作品数58
総合評価数2,479
総合PV数1,335,595

作者ブックマーク

ファンレター

  • 135話

    かめさん、こんばんは。 早速の135話、流石ですね。今からこんなこと書いたら、ちょっと何なんですけど、根本的な答えはやっぱり無いんだと思います。 人類がこれだけ長く悩んできているのに、結局繰り返されるのです。 というところであっても、無理、もう無理だからといって諦めるのはやはりよろしくないんだと思うんですよね。 だからここで書かれている、「今」。まあこれって先延ばししましょう、ということで。 時に良くないこととして扱われるのですが、実のところ先延ばししておくからこそ、争わないで済んだ。 ... 続きを見る

  • 小休止まで

    かめさん、こんばんは。 自分に向かって書く。いいと思います。いや、「いい」ではないですね。きっとそういうものなんだと思います。 これは多くのことに当てはまると思うのですが、内から来るものとは別に、こうしたらウケる、いいね!がもらえる、売れる…… と意識してしまうと、多分読者にも分かるんですよね。その菲薄化した作品、行動、文章が。 それで、面白くなくなった、と評価され、忘れられていく。 でもそこに至るまでには、面白くないけど売れる(ウケる)時期があるんですよね。 それが「名前」だっ ... 続きを見る

  • 闇中問答にコミカルさを加えた味わい

    芥川龍之介に『闇中問答』って作品があって、後期芥川なので死の気配が濃厚でいて、私小説でもあり、思索を巡らせているのを書いているだけともとれるのだけれども、なんとも言えず読んでしまう、そういう作品なのですね。で、一読したとき、かめさんのこの作品もその系譜に連なるのかな、と思いました。かめさんのこの作品は、どこかコミカルさがあって、それはほかの作品もそうなのですが、現実では意外と冗談を飛ばすことも多い方なんじゃないかな、と感じさせるのです。思えばかめさんが好きな大江健三郎も、ノーベル賞の受賞のときの ... 続きを見る

  • 「溺愛」でなくとも

    かめさん、こんにちは。 【課題文学賞その四】かと思ってクリックしましたが、そんなのではなく、深い日常のお話でした。 愛って、こうだよなあ、と溺愛を考えていた頭にはむしろすっと染み込みます。 有り難うございました。 そしてCSの中継をみます、これから!

  • 10話まで拝読しました。

    かめさん、こんにちは。目の具合はいかがですか? 『お帰りなさい、キルケゴール』は、かめさんの視点から見たキルケゴールの人生や思想を語る物語なのですね。 キルケゴールに「きみ」と呼びかける二人称小説という珍しい手法を使っているところが、面白いです! かめさんとキルケゴールとの間に、時間や空間を超越した親密さがあるように感じられました。 かめさんが「きみは死んでいない」と語るところが、とてもすてきだなと思います。キルケゴールの著作を読むことをとおして、かめさんのなかで彼がたしかに生きているん ... 続きを見る

  • 女の一生はファンキーさで決まるぞアイムファンキーモーパッサン

    かめさん、こんばんわ!! 僕、成瀬川るるせはこの作品の中に何度も登場するモーパッサンと誕生日が一緒の8月5日です(どーん)!! 僕の好きな日本のロックバンドにGRAPEVINEというのがあるのですが、そのバンドの楽曲『マダカレークッテナイデショー』の歌詞は、モーパッサンのことを〈ファンキー〉に語った歌詞です。書き出してみると「脂肪の塊取るカラクリだ。ピエールとジャンはイカレたアフロだ。だからこうやってファンキーな短編を残すのだ。ベラミから始まるモーレツな苦悩!!」といった具合。良かったら聴いて、 ... 続きを見る

  • つきなみなるふだん

    かめさん、おはようございます。とりあえず、10話まで読んで、これを書いています。なんで10話までで(時事を扱っているのに)感想を書いてしまったか。それは、かめさんが作品冒頭の方で「ただ僕が云いたいのは、結局月並みなことだ」と書いていたことと、かめさんが活動報告で「キルケゴールを読解したい」旨を書いていたことによります。実存主義哲学といえば、ハイデガー、サルトル、ヤスパース、そしてキルケゴールの四大巨頭がいるのはご存知の通り。で、ハイデガーが〈現存在(ダーザイン)〉の〈平均的日常性〉を〈つきなみな ... 続きを見る

  • 85話

    かめさん、こんばんは。85話、いい話だなあ、と思いました。 外国語の翻訳文ということもあって、難しさはより引き立つのかもしれないとも思いますが、 分からん! と思いながら何度も読み返すような作業もやはり「思索」なのかなあ、と考えたりもします。 自省も含め、分かりやすいものへ流れ過ぎていて、良いところももちろん沢山あるし嬉しいのですが、 それでホントウに鍛えられているのか? 自分の糧になっているのか、というところですよね。 まあ、何言ってるのか分からんド下手な文章と紙一重なのかもしれ ... 続きを見る

  • かめさんのドン・ジョバンニ!

    かめさんがオペラのエッセイを書かれてる! と思って実は少し前に読んでいたのですが、レターは今になってしまいました。 「ドン・ジョバンニ」ラストのクライマックスが圧巻ですよね。かめさんのおすすめ動画、すごく良いチョイスだと思いました! フルトヴェングラーの舞台、初めて見たのですが、確かに素晴らしいですね。音楽も演出も作品のイメージぴったりで、セットも超豪華。騎士長の石像が現れるシーンの恐怖感たるや、鳥肌ものでした(笑)。こんなに良い舞台がネット公開されているんですね~。 現代版も、面白い解釈 ... 続きを見る

  • 44話

    かめさん、こんばんは。 多分ですが、ファンレターやその返信が読まれても、作品メインのPVが増えるしくみだと思います。 人と比較しようとすれば数値で表せるPVや★は便利ですが、かめさんが常々仰っているホントウに読まれた、という証にはなり得ませんよね。食べログみたいにつける★の数に幅を持たせるとか、煩雑ですが面白いかもしれませんね。 あと作者名を伏せて並べたときにはどうなるか、自分を棚に上げた状態では大変興味があります。 有り難うございました!

  • 6話まで読みました

    かめさん、こんばんは。こちらはいずれじっくり読ませていただこうと思っていたら、もう23話! ということで6話まで拝読しました。 椎名麟三という作家は、かめさんを通じて初めて知りました。これまでも触れられていましたが、本作ではどのくらい好きで、読み込まれていて、そしてかめさんを作っているのか、を感じざるを得ませんね。山川方夫に続いて挑戦してみたくなりました。中村うさぎはよんでいませんが。『悪霊』もおもしろそうですし、新しい世界が開けます! 少しずつになると思いますが、引き続き読ませて ... 続きを見る

  • かめさんありがとうございます!

    こちらの作品、気になるタイトルから選んでちょこちょこ読ませていただいていました。 で、たった今『リセット癖』を読んだのです!ありがとうございますを言いたくてレターしました\(^-^)/ 喜んだことに喜んでいただいたことを私は喜んでいます、とお伝えしたくて(笑)こんな風に書いていただいてとても嬉しいです(*´ー`*) 私も、やるだけやってもうムリと思ったら…というのもありますし、相手にとって自分が思うほど大切な存在ではないということがわかったらバッサリとリセットするのでとてもわかりま ... 続きを見る

  • 53,54

    かめさん、こんばんは。 地元での事件、衝撃だったと思います。 その中での54話が心にぐっときました。ああ、かめさん、乗り越えようとしておられる…… かめさんがよく書かれている、作者その人が分かる文章。54話は、僕にそれを感じさせてくれました。 この表現が適切かは分かりませんが、頑張りましょう! 有り難うございました。

  • 今度はこちらを

    以前に「哲学エッセイ」なんて偉そうに申し上げてしまったけれど、かめさんの文章はもっと素直に心に入ってくる感じがします。かめさんが本当に、ご自身の言葉で語っていらっしゃるからですね。 流れ、うつろう日常の中で、反戦だけは堅持していらっしゃる姿勢にも共感します。疲れた時にこそ読みたい、優しい文章。また読みに来ます!

  • 勝手に親近感

    かめさんこんにちは。 予告通り、また読みにおじゃましました。 まず、タイトル…。私もつけようと思ったことのあるタイトルとほぼ同じで、そこからちょっと似ててこわいなぁと思っていたのですが、読むほどに、「ここに自分と同じように感じてる人がいた!」と思いました。 レジの話、演じるという話…共感ばかりです。 そして、24話では笑ってしまいました! 私もわりとそういうことが起こる人生なので、本人にとっては悩みなんだよなー、ということはすっごくわかるのですが、人の話として聞くとなぜ ... 続きを見る

  • やっと最新話に

    追いつきました、とは言えません(笑)。教養のない私はこの思索の海に溺れてしまいそうで、目を通したのがやっとという感じです。 ニーチェもキルケゴールも私はよく知らないのですが、かめさんの噛み砕いた解説が心に響いて、どのエピソードにも「ささる」言葉がありました。「結婚せよ。君は悔いるだろう…」とか。読んでいて「へ〜!」の連続です。サラッと読み飛ばすにはもったいない文章でした。また読みに来ます。

  • 共感しました

    はじめまして。 同じことはできないですが、この彼女の言っていることや考え方には共感しました。 結婚して年を重ねてからの方がわかるような気がするので、「婚前」の彼女は達観してる!と感じました。 私なら結婚前の恋愛なんて浮かれてそこまで考えることができないなぁ、これを言える時点でかなり信頼関係が成り立っているんだろうなぁと思いながら、楽しく読ませていただきました。 ありがとうございます。

  • 何じゃー、このカップル

    …と叫んでしまいました(笑)。いや、この彼女が考え過ぎていておかしいと言うべきか。こんなカップルは破綻して当然?と思いきや、スルスルと明るい方へ向かっていきますね。確かにこの二人は最高の相性なのかも。 とても楽しく読ませていただきました。ありがとうございます!

  • 必要かもしれない

    かめさん、こんばんは。「婚前生活」を拝読しました。 なるほど、かめさん的哲学ももちろんですが、この思考実験は有用ですね。 こういう時間があるとうまくいく…とも思いにくい訳ですが! ここでいう「うまくいく」とは、どういうことか、をまた考えないといけませんし。 示唆に富むお話を有り難うございました。

  • かめさんの小説!

    小説を書かれていたんですね。まずはそのことに驚き(笑)! でも読んでみて、ああこれはかめさんの世界だ、と感じ入りました。後半のテルのセリフ、かめさんのエッセイそのままじゃないですか。思考を重ねながら、人と人とが理解し合うその喜びを描くに至っていて、読後感が非常に爽やかでした。4人の、奇妙だけど初々しい関係が良いですね。素晴らしい作品だと思います。ありがとうございました!