第1話 いきなり悪魔の登場です
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そうです。ふてぶてしくて申し訳ありません(作者より)
前作で語り切れなかったこともたくさん。なので大目に見てやってくださいね(笑)。
そしてあれから、このサイトの皆様の中にもオペラファンの方がいらっしゃることが判明。語るならもっときちんと語らないと……ということで続編突入となりました!
そういう人は、もしかしたら毒気にやられてしまったのかもね。他のジャンルの音楽だったら、わざわざ嫌いと公言するなんてあり得ないこと。それだけオペラって権威主義的なところがあります。
でもそんな理由でオペラ鑑賞を諦めてしまうなんて、もったいない!
※ちなみに前作をご覧になっていない皆様、こちらのシーズン2からでも大丈夫です!(作者より)
そうそう。でも、それは現在の話。
今は娯楽のコンテンツが多いから、そもそもオペラを見る(聴く)人が少数派なんだよ。
オペラの全盛期は19世紀でしょ。だから19世紀に最も頻繁に上演されたのが、史上最大のヒット作というわけ。で、それは『カルメン』じゃない……
オペラ『ファウスト』は、音楽も物語ももちろん魅力的。そして19世紀のキリスト教の価値観を反映しているから、当時の人々に受け入れられやすかったのかも。
でもここで取り上げることにした最大の理由は、こいつ↓が出てくること!