オペラを見て死ね! season2

[創作論・評論]

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18件のファンレター

前作『オペラを見て死ね!』から早1年あまり。こちらの「シーズン2」はさらにスリリングな演目を集めてみました。
動画の関係者の皆様に最大限の敬意を払いつつ、またこのサイトのチャットノベルの機能をお借りする形でオペラの魅力をお伝えする試みです。皆様にこの楽しさが伝わりますように!

表紙写真:ミラノ・スカラ座ガレリア

目次

連載中 全31話

2024年04月25日 18:46 更新

  1. Ⅰ 悪魔と契約! グノー『ファウスト』

  2. 第1話 いきなり悪魔の登場です2024年01月24日
  3. 第2話 伝説、ゲーテ、そしてグノー2024年03月08日
  4. 第3話 不穏、だけど優美な序曲2024年03月15日
  5. 第4話 何ひとつ解らぬ2024年03月15日
  6. 第5話 魅力的な幻影2024年03月15日
  7. 第6話 6群の合唱、混戦!2024年03月15日
  8. 第7話 黄金の子牛は2024年02月06日
  9. 第8話 剣のコラール2024年01月12日
  10. 第9話 ワルツとコーラス2024年03月11日
  11. 第10話 シーベルの「花の歌」2024年02月05日
  12. 第11話 慎ましく清らかな家よ2024年01月29日
  13. 第12話 トゥーレの王2024年01月15日
  14. 第13話 宝石の歌2024年01月29日
  15. 第14話 隣の奥さん2024年02月05日
  16. 第15話 奇妙な四重唱2024年01月29日
  17. 第16話 愛の囁き、そして拒絶2024年02月07日
  18. 第17話 地獄に堕ちる愛2024年02月06日
  19. 第18話 マルグリートの嘆き2024年02月08日
  20. 第19話 教会で対決2024年02月20日
  21. 第20話 兵士たちのコーラス2024年02月11日
  22. 第21話 悪魔のセレナード2024年02月20日
  23. 第22話 決闘の三重唱2024年02月20日
  24. 第23話 ヴァランタンの死2024年03月11日
  25. 第24話 ワルプルギスの夜2024年04月03日
  26. 第25話 ブロッケンの谷と牢獄2024年03月10日
  27. 第26話 ゲーテ『ファウスト』が言いたかったことは?2024年03月25日
  28. 第27話 監獄での説得2024年03月11日
  29. 第28話 天使降臨2024年03月18日
  30. Ⅱ 間奏曲

  31. 第29話 ボーイト『メフィストーフェレ』2024年04月03日
  32. 第30話 『アヴェ・マリア』2024年04月12日
  33. 第31話 『ロメオとジュリエット』2024年04月25日

登場人物

登場人物が未設定です

ファンレター

3話と30話の

つばめさんこんにちは、第3話の序曲の場面、はっきり言って感動しました。 「死」を表しているように思えます。人造人間とはいえ、生身の人間だって何かにつくられたようなもので。 あの布にくるまった女性、死んでいたような女性が生き返り、ファウストが抱きしめ、彼女が踊りだす場面。 涙ぐみました。 「生」の象徴というか、この「ファウスト」という作品の存在の、何か根底的なものを表している場面のように感じました。 あと30話のアヴェマリア、先日カッチーニのそれを聴く機会があったんですが、このバ ... 続きを見る

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まるでパラレルワールド!

ゲーテの『ファウスト』がオペラになり、それが更に様々な演出、結末を生み出し、無数の【ファウスト】が創られていく――まるでパラレルワールドが入り乱れる宇宙空間を眺めているような気持ちになりました。 こうした多様性は音楽劇としてのオペラだからこそとも言えますし、そもそもゲーテの原作にしてからが、読者ひとりひとり異なったイメージを持っているわけで、そうした読者の頭の中のイメージが具現化されたとも言えそうで……。 オーケストラを、指揮者の手の中の、一本の指揮棒が自在にあやつるように、いくつものパ ... 続きを見る

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説明していただいた内容の厚さに大満足です

 ゲーテのファウストまで言及していただき、動画のチョイスも多岐にわたり、とても厚い内容でした。  なんとなく身構えがちなオペラですが、やっぱりきちんと見所を教えていただくと楽しいですね。今度ファウストを見る機会がもしあれば行ってみたいと思います。

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24話『ワルプルギスの夜』

 バレエも素敵ですね。そうか、こういう味わい方もあるのか。  音楽作品というのはいろいろ派生していくので楽しいですね。

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21話 この動画も異色……

 動画の演出がすごいですね。雪国に見立てているのも変わっているけど、いかにもコギャル風の美人を多数侍らした悪魔が3分前後から、独りの女の子の上着を脱がしてチェロに見立てて演奏するシーンがふおおおっ、と言いたいくらい官能的。(下世話ですみません。すごく美しい声なんだけど……)そして艶然と笑う女の子のお腹が。  あの手この手の演出に、オペラの可能性って無限だなあと痛感しました。

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20話 トーチをもって舞台に!

 20話の動画、soldiers chorusを見ました。この曲って良く聞きますが、ファウストだったんですね。  コーラスの方々がトーチを持ってきたのにはびっくり。雄壮で美しい演出ですが、(蝋が垂れたら熱くない? 誰かが落っことしたら? 落っことしたときの練習とかしてるのか? 消防法は大丈夫なの?)とか頭に雑念がグルグルと……。手にはなんだかビニール手袋をはめているように見えて、火傷しないため? とか思ってしまいました。(よく見えなかったので、素手や布手袋かもしれませんが)  すみません、本 ... 続きを見る

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17話~

つばめさん、こんばんは、17話から一転、18話はある意味すごい見どころですね! まさかこういう展開になるとは… さすがにここまで来ると、悪魔、やっぱり悪魔なんだと。ちょっと、愛せなくなりました…。 18話も読み応えのある話です、いや、実際、子どもに殺意を抱く母親、ぼくには異常とは思えませんね。子育ては本当に大変なわけで…。 それをほんとにしてしまう、紙一重なんだろうと思います。 理想や綺麗事は、他人のことだからいくらでも言えたとしても、そういう心、誰でも持っている… そういう時がある ... 続きを見る

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19話、圧巻(悪漢♥)でした!

すごっ、この動画すごっ! 荘厳な曲に張り詰めた掛け合い。ドラマチックで目が離せなくなりました。グノー凄いです。最近バッハにはまっていて、ドラマチックな教会音楽に夢中ですが、オペラだと演者とセリフが入るのでなおさら興奮します。声も良かった〜。  曲も良いし、演者のメークも面白いですね。フラッシュゴードンの悪役キャラを思わせる悪魔。私達が想像する悪魔より、怪僧という雰囲気ですね。神側と思わせる合唱隊もよく見るとロックなメークで楽しかったです。  女性が「キャー」と叫ぶシーンはミュージカル「オペラ ... 続きを見る

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9話から

しかしやっぱり悪魔は魅力的ですね、人間にはない魅力が。 でも悪魔の創造も人間の心だろうから、すると人間が魅力的なのかもしれません。 少なくともグノーの描く登場人物は一人一人が魅力的に感じます。 ぼくはシーベルが好きですが…。 進行役の中ではサバ君に笑わされています。サバだけにサバけたコメント、よきです、笑。 たしかにマルグリート、ヒロインとは思えぬほどの存在感、でもその清楚さに惹かれたファウスト。 自己顕示欲とか派手さがないってことは、清らかさだろうから… 老いて死に近づき、 ... 続きを見る

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18話まで一気に読んでしまいました。

 お久しぶりです。ご無沙汰しておりました。  ファウストは有名なので名前だけは知っていたのですが、ストーリーなど全く知りませんでした。(実はダンテの神曲と混同していました)恥ずかしながらつばめさんのご紹介で初めてああこんな話なのねと知ったしだいです。知識無しに(テレビなどで)オペラを見ていたら途中で寝てしまったかもしれませんが、音楽の見所とわかりやすいストーリーのエッセンスを抽出していただき、面白く拝見いたしました。オープニングの曲も素敵でしたが、私は「Le veau d'or(黄金 ... 続きを見る

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小説情報

オペラを見て死ね! season2

あおぞらつばめ  AOZORA-TSUBAME

執筆状況
連載中
エピソード
31話
種類
チャットノベル
ジャンル
創作論・評論
タグ
オペラ, クラシック, 音楽, 動画付き, 解説, ファウスト, メフィスト
総文字数
46,920文字
公開日
2023年10月03日 21:49
最終更新日
2024年04月25日 18:46
ファンレター数
18