け、惹きつけ、ひいては後世まで長々と継承されてきたという側面がある。おれたちが神についてディスカッションをする際、話題になるのはむしろそっちのほうだった。

「精製され、物語に落とし込まれた人間はパッケージ化され、長い歳月を経ても尚、残っていくようだな」

 少二郎はストーブの側のリクライニングチェアを前後に揺すり漕ぎながら笑った。

「思うんだけど__」

 足を投げ出してパイプ椅子に腰座りしていたおれも言う。

「しょうもない重役よりも優秀な作業員のほうが会社の利益と直結しているように、仏教の開祖や説法連中よりも、寺の作務をしている修行僧の若者のほうが精神性も崇高な気がするな」

 少二郎はおれの指摘を聞いて、ストーブの向こう側からニヤリとした。おれは考えをまとめる、

「作務をしている僧にだけは共感するんだよ。要は”実践禅”って感じだ。他のもんはクソでも禅は面白い。それも作務みたいな日常のあらゆる雑務が、結局は『自分を高めていく』っていう考え方だ。障子の上に埃が少し溜まっていようが溜まっていまいが、ほとんど関係はねえし生きていく上でも支障もない。だがそれを拭き取る”数秒のアクション”の意味をおれは時々考えるんだけど、あれは多分アクションをした人間の中で意味が生じているんだな」

 おれはパイプ椅子の上で座り直し、熱弁する。

「埃や障子はこの際どうでもいいんだ。毎日その数秒のアクションをする自分。習慣性が身体の中に染み込み、精神に規律や強固な行動力が培われていく。まさに『日常の雑務をフル活用した個人修行』そのものだ。やるとやらないとでは人間が違ってくる。汚れてもいない寺の廊下を毎日雑巾掛けすることも、埃を拭き取ることも、それ自体に意味は別にない。それを日々やることで、その人間の内側が変形していくんだ」

 少二郎は満足そうに笑い、おれを賞賛してくれた。

「お前はその作務のような”実践禅”を人生に取り入れていけ。俺が今まで意味があると信じてやってきたことの数々も、まさにそれだと思う。飯も必ず自分で調理するしな」

 彼はニンマリした。

「このへんぴなボロ小屋のなかにあって、偉大な宗教家を潰す気か、アキアス」

 そうは言うものの、彼もまた似たような考え方を持っていた。そして常に負けない少二郎は、おれの話に補強を加えていく。

「宗教家や哲学者が書く説法やなんかはアルコールに似ている。その時は感心もするし感化もされるが、時間が経つとさっぱり酔いが醒めるみたいに消えていくもんだ。実用性がないからだ。実践に使えない実用性なきものは戯言でしかない。厳しい言い方だけどな。俺たちは『アクション』の中を生きている。使えないもんに用はない。例え神の説いたものであってもそうだし、実際それらのものの考え方が、今の世の中に合わないこともよくある」

 実践的なことに拘って生きてきた男の弁だった。

「悪行の限りを尽くし、旨い汁を吸い続けて大往生する奴もいる。こいつらは特に報いを受けずに、人生を終えていくケースも割と多い。さらには逆もある。___この間ニュースで見たが、中東の紛争地域で人道支援をしようと現地入りした米国人女性が、武装勢力に捕まる。そこで彼女は”あなたたちを助けに来たのよ”と言っても、繰り返し暴行され、はたまた祖国の空爆に巻き込まれたか、武装勢力によって殺される。良いことをした後に良いことが巡ってくる、あるいは悪いことを乗り越えた後で良いことが巡ってくる、と俺たちは考えがちだ。だが、そういった神の帳尻合わせも、特にないのがこの世界だ。俺たちは『人助けをしよう』と教わる。だが人助けを求められて、ついて行ったらそれが罠で暴力に遭ったりもする。___強姦された女性に使われた手口だ。俺たちのいる世界は、こういうところだ。別に限定的な例を持ち出して世界を見ている訳じゃない。綺麗事ではカヴァーされない、世界の多面性を述べたに過ぎない。普通に考えても大昔の人間の説法が、現在でも適応できるかどうかも十分にあやしい」

「結局のところ、『どう生きるか、どう振舞うべきか』ってのは、自分で答えを弾き出す必要があるんじゃないか? 説法だの紙上哲学だの、ましてや神なんざ、ただひたすら得体の知れないものでしかない。___子供の自由な遊びの機会を阻害してまで、日曜の教会通いを子供らに強要するクリスチャン。お祈りを熱心にするが、子供を性摂取するバチカンの聖職者。どいつも人間性が伴っていない。___神のような妙な磁場の働くところにいる人間にはオカシクなった輩は多い。それは”神の意向である”として、自分自身で考えることを放棄しているから、まあ___」

「___偶然じゃねえんだな」おれが言った。

 全ての人間がそうでないにしても。
 おれと少二郎は『例外』から答えを導き出す手法を好んだ。それは自分たちが、アウトサイダーとしての疎外感を二人とも感じているからだったのかもしれなかった。
 彼は理解されない頃からの韻文詩人だったし、おれは生まれ育った境遇からしてそうだったから。

 おれは少二郎を尊敬していて、あらゆることを吸収していった。けれど彼の言葉そのものを鵜呑みにしていった訳じゃない。彼に『作物のつくりかた』を教わったという感覚だった。
 自分の頭で考え、問題を解決していく知恵を養うこと。それが彼から受け取ったアセットだった。作り物を貰っただけでは、それ以上の生産は見込めない。だが作り方を知り得ていれば、自分でこの先も何かを生み出せるし、また改良もしていけるだろう。

 ___長く感じる。

 でも彼のアトリエに居たのは、2年の間だけだった。
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