第56話 東北の旅3 石巻市震災遺構門脇小学校
文字数 1,052文字
富を持つ者と持たざる者 どちらかを選ぶなら、富がある方を選ぶ。
富を欲する者と、欲しない者となると、強欲な感じがしてわたしは後者を選んでしまう。
資金なり資産価値のあるものを多く持つことにより 自由度が高まることもあれば、逆に不自由になることがある。
株式などで資金を運用するとなると、運用益は大きく儲ける元手になる。
益分をそのまま豪遊に使う人間もいれば、1円たりとも使わずに次の投資先を探す人間もいる。
どちらが強欲かと言えば後者であろう。豪遊に使うならお金は環流するので益の放出は正しいことともいえる。
美食、旅行、高級車、絶景マンションを買うなり使うことが出来るのが富める者で有り、使えない資産を抱えているのは富まない者ということになる。
身の丈、個人の価値観に見合った豪遊思考というのは大事かもしれない。
豊かな資産がノーリスクで入ってくる資産家の豪遊は、価値観が見合っていないので見苦しいものがあるが、価値観に合わせて使うべきところに使うというのが、富める者の良い姿なのであろう。
「東北の旅3 石巻市震災遺構門脇小学校」
廃炉資料館を出たのは12時半頃である。
次の目的地は石巻で160㎞ほどあるので高速道路で移動、みやぎ東日本大震災津波伝承館には15時過ぎに到着した。
津波の伝承館は各地に建設されているが地域によって被害状況が違うので、どこか一つ行けば良いというものでも無い。年一回は東北に行くので出来るだけ多く訪れようと考えている。
予定には無かったが近くにあった震災遺構門脇小学校に立ち寄る。
津波被害遺構の小学校は以前訪れたことがあったが、門脇小学校は震災後 津波避難の後に追い打ちとなった火災被害の跡が残されている。
門脇小学校の背後は山となっていて、そのままでは上れないので小学校の2階から機転を利かせて脱出したルートが見学できるようになっていた。
旧体育館には仮設住宅も移築されていて当時の住環境を見学できたのも大きい。
ニュースでしか知らないものを目の当たりにして知ることもある。
余談ではあるが、廃炉資料館に行く前に2011年7月に訪れたルートを通った。当時は片付けも進まず。仮説小屋でコンビニ営業をしていたのを覚えている。
あの時の記憶から、年々新しくなり住宅も増えている。
感慨深く運転していたところに、下半身丸出しの人物とそれを見ている中年男性という光景に出くわした。 車をターンさせて確認するのも何なので通り過ぎたが、一瞬で災害と復興への思索が飛んでいったのは言うまでも無い。
おもしろかったらまたどうぞ
富を欲する者と、欲しない者となると、強欲な感じがしてわたしは後者を選んでしまう。
資金なり資産価値のあるものを多く持つことにより 自由度が高まることもあれば、逆に不自由になることがある。
株式などで資金を運用するとなると、運用益は大きく儲ける元手になる。
益分をそのまま豪遊に使う人間もいれば、1円たりとも使わずに次の投資先を探す人間もいる。
どちらが強欲かと言えば後者であろう。豪遊に使うならお金は環流するので益の放出は正しいことともいえる。
美食、旅行、高級車、絶景マンションを買うなり使うことが出来るのが富める者で有り、使えない資産を抱えているのは富まない者ということになる。
身の丈、個人の価値観に見合った豪遊思考というのは大事かもしれない。
豊かな資産がノーリスクで入ってくる資産家の豪遊は、価値観が見合っていないので見苦しいものがあるが、価値観に合わせて使うべきところに使うというのが、富める者の良い姿なのであろう。
「東北の旅3 石巻市震災遺構門脇小学校」
廃炉資料館を出たのは12時半頃である。
次の目的地は石巻で160㎞ほどあるので高速道路で移動、みやぎ東日本大震災津波伝承館には15時過ぎに到着した。
津波の伝承館は各地に建設されているが地域によって被害状況が違うので、どこか一つ行けば良いというものでも無い。年一回は東北に行くので出来るだけ多く訪れようと考えている。
予定には無かったが近くにあった震災遺構門脇小学校に立ち寄る。
津波被害遺構の小学校は以前訪れたことがあったが、門脇小学校は震災後 津波避難の後に追い打ちとなった火災被害の跡が残されている。
門脇小学校の背後は山となっていて、そのままでは上れないので小学校の2階から機転を利かせて脱出したルートが見学できるようになっていた。
旧体育館には仮設住宅も移築されていて当時の住環境を見学できたのも大きい。
ニュースでしか知らないものを目の当たりにして知ることもある。
余談ではあるが、廃炉資料館に行く前に2011年7月に訪れたルートを通った。当時は片付けも進まず。仮説小屋でコンビニ営業をしていたのを覚えている。
あの時の記憶から、年々新しくなり住宅も増えている。
感慨深く運転していたところに、下半身丸出しの人物とそれを見ている中年男性という光景に出くわした。 車をターンさせて確認するのも何なので通り過ぎたが、一瞬で災害と復興への思索が飛んでいったのは言うまでも無い。
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