第18話 2021.2.18 スタバと塩ラーメンとシッダールタ

文字数 4,581文字

夢の中で赤ちゃんを抱っこしていた。私の赤ちゃんではなく、隣にその子のお母さんがいて上の子を見ている間に預かっている。赤ちゃんを預かっているから手を離せない・・・というタイミングで夫が起こしにきた。まだ混乱していたので「スタバ行こう!」という夫に対して何言ってるの今無理でしょという返事をしてしまう。夫はそんな様子の私を見て「あ、そう。もう起きてこなくていいよ」と言ってリビングに戻っていってしまった。その頃には夢だったと気付いていたが、まだ完全に起きられなくてしばらくむにゃむにゃと夢の続きを見てからリビングに行くと夫はコーヒーを淹れていた。じろっと私を見て、にぎりっぺをくらわしてきて「起きてこなくていいよ!」と言ってくる。
リビングのカーテンを開けて回る。久しぶりに窓が結露していた。
夫が「コーヒー飲む?」と聞いてきたので飲むと答えて、洗濯物を回収して洗濯機を回してからダイニングに座ってコーヒーを飲む。テレビをコナンにして、思い出して窓の結露を取る。たくさん取れた。
昨日書いたnoteをざっと読み返してから投稿し、今日の分を書き始める。夫が「スタバ行く?でももうめんどくさくなって来たな〜。茶飯ちゃん1人で行ってもいいよ」と謎の発言をしてくる。コーヒー淹れていたのでもうスタバは行かないかと思って洗濯機を回してしまったのだが、それとこれとは違うのかな。私はどっちでもいいよと伝えると夫はしばらくブツブツ言っていたが行くことにしたらしい。私は準備を始める。メイクして、久しぶりのスタバに何を持っていこうかなととりあえずPCとSwitchをリュックに入れる。気温を調べたら最高気温が9度らしく、沖縄との気温差に何を着たらいいのか悩む。結局ヒートテックレギンスとヒートテックインナーを下に着てダウンを着込み、完全防備する。
自転車で隣駅のスタバに向かうが、最初は寒かったがすぐに暑くなってダウンの前を全開にする。マスクが暑い。

お昼前にスタバに着いたら珍しく空いていた。学生がいないシーズンなのだろうか。大学が近いので、去年はこの時期受験生で混んでいたような気がするが、今年の受験事情はかなり去年とは違うのだろう。もし受験に来ていたとしてこんなカフェでお茶なんてしないのかな。
いつもドリップコーヒーHOTを飲むが、もう家で飲んできたので気分を変えて季節限定のストロベリーピンクムースホワイトモカHOTを注文する。カップに苺が描かれてて可愛い。

味は正直全体的に薄く、最初からぬるくて微妙。。リピはないかな。
夫はいつものアイスコーヒー。なんとずっと不満を持っていた紙ストローがなくなり、容器が変更になってそのまま口をつけて飲むタイプに変更になっていた。
ストローの方がグロスが取れなくていいけど、今はマスク生活でグロス全然つけないし紙ストローのストレスなかなかだったからよかった。夫は喜んでた。

スタバではYouTubeチャンネル作成に取り掛かる。チャンネル名は決めていたので、その名前でGoogleアカウントを作って、チャンネルを作成して、作ってあったチャンネルアイコンを入れる。ここでバナー画像を作ってないことに気づき、急遽「Canva」というアプリで作成。チャンネルアート用の無料素材があって便利。テンプレートを変更して、色も少しテーマカラーに変更してOK。概要欄も簡単に記入。とりあえずここまでやったところで終わりにする。

帰りたがる夫を説得して一緒に自転車で最寄りのスーパーに行き、気になっていた小分けになっているカラートリートメントを購入する。アウトバストリートメントも欲しかったが、あまり品揃えがなく夫の催促も強くなり諦める。
卵が欲しかったので食品フロアでもお買い物をする。ラーメン用にほうれん草を2束買い、玉ねぎとにんじんもGETする。夫が麻婆用にナスと豆腐をGETしていた。ラーメン用のチャーシューにするのに塊肉を買おうと思っていたがタイミング悪く売っていなかったので出来上がっていた焼豚を購入する。卵もすぐに無くなるので2パック購入。最後に夫に「ビール買わなくていいの?」と聞かれたので買うと即答する。「どうせ飲むんだから1本じゃなくてまとめて買いなよ」と言ってもらったのでお言葉に甘えて6缶パックをGETする。
いつも夫がお会計してる間に私が精算済みレジカゴをサッカー台に持っていくのが暗黙のルールなのだが、最近の自動精算レジはめちゃくちゃ早いので重くてノロノロしている間に夫は清算が終わってしまう。「ノロマ」と言われながら夫が持ってくれる。「はい、詰めてノロマちゃん」と言われて詰めていると「あー遅い!ノロマすぎる!」と言って横から詰めてくれる。卵は割れそうなので私のリュックに入れる。卵、意外と割れないだろうと思っていて割ったことがあるので、あの容器を過信するのは危険だ。スーパーのレジ係の経験がある夫はさっさと袋詰めして荷物を持って歩き出す。自転車のカゴは私の方が大きいので私のカゴに入れていいよと言ったら嬉しそうだった。自転車が運んでくれるから大丈夫!自宅の駐輪場に着いて、家までまた持ってと言ったら渋られて一悶着あったが無事持ってくれた。「ほとんど茶飯ちゃんのビールの重さなんだからね!」と言われ、確かにとうなづく。

いつも家のリビングで名探偵コナンを見ているので、外で作業していると当然だがコナンが流れていない。なんだかソワソワしてしまい、夫に早く帰ってコナン見たいと言ったら「それは何もしたくないと同義語だからね」と言われた。まじか。
帰宅してさっそく念願のコナンをつける。ああ落ち着く。もう中毒なのかも。

夫は仕事があるのか、「茶飯ちゃん買って来たもの全部しまって!」と言って座ってしまう。いいよーと言っていそいそしまう。さっそく買ってきた2束のほうれん草をまとめて茹でる。なんとなくレンジより茹でたほうが美味しい気がする。こうしておくと食べたいときにさっと食べられて楽だし、冷凍もできる。

お腹が空いてきたのでラーメンの準備をしようとお湯を沸かす。ちょうど夫も「お腹空いた!」と言い出したので準備してるよーと言って麺を茹でて焼豚を切る。スープ用のお湯を沸かし、計量カップできっちり測ってスープを作る。麺と具を盛り付けて完成。夫が先日物産展で買ってきてくれたホタテエキス入り塩ラーメンだ。塩ラーメンなのに味が濃くて美味しいが、あまりホタテ感はなかった。ほうれん草が美味しくて、最初から結構乗せていたが夫は追加していた。

食べ終わったら夫はお腹いっぱいになって寝てしまったので、私はささっと片付けして食洗機を回す。夕飯には少し早い時間にラーメンを食べたので、多分夜にまたお腹が空くだろうと思って沖縄で買ってきたジューシイの素でご飯を炊くことにする。レトルトパウチされたもので、中のラードを温めて溶かしてから混ぜるように書いてあったので美味しく食べるためにお湯を沸かしてフライパンでしばらく温めてからご飯3合に投入して水を入れて炊き込みご飯モードで炊飯スタートする。

新しいYouTubeチャンネルのTwitterアカウントを作り、YouTubeと連携させていたら夫が目を覚ました。炊飯器が動いてるのに気付いて「何か作ってるの?」と聞いてきたので、夜にお腹すいた時ようにジューシイ作ってるよと言ったら「ジューシイかよ!おかずが食えねえ!」と言っていたが、間も無くして残り5分くらいになったらフライングで炊飯器の蓋を開けて食べ始めていた。待ち構えてたやん。夫は炊飯器の最後の時間はただの蒸らし時間だから気にしなくて大丈夫という持論があり、いつもフライングしている。計測の鬼の私とは正反対だ。しかし本当に大丈夫そうで、途中で開けたからといってエラーで止まったりすることもなく普通に続きを炊飯(蒸らし?)して終了音がする。

ジューシイをつまみながらゲームをする。うたプリをやっているのがまだちょっと恥ずかしくてコソコソしていたら夫が覗き込んできてセリフを読み上げてくる。恥ずかしがっていると、「隠すからだよ!堂々としてたら、、、堂々ときもいって言うよ!」と言われる。いや、結果一緒やん。でも、確かに恥ずかしがる意味ないなと思ったのでその後は隠さずプレイ。夫がコナンに飽きてしまってドラマに変えてしまったのでイヤホンでゲームに集中する。ついつい全ボイスを聞いてしまうので進みが遅い。まだそんなにハマっていない。

夫が「お風呂入れてよ!」とジタバタし出したのでお風呂を準備する。追い焚きが終わったら夫にもう入れるよと伝え、夫がお風呂に向かったら麦茶と着替えを持っていく。「茶飯ちゃんも入るの?」と聞かれたが今日は一緒に入らない。私と一緒じゃなくても夫はお風呂から出るのが早い。しょっちゅうお風呂に入りたがるのにお風呂に入っている時間は短い。今日もすぐに出てきた。

少ししてから私もお風呂に入る。今日買ったカラートリートメントをしたいので、長風呂用に本も持ち込む。そしていざ開封して塗り始めたら、私の毛量に対して量が少なすぎることに気づく。もう時すでに遅しなので仕方なく頑張って伸ばす。全然足りない。せっかくなのでしっかり色を入れたいので塗って5分待つと書いてあるところを本を読んでかなり長い時間おく。流して普通のシャンプー、トリートメントして、また本を読みながらしばらくおく。読んでた本が面白すぎてお湯がぬるくなるまで夢中で読んでしまった。「シッダールタ」という求道者が悟りを求めて苦難の経験をした末に悟る、ヘルマン・ヘッセの不屈の名作だ。2年前にヨガの師匠に勧められて購入していたのにずっと読まずに放置していたのだが、お風呂で読むのに薄い文庫本を読みたいと軽い気持ちで手に取ったのだが想像以上に面白かった。

お風呂から出て自分の髪の毛を見ると思ったより色ムラになってしまっていた。まあ1週間か2週間くらいで全部色は抜けてしまうだろうからいいか。グラデーションを楽しもう。夫は寝てしまっていたので、いつの間にか残り少なくなったジューシイは気軽に食べれるようにラップで包んでおにぎりにしてお皿に置いておく。食洗機を回してる間にボーッとdマガジンでファミ通とかを見て、洗い終わった食器を拭いてしまってから寝室へ。

お風呂で途中まで読んだシッダールタの続きが気になりすぎて、布団の中で最後まで読む。めちゃくちゃすごくて、興奮して、この気持ちをどこかに出したい!と思ってとりあえずiPhoneのメモ機能に打っていく。そのうちに長文になってしまったので、これは最近復活し出したFacebookに載せようと思い、それなら読んでくれる人に合わせて内容と文章の書き方を整える。途中入れる内容が間違ってないか本を読み直したりしながら書いていったので、普通に読み終わってしまうよりもやっぱりアウトプットすると全然吸収が違うと実感。熱量が高すぎる文章になってしまったかなと思いつつ、でもこれが今の私の気持ちだしと思って実験の気持ちでUPして眠る。もう4時近かったので興奮していたが少しづつ意識が落ちていって眠れた。まだ意識が残っている時に夫がトイレに起きてきている物音が聞こえた。夫の物音は安心する。
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