バイブル・スタディ・コーヒー ~スラスラ読める! 聖書入門

作者 mika

[歴史]

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79件のファンレター

バイブル・スタディの仲間たちの会話をちょっとだけ覗いてみてください。
寝ころんでスラスラ読める! 「物語」がわかれば、聖書は楽しい。
聖書を最初から最後まで読み通すのは大変です。途中でいやになってしまうことも珍しくないでしょう。
なんとなく難しそうでも、聖書のことばの向こうには、豊かな歴史と文化が広がっています。
どなたでも、実際に聖書を読んでみようというかたのお役に立てればうれしいです。


アイコンはTopeconHeroesダーヤマ様の「ダ鳥獣戯画」より使用させていただきました。

ファンレター

文法の解説が読解を助けてくれます

某読書サイトから飛んで参りました。
旧約聖書は儀式などの細かすぎる説明が苦手で、しばらく遠ざかっておりました。
しかし、「短編集」「異なる作家の連作物語」との紹介に目から鱗!!再び手に取ってみようと思った次第です。
同じ言葉の繰り返しという件、聖書を読んでいるといつも感じます。そのたびに、同じ動作やシーン・言葉が繰り返される絵本を想起します。また、当然ながらヘブライ語に詳しくありませんので(あっ!そういえば昔、ヘブライ語の本の書誌データを作ったことがあります。何日かかったことやら

返信(2)

amazakeさん、ようこそ! お読みいただきありがとうございます^^ 
『旧約聖書』をお手に取ったことがあったのですね。少し聖書を読んだことがある方には復習になるかと思います。おっしゃる通り、レビ記の衣服や家屋、病気などに関する細かい規定を読み進めるのは難しいですよね。現代の読者は教会へ犠牲の牛を引いていったりしませんので。
「再び手に取ってみよう」と思っていただけて、本作を書いて良かったと心からうれしく思いました! 旧約を読んでいると、また同じ言葉が出てきた、と思いますよね。わたしは何回出てくるか数えてみたりします。繰り返しが多ければ多いほど、読者に伝えたい重要なメッセージなのだろうと考えて。この同じ言葉を数える読み方は、ふだん小説を読む時にも役立っている気がします。
わたしもヘブライ語はまだまだ勉強中で、ヘブライ語入門を図書館から借りて読みながら書いています。
お時間がありましたら、またぜひ覗いて下さいませ^^ 次回は来週水曜更新、バベルの塔のお話です。
mikaさん、お返事ありがとうございます。慣れないもので、ファンレターが全文掲載されず、失礼いたしました。続きは→「「祝福した」という動詞の時制は三つとも未完了体で、今でも祝福し続けているというニュアンスがある。」というような説明が本当にわかりやすく、聖書理解の強力な助けとなります。#2では、「あれ?ベートってこの字だったっけ??、、そうだった!ヘブライ語は右から書くんだった」と自分の間抜けさぶりには笑ってしまいましたが(^^)/この先、長い旅路となりますが、ゆっくりのんびりついていきたいと思います。