第5話 名古屋往復弾丸ドライブ4 名古屋の運転は荒い

文字数 1,107文字

内心と社会性という切り口からヒトを考えている。
その間には「行動」があるが「肉体」という要素も関与してくる。

ある朝、メガネを壊して突然目が見えなくなったり、バイクで事故を起こして数日寝たきりになるなど、突如として肉体が行動制限をもたらすことがあった。
インフルエンザで高熱で朦朧とした時は肉体が内心まで影響を及ぼしている。
なにか奇声を発していたことはうすぼんやりと覚えている。

「内心は脳の働きによって可変性を持つ」という視点も持っていなければならない。
肉体が思うようにならないと精神も影響を受けるが、人間である物体は継続して存在する。身を置く社会がその安全を担保するか というのは重要な要素であろう。

専門の施設で保護する人間が殺人を犯した事件があった。
その人物は合理的に良いことを発見したと思い行動を起こしたのだろうが、
その彼も人間の社会性を獲得する以前には、親なり保護者の忍耐強い生育によって生かされていたのである。
それは合理性では無く「社会性」に寄るものだと思うし、ヒト生育の理不尽さを我慢した人間に彼はまず感謝すべきであろう。

「名古屋往復弾丸ドライブ4」名古屋の運転は荒い

名古屋人の運転はロクなものでは無い

実体験なので、雑なくくりをせずに「中部地方に住む荒い運転を反省しない人のみの話である」というところまでは譲歩するが、ともかく名古屋に入ったら運転には気をつける。
なにぶん目の前でドリンクカップを捨てられたり、右折専用レーンから直進に割り込んだりが一回ではないし、名古屋方面を通過するたびに、なにかしら無法な運転に遭遇するので、善良なドライバーありきとはならないのである。

今回も高速を降りた途端に、右折車が直進車を妨害する形で道を塞いでいたので「名古屋に来たぞ!気をつけろ!」と思うことにはいささかも躊躇が無い。
10分もたたずに駐車場入待ちの車がノーウィンカーで右折車線に飛び出したのでわたしの見立ては今回も更新されたのである。

取材先近くの駐車場を決めずに来たのだが、さすが車社会なので「駐車場に入れる」が当然のように考えられているので程なくして見つかる 30分200-250円程度。
これが東京都心部に無計画に車で来ようなら10分100円以上が当たり前なので街中でこの価格はありがたいと思う。

4時間ほど駐車して出庫。割引券をもらったので若干は安くすんだ。
まだ炎天下の日中なので渋滞も無く帰りの1号線のぼりに合流。
途中で黄色信号で止まりきれず無理のある直進してしまい、対抗右折車に申し訳ないことをしたと思ったが、「ここは名古屋なので、相手も慣れている」と思うことにした。

これは偏見である

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