mika (ID:mikafone)

作品数23
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作者ブックマーク

ファンレター

  • 初めて知ったユダヤ民話

    旧約聖書のテーマが人間と神との関係と言う事になるほどと思いました。大事な箇所が太文字なのもいいですね。可愛いポーズのアイコン達に心も和みます(*^-^*)ユダヤ民話読んでみたいなぁ~♪

  • 斬新な企画に感服!!

    みかさん、聖書に関しては断片的に本や絵をかじった程度でみかさんのチャット形式による解説本当に分かりやすく「創世記」についても、あ~こういう事だったのかと納得しました。この先のシリーズが楽しみです(*^-^*)

  • 文法の解説が読解を助けてくれます

    某読書サイトから飛んで参りました。 旧約聖書は儀式などの細かすぎる説明が苦手で、しばらく遠ざかっておりました。 しかし、「短編集」「異なる作家の連作物語」との紹介に目から鱗!!再び手に取ってみようと思った次第です。 同じ言葉の繰り返しという件、聖書を読んでいるといつも感じます。そのたびに、同じ動作やシーン・言葉が繰り返される絵本を想起します。また、当然ながらヘブライ語に詳しくありませんので(あっ!そういえば昔、ヘブライ語の本の書誌データを作ったことがあります。何日かかったことやら

  • 映画『ノア』(2014年)を観よう 「神はカインを復讐の手から守った」

    映画「ノア」は未見ですが、ノアの話だけではなく、天地創造からカインとアベルの話も描かれているのですね。面白そうです。 mikaさんのコメント「神は、アベルを殺したカインを殺さず、生きて罪を償うことを命じて、復讐の手からも守った」を読んで、カインとアベルの話がスタインベックの小説「エデンの東」の中でデスカッションされている箇所(第22章4)を思い出しました。その中では、「たった16節しかない」カインとアベルの話が、登場人物のリーによって解釈されるのですが、次のように述べています。「(神が)カ ... 続きを見る

  • 映画『ノア』を観よう

    面白かったです!^^ 映画を見てはいなかったのですが、世界に配信される映画作品として「ノアの箱舟」を描く時に、「神」を目に見える形で描かなかったこと、そもそも「God(神)と言わずに、Creator(創造主)」と呼んでいたことなど、製作者側から、いろいろな配慮がなされていたことがわかり、とても興味深かったです。そういう部分って、(私も含め)クリスチャンではない日本人にとっては、なかなかわからないことですよね。 「日本のアニメや漫画、ラノベを好きな人たちの方が、ふつうのクリスチャンより天使の名 ... 続きを見る

  • 矛盾する二つの創造物語/神にかたどられたのは「白人」男だけなの?

    エピソード#3の「ユダヤ民話」というジャンルははじめて知りました。ヘブライ語に込められた聖書の書かれたオリジナルな意味の吟味もさることながら、その一方で、後世の人が、聖書の逸話から、さらに発展させた意味・メッセージを見出すというあたりも、聖書の魅力であると、あらためて思いました。 私は聖書の中に込められたメッセージは、それが伝統的なものであれ、進歩的なものであれ、そこに「真実」があれば、そこから学びが得られればと思っております。エピソード#4で、mikaさんが私のファンレターに応えて書いて ... 続きを見る

  • 短編集なのだと再認識

    「聖書の書き手が価値ありと判断したから、二つの創造物語が書き留められ…」。なるほど! 物語が作られた年代が違う可能性があるのですね。ヘレニズム思想が広まった時代の物語の方がメジャーになってしまったというのは、聖書が権力者に都合よく利用されてきたことを思わせて感慨深いです。フェミニスト神学という世界があることにも驚き! 宗教の世界にもジェンダーの波は押し寄せるのですね。 パウロにとって、キリストの出現はそれだけ衝撃的だったんですね。価値観がひっくり返るって、なかなかないことだと思います。 勉強 ... 続きを見る

  • 柔らかく、鋭い考察

    最新話、拝読しました。mikaさんのいつもの柔らかな語り口はそのままに、複雑な問題に鋭く切込んでいらっしゃって読み応えがありました! この問題の複雑さは、「聖書」成立の複雑さをそのまま反映しているとも言えそうですが、その複雑な問題を明快に整理して下さっていて、読んでいてすごくわかり易かったです。きっと、この問題はmikaさんがずっと考えていらした問題なのだろうな、と感じました^^ 実はこちらで知り合った方で、夫との問題でいろいろ悩み、信仰を持つようになった女性がいるのですが、教会で神父さんに ... 続きを見る

  • 読ませていただきますね

    はじめまして! (旧約は)歴史学の論文集にも似てる…私にも確かにそのように思えます。 『大地』の作者パール・バックも「聖書」を書きましたが、 理解・表現は人ごとに異なって不思議はありませんし、むしろ健康的な感覚の息づきを思います。 どのようなストーリーを展開していかれるのか...興味をつよく持っております。 簡単ですがそういうことで、よろしくお願いいたします。(阿龍門 稜)

  • 「創世記天地創造/なぜ唯一神は複数形なの?」 :ヘブライ語のエロヒームは神の複数形

    ヘブライ語のエロヒームは神の複数形なのだけれど、動詞は単数形なので、神々とは訳さない、など大変勉強になりました。1章26節の「我々にかたどり」の「我々」の三つの解釈も興味深いです。私は聖書をいくつか持っているのですが、用語の解釈が深く知りたいときは、英語の聖書には脚注がついていることが多いので、これらを利用しております。そこで、今回、mika さんの解説が勉強になりましたので、HerperCollins Study Bible を見てみましたら、1章26節は英語では、Let us make hu ... 続きを見る

  • クルコフ『ペンギンの憂鬱』-秩序の形成を善、秩序の解体や破壊を悪とする立場

    mikaさん 先日、mikaさんより、本書評の中で、ロシアのアネクドートをひとつ紹介しているからと教えていただきましたので、早速、拝読させていただきました。本書評で引用されているアネクドートも冴えてます。アネクドートが風刺する状況は非常に厳しいものが多いですが、こうしてユーモアを持って批判し反抗していく文化は独特で評価したいです。 本書評の内容ですが、まず小説の著者と主人公にキエフが関係しているところに興味を持ちました。私は、スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチの本、独ソ戦やチェルノブ ... 続きを見る

  • 私も

    聖書を理解しようとして挫折した一人です。mikaさんの解説ならいけるかも! ここで勉強させて頂きます^^。

  • 勉強になります

    まず『創世記』。全体のあらすじと見出し、そしてコンパクトな解説が続き、私のような初心者にもわかりやすかったです。と思いきや、ヘブライ語の解説までサラリと入るところがさすがmikaさんですね。ちょっとおとぼけのアイコンも良い味です。 チャットノベルにしたのは大正解だと思います。チャットノベルは“読まれる”と思うので、mikaさんの取捨選択した粒ぞろいの言葉が広まるといいですね。楽しみにしています。

  • 待ってました!

    このような連載を待っていました!すごく気になっているけれど、なかなか敷居が高かったりする『聖書』の世界を、チャットノベルの形でこんなにわかり易く、そして面白く紹介してもらえるなんて感激です! それに表紙や、チャットのキャラクターたちがなんともユーモラスで可愛くて素敵ですね!mikaさんに、とっても楽しくてためになる読書会へ招待していただいたような気持ちです(*^^*) 続きがすごく楽しみです~(^^)/

  • 初学者にもやさしい本格的な聖書の学びの場になりそうな予感

    mikaさん 「バイブル・スタディ」始まりましたね。創世記から始められるというのは、本格的です。また初学者にもやさしい語り口なのも有難いです。今後、どのような形で展開していくのか、楽しみです。創世記なら、最初から二つの異なるストーリーが入っているといったあたりは触れられるのかなとか、正典以外の外典・偽典などの話も出てくるのかななどと想像しております。本邦初翻訳の作品もあるmikaさんですので、あまり訳のないマカバイ記3,4とか、そうした紹介もあるかもとか思っております。 ちらりと、第一回 ... 続きを見る

  • ラストのパラグラフが秀逸

    mika様 「ささやかな戦い」楽しく読ませていただきました。私にとって本作のハイライトは、ラストのパラグラフにあり、そこでは、読者にはガチガチに保守的で古風な人かと思われていたであろうお祖母ちゃんが「祖母は鏡台の前にスマートフォンを立てかけ、礼拝動画を見ていた。」。これは状況が目に浮かぶようで、思わず笑ってしまいました。勿論、本作の主題のひとつである、現代のロシアにおける英単語の流入事情、インターネットの使用状況が描かれていることが学べたことも、読者にとっては得をしたような読後感があります。 ... 続きを見る

  • エリカ イタリア ヒースクリフ 嵐が丘

    私には「エリカ」という知人がおりましたので、拝読させていただきました。まず、本の表紙に紫の花の写真があり、「エリカ」って花の名前?という興味がそそられて、読み始めました。エリカという花のイメージがなかったので、読後に、花の写真を見て、小説の舞台がイタリアということ、さらに「エリカ」の花言葉などを調べていくうちに、世界が拡がりました。私の知人のエリカは、私の研究室に数年前に4週間ほど短期留学してきたイタリア人の女医学生です。エリカの花は、Ericaとスペルするようですが、私の知人のエリカはErik ... 続きを見る

  • 『太陽の男たち』『ハイファに戻って』

    こういうブックレビューは、mikaさんの独壇場ですね!この「NOVELDAYS」に既に確固たる地位を築いている気がします^^ 1960年代から1970年代、日本では高度経済成長が謳歌されていく時代に、世界の中には、「書くこと、表現すること」に命を懸けなければならない作家がいたんですね。mikaさんの作品を読んでいると、本当にこの世界の広さと深さを感じます^^ そうだったんですか、「抵抗文学」という言葉は、カナファーニーによって生み出されたんですね!文学が抵抗の手段になるというのは、例えば台湾 ... 続きを見る

  • ガッサーン・カナファーニー『太陽の男たち』『ハイファに戻って』

    「パレスチナとは何か」を自分に問う主人公。「血や肉や身分証明書やパスポートではない」という記述に、無知な私はイスラエルという国とパレスチナ問題を再確認しました。 第1次大戦で財政難になったイギリスが、ユダヤ金融資本に国債を買ってもらうためシオニズム運動(ユダヤ人国家建設運動)を支持。その結果ユダヤ人がパレスチナに大量流入し、先住民のアラブ人と紛争が勃発。ユダヤ人はホロコーストを受けたことで同情が集まり、追い風に乗って1948年にイスラエルを建国。追放されたアラブ系住民がパレスチナ難民になった。 ... 続きを見る

  • 星屑のジグ

    とっても素敵な作品でした! 今はこういうコンサートに行かれないからこそ、その輝きが幾重にもまぶしさを増すような気がします^^ 特に「永遠の二時間十数分が終わり」からの部分が本当に絶品で、あの身体感覚の描写の鮮やかさ、そしてラストの主人公の見る夢の美しさにうっとりしてしまいました(*^^*) 「明日は憂鬱そうな顔で登校しなきゃ」の一言にくすっとしつつ、あの言葉を呟いた後、主人公の女の子はちょっと「憂鬱そうな顔」の練習をしてみたんじゃないかなと想像して楽しみました。 かわいらしい主人公の顔が ... 続きを見る