【審判の日10日前】三澤隼人1

文字数 439文字

4時59分30秒
三澤(みさわ)隼人(はやと)は深い眠りについていた。
1Kの1人暮らしマンション。
余計な装飾物は一切無く、部屋のほぼ全ての家具はホワイトに統一されていた。
あまりにも無機質で何の生活感も無かった。1人暮らしの部屋というよりも、まるで精神病棟の一室のような部屋だった。
4時59分50秒
三澤隼人はまだ深く眠っていた。
57秒・・・58秒・・・59秒・・・
5時00分00秒
まるで電源を入れたロボットのように三澤隼人は目を開けた。何のタイマーもかけていなかった。

5時10分00秒から5時20分00秒まで、朝日を浴びながら、マンション近くを軽く散歩した。

それから6時00分00秒まで、筋肉トレーニングをした。
その後いつもの朝食をとり、パソコンの電源を付けると、先生から仕事が来ていないか確認した。

今日は仕事が無かった。

その後、いつものトレーニングを行い、いつもの昼食といつもの夕食を取り、読書をして、入浴や歯磨きを済ませた。

21時55分00秒に入眠体勢に入り、22時00分00秒に深い眠りについた。
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