第14話 2021.2.14 名護ビールと沖縄名産品

文字数 2,161文字

起きたら夫は出かける準備を済ませていた。一緒に仕事をする友人がホテルに迎えに来てくれる予定になっているという。予定時間まで20分ほどあったので朝ごはんを買いに一緒にコンビニに行く。まだ朝8時前なのでパーカーを着てちょうどいいくらい。あれ?今夏だっけ?と季節がよくわからなくなる。

ホテルから一番近いコンビニはセブンイレブンだが、少し前までは沖縄にはセブンイレブンがなかったらしい。そうは思えないくらい何店舗も今は見かける。普通のコンビニなのだが、ポーク玉子おにぎりが売ってるのでノーマルとツナ入りを買ってもらう。沖縄では他の料理でもツナをめちゃめちゃ使うらしく、スーパーでツナ缶が箱で売っている。確かに缶だし常温で結構保存できるからいいかも。
夫がタバコを1本吸ってからホテルに戻ったらちょうど友人が迎えに来た。少し立ち話をして夫を見送る。いつもいってらっしゃいと見送る時にキスをするので、この時は外なのと友人がいたので躊躇してしまってできなかった。

部屋に戻りポーク玉子ツナを食べて、お昼過ぎまで二度寝する。起きて部屋のお風呂を溜めて入り、夫に頼まれていた洗濯物を回しにランドリー部屋に行く。部屋で支度して、30分後に洗濯物を乾燥機に移してからスーパーへ買い物に出かける。

隣にあるショッピングモールは観光地ではないけど大きなスーパーが入っていて、沖縄の大体のスーパーには土産物コーナーがあるらしい。探してみたら結構しっかりした品揃えがあったし、そこ意外の普通のコーナーにもたくさん沖縄の食材が売っていた。持って帰る用のお土産と、今日すぐに食べる用のお惣菜系を物色する。どうしてもジーマーミー豆腐が食べたいが、流石に手掴みだと食べれないかな〜と悩んでカトラリーコーナーをうろついていたら沖縄ならではのお箸「竹塗箸」を発見。10セット入りだったが「これだ!」と思って迷わずカゴに放り込む。どのお店に行ってもこのお箸が置いてあって、沖縄に来たな〜って思うのだ。最近は割り箸のお店も増えたけどね。

お惣菜コーナーでもずくの天ぷらとてびち煮込みを買って、持ち帰り系はおかず系からお菓子系までたくさんカゴに入れる。豆腐ようという、豆腐をチーズみたいにしたおつまみが好きなので小分けになってるやつを買い、一つ今日食べようともくろむ。夫が酔っ払って帰ってくるだろうからホテルの部屋で飲めるようにアーサースープも買っておく。もちろんビールも忘れず買う。ウコンのチカラも買う。
ポンポンとカゴに入れていたら、結構な金額になって少し驚いたが、ちょこちょこ高いものもあったので確かに〜と納得する。荷物が重くても、1人でも、ホテルは隣なので余裕だ。
地ビール?と言っていいのか、他では見たことないビールがあったので購入。

部屋に戻ってビール等を冷蔵庫に入れてから、乾燥機に洗濯物を取りに行く。部屋でiPadでコナンくんを流しながら、買ってきた缶ビールを飲見ながら洗濯物を畳んでいたら夫からお仕事が終わった連絡が入る。
一回帰ってくるのかな?と思っていたら思いの外すぐに帰ってきた。が、足を洗って荷物を置いてウコンのチカラを飲んだらすぐに飲みに出掛けてしまった。

夫を再度見送り、シークワーサーサワーを開ける。この缶チューハイめちゃくちゃ美味しかった。ほどよいシークワーサー。

酔っ払ってしまう前に一度大浴場に行こうと思い、支度して最上階の大浴場に向かうと誰もいなくて貸切だったのでのんびりできた。大きい浴槽がひとつあるだけなのだが、人工温泉なので湯あたりがいいしポカポカする。お風呂から出て髪を乾かしていたら1人お客さんが来るまではずっと1人だったので、今ホテルに泊まる人も少ない上にビジネスホテルは家族も泊まらないから女性客より男性客の方が多いのかもしれない。

お風呂から出て部屋に戻ってから、また名探偵コナンを流しながらnoteを書き始める。夫からメッセンジャーでひっきりなしに写真が届くので楽しく見ながらビールを飲みゴロゴロする。ツイステのイベントを回したり、switchで遊んだりしながらnoteを書き終える。最近執筆が遅くなりがちで読者(夫)に催促されてばかりだ。明日の分を書き溜めればいいのに気が乗らなくて進まない。

沖縄も飲食店は20時までのはずだが、どうにか営業している店を見つけて2軒3軒と飲み歩いているようで全然帰ってくる気配がない。しかしどんどん酔っ払ってきているのは文面から伝わってくる。途中から「みんなクソ」モードになったのでかなり酔ってきたなと思う。1時半頃に部屋の電気を消して寝るモードにして夫にも連絡を入れておく。
翌日まで無料公開中の本「職業、お金持ち」を読みながら寝落ちする。

3時過ぎに夫が帰ってきた。音がする方を見たらシャワーを浴びたのか裸でベッドの上でゴロゴロ暴れていた。「茶飯ちゃんなんて死んじゃえ!」と言っているので寝たフリをしてほっといていたら「茶飯ちゃんは違う茶飯ちゃんは違う」と繰り返し叫び出した。メンヘラが発動しているようなのでそのまま寝ていたら私のベッドにやってきてしばらくくっついてぎゅうぎゅう抱きしめて、飽きたのか離れていって、自分のベッドで暴れてチカラ尽きて寝ていた。私も再び寝る。アラームが鳴るまであと3時間。
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み