第6話

文字数 797文字

こう伝えて欲しかったんだろ?とは…。言わないけど。アハハッ。な部分で。

「これで最後にする」だなんて…イスラエル人、以来だよ。僕私情だけど。

どうせ。な部分だろうし。可愛いんだろけど。急に「お前ぇー、今なにしてんだよ?」って伝えたくなるような。親近感。ヤバいな。ってなる。

どうせ。

戻って来てくれた店員さん。レジチェックを俯き真剣に行っている様を眺めてた。

何故だか、今日は「可愛い」って伝えても怒られなそうな?雰囲気。いやいやぁー。それは先入観って。自重する。

僕「棚整理するので、ウイスキー3つ持ってきて貰って良いですか?」
店員さん「ウフフッ」
棚整理するかな…。僕の背中に感じる人の気配がなくならない。あれって振り向くと。両手でそれぞれの胸を隠した…店員さんが。笑顔は続けて僕を見ている。

僕「アハハッ。アルバイトさんにも、手伝って貰って下さい」

あぁ。こっちも、手伝って貰えるんだな。って自覚して。アルバイトさんも帰って来てくれてたみたいで…。感謝した。

駆け足で、店員さんと向かい合わせ…。店員さんは両手を腰に充てて。

「もぅ!!」って表情で片足を、膝から下を折り曲げて、床をポンッってした。

アルバイトさんは、その音が聞こえてスクワットを始めた…。何回も何回も…。

僕「フフッ…。そういうんじゃないじゃん?」

時間だけが過ぎてしまって、何も終わってない。…それはそれで、いいかな。って。

アルバイトさんと店員さん「お疲れ様ですっ♪」
…良い日。と言えば…良い日。

だろうなって。なりながら。棚整理を始めた…。

電話が掛かってきて…。

店員さん「雨降りが酷いので、休みますっ!」
僕「アハハッ。雨が止むと良いですね?」

快晴の夜空なのに。月がね?アハハッ。本当に。僕も困りましたっ。って。なってしまって。フフッ。

しょうがないですね。笑顔が見られないのは、困ります。フフッ。

「あぁー」に濁点。付くでしょうけど…。僕の「あぁー」
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