第19話 七夕のお願いごとをするみーちゃん
文字数 409文字
今日のみーちゃんは七夕のお願いごとをします。
みーちゃんは泣き虫です。
ちょっとしたことでもすぐに泣いてしまいます。道で転んで泣き、なーちゃんとけんかして泣き、嫌いなセロリを食べては泣き、お風呂が熱くて泣き、外が寒くて泣き……泣かないと思っても泣いてしまいます。泣かない日はありません。
自分でもなんでそんなことで泣いてしまうのかわかりません。みーちゃんはそれが嫌でたまりません。
そこで、七夕にお願いすることにします。七夕の時、短冊に願いごとを書いて笹に結びつけると、それがかなうのです。
小学校の教室の廊下に七夕の笹が飾ってあります。
みーちゃんは短冊にこう書くことにします。
「なき虫がなおりますように」
そう記した短冊を笹に結びつけ、みーちゃんは手を合わせてお願いします。
──お願いします。なき虫をなおしてください。泣いてばっかりはもう嫌だよ~
お願いしながら、涙が目からこぼれてしまうみーちゃんなのです。
みーちゃんは泣き虫です。
ちょっとしたことでもすぐに泣いてしまいます。道で転んで泣き、なーちゃんとけんかして泣き、嫌いなセロリを食べては泣き、お風呂が熱くて泣き、外が寒くて泣き……泣かないと思っても泣いてしまいます。泣かない日はありません。
自分でもなんでそんなことで泣いてしまうのかわかりません。みーちゃんはそれが嫌でたまりません。
そこで、七夕にお願いすることにします。七夕の時、短冊に願いごとを書いて笹に結びつけると、それがかなうのです。
小学校の教室の廊下に七夕の笹が飾ってあります。
みーちゃんは短冊にこう書くことにします。
「なき虫がなおりますように」
そう記した短冊を笹に結びつけ、みーちゃんは手を合わせてお願いします。
──お願いします。なき虫をなおしてください。泣いてばっかりはもう嫌だよ~
お願いしながら、涙が目からこぼれてしまうみーちゃんなのです。