第26話

文字数 491文字

旦那さんとマダム「…」

マダム「やっと、一緒に旅行出来るって、なってるのに。俺はバイクでいくわって…二人でゆっくりしようと思ってたのに…」

旦那さん「…写真を撮りたいんだ…」

マダム「そんなに好きやったら、止めへんかったら良かったんやで?」

旦那さんの一眼レフカメラが、こっちに向いていた…。

「パシャ」

マダム「髭の。男女の何処がいいんやさっ!?
もぅって。旦那さんにした後に、僕は睨み付けられたんだ…。一眼レフカメラで…スイッチ出来るんですね?…それは、怒りの矛先スイッチ。

マダムはカウンター越しにいる、僕の方へ怒りながら、近づいて来て。

マダム「何やさっ!!

もぅっ!!ってしてから、プイッとした後、トイレに向かった。ゆっくりと旦那さんの方を向く。いやぁ~?って。なりながら。

旦那さんは、チラッと見て俯きながら会釈してくれた。申し訳なさそうな…。助けて欲しかったんだよね…そんな風に見えた。

いいっすけどね…。割って入るのも…ね?って。思ってた。夫婦二人で旅行に。一人だけバイクなのは…どうだろうな?

いやいやぁー。んー。日々、あーいう感じ。…だろーうな…。結局、いいんじゃないっすか?フフッ。
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み