第5話

文字数 787文字

僕「もうちょっと。早く来て貰えたら可愛い子。お客さんですけどね?居たんですけどね?」
常連さん「母親と子供達しか、見てなかったけどな?」

僕「キャハハッ。入れ違いで店舗来て貰ったのにですか?」
常連さん「…居たな。可愛い子」

常連さんと僕「フフッ…キャハハッ」
僕「ちゃんと。チェックしてるじゃないっすかぁー?」

常連さん「うっさいわっ!…まぁな。可愛い子…やな」
僕「あーいう感じの子が、僕タイプなんですよぉー。フフッ」

常連さん「…お前…ヤラカス。やからな?無いなー?」
僕「キャハハッ。ヤバいっすね?信頼感」

常連さんと僕「キャハハッ」
常連さん「落ち着いたんにせーよ」

僕「眺めてて、楽しいタイプのが、良いんっすけど… 」
常連さん「お前の性癖なん。知らんわっ!!
僕「キャハハッ。椅子に座って…道具を渡して…脚組しながら…『好きに動いてみて』って。伝えたいっすね」

常連さんと僕「キャハハッ」
ぁ、アルバイトさんと店員さんバックヤード居るの忘れてたぁー。

僕「知らなかったっていう事にする。スキル。大事ですね。そういう事になりますねぇー」
常連さん「お前なぁーっ!!俺まで巻き添えやろそれっ!!覚えとけやっ!!それっ!!

僕「…しょうがないっす。ドンマイっす。サーセン…」
常連さん「ヤバいな。色々、お前」

常連さんと僕「キャハハッ」

アルバイトさんと店員さん「ヘンタイですっ!!
小走りで店舗を出ていく二人。

常連さんと僕「キャハハッ」
僕「…しょうがないっす。サーセンッ」

常連さん「俺はエエけどな?お前…」
僕「…しょうがないっす…それは…」 

常連さんと僕「キャハハッ」
僕「ちゃんと。伝えてますのでね?アルバイトさんと店員さんには。そりゃ、そっすよ?Lineで」

常連さん「そら、そうやろうけどな…」
僕「ボクが…誰だか…分かったようだな…フフッ」

常連さん「キャハハッ。止めとけって」
常連さんと僕「キャハハッ」


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