第13話 宝石の歌
文字数 1,076文字
家の戸口に花束がかけられているのを見つけるマルグリート。
マルグリートは続いて宝石箱の存在に気づきます。
花束を取り落とし、はやる気持ちで箱を開けるマルグリート。
まばゆい宝石に、息を呑むマルグリート。
マルグリートは箱を椅子の上に置き、その前にひざまずきます。
オーケストラの音が速く大きくなり、彼女の興奮ぶりを描写します。
おあつらえ向きに、小箱の奥にはちょうど鏡があるではありませんか!
ここから有名な「宝石の歌」です。
宝石がきらめく歌詞の内容そのままに、まばゆいようなソプラノのコロラトゥーラで歌われます。
目眩を覚えるほどの興奮の中、マルグリートはうっとりと続けます。
ブレスレットやネックレスも身に着け、マルグリートは全身着飾ってしまいます。
煌びやかさいっぱいの曲をお楽しみください。
「宝石の歌」についてもさまざまな動画がありますが、ここはオリジナルの雰囲気に近いと思われるものを上げておきます。
ミレッラ・フレーニさん(シーズン1でもたびたび引用させて頂きました)、1975年の公演です。
きらめきを示すトライアングルの音も絶妙!