第16話

文字数 799文字

マスターと僕「…」
マスター「糞みたいな奴やなっ!!

僕「失って。得て。繰り返しっすよ。まぁまぁ、糞野郎ですよ。僕は。キャハハッ」
マスター「フフッ」

何で既に、知ってるんだ?と興味があるんですね?のそれぞれは…大御所のお蔭。だろうなって。

マスター「新商品出来たんか?」
僕「ムフフッ。急かすのは…良くないですよ?ハハッ」

マスター「…大御所。うちにも来てくれとんやぞっ!!
僕「キャハハッ。御愁傷様です」

マスターと僕「キャハハッ」
マスター「メタ糞。お前シバかれるからなっ!!シバかれるからなっ!!

マスターと僕「キャハハッ」
僕「…ヤバいっすね…」
俯き加減で眉間にシワを寄せて。

マスター「それ。お前なぁー?」
マスターと僕「キャハハッ」

マスター「うちは、もう試食して貰ったけどな?」
僕「…そっすかぁー。イメージが邪魔するんで…要らないです…」

マスター「キャハハッ。お前なぁー?シバく。まじで。シバく」
マスターと僕「キャハハッ」

マスター「それやったら、聞かんといたるわ」
僕「ムフフッ」

マスター「…お前。考えてないやろ?キャハハッ。ヤバいな。お前。大御所来る前に考えとけよ?」

僕「ムフフッ。考えてます…情報漏洩が…」
再び俯き加減で眉間にシワを寄せて。

マスター「…お前。大御所は見抜くからな?俺等と一緒の扱いすんなよ?俺は信じといたるけどな?」

僕「おにゃしゃすっ!!

マスター「…あかんほうの奴やんけっ!!
僕「…イメージは…あるんですよ?あるんです」

マスターと僕「キャハハッ」
僕「まじで。あるっす。大丈夫ですけど。試行錯誤中なんっすよ?」

マスター「それやったら、エエけどな?」
僕「…大御所かっ!!

マスター「…ほんまに、シバいたらエエんか?」
僕「ムフフッ」
カウンターに、両手をチューリップみたいにした掌に、顎をのせた。

マスター「…ほんまに、シバいてください。みたいなポーズ。止めろっ!!
マスターと僕「キャハハッ」


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