バイブル・スタディ・コーヒー ~スラスラ読める! 聖書入門

作者 mika

[歴史]

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79件のファンレター

バイブル・スタディの仲間たちの会話をちょっとだけ覗いてみてください。
寝ころんでスラスラ読める! 「物語」がわかれば、聖書は楽しい。
聖書を最初から最後まで読み通すのは大変です。途中でいやになってしまうことも珍しくないでしょう。
なんとなく難しそうでも、聖書のことばの向こうには、豊かな歴史と文化が広がっています。
どなたでも、実際に聖書を読んでみようというかたのお役に立てればうれしいです。


アイコンはTopeconHeroesダーヤマ様の「ダ鳥獣戯画」より使用させていただきました。

ファンレター

再開、待っていました!

再開を待っていました! 更新履歴で見ると、前回は既に一年半前のことだったんですね! 今回の「創世記29章-30章 ヤコブの子供たち」、いつもながらとっても読み応えがありました(*^^*) 描かれている状況は、もう地獄としか言いようがないですね(「地獄」という言葉をここで使っていいのかはわかりませんが…) それにしても、キリスト者ではない私からすると、ヤコブの言葉と、そのやっていることは、どうにも承服できかねるのですが…mikaさんの解説と兎さんの「的外れじゃなかった」という言葉から、いろ ... 続きを見る

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ヤコブのひとめぼれ/ヤコブの結婚

いつも大変面白いこの連載ですが、今回は特に物語的な面白さを感じました! ヤコブはなんと14年間もただ働き! 太宰治の『お伽草子』「カチカチ山」の言葉ではないですが、正に「惚れたが悪いか」状態…(笑) やりがい搾取ならぬ愛情搾取、更に花嫁すり替え(そこまでする?)…と、ラバンはとんでもない悪党のようですが、でも「婚資」、またそれの代替としての「労役婚」など文化的背景がわかると「なるほど、それも(ある程度)仕方ないのか…」とも^^; そこから更に踏み込んで、日本の「年季婿」に言及する視点が、 ... 続きを見る

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結婚という名の、人の移動

mikaさん、こんにちは。更新嬉しいです! さて今回の29章ですが、「労役婚」「婚資」というキーワードに興味を持ちました。 本文でも触れられていますが、最近は「結納(金)」も廃れてきているなあ、と思います。 貴重な労働力を一人奪っていくのだから、という考え方に納得するとともに、 現代日本ではそう考える必要が無くなっているという意味かな、と考えました。 嫁入り道具というのもきっとそうなんでしょうね。方向は逆でしょうが。 ウイリアム・ダイスの絵は例の『名画が描く―』にも載っていて、鮮 ... 続きを見る

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創世記27~29章

ヤコブの旅立ちのエピソードを見逃していて、今読みました! 雲間からの光の柱、ヤコブの梯子というんですね。確かにあの自然現象は、ただならぬ荘厳さを感じさせますね。昔の人が神様の力を感じたのも、分かるような気がします。 そして今回。衝撃的なひとめぼれと結婚のお話でした! 「愛のとりこ」になったヤコブの姿が良いですね(笑)。だけどその後の展開はまた、民族の厳しい掟にぶつかりますね。婚資や労役婚の話、大変勉強になりました!

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ようやく解けました

マルティン・ルターの基礎教書「キリスト者の自由」の最後の箇所に階梯に関する記述があり、月日が経ても解釈が難しいと感じていましたが、ようやく解けました。 ありがとうございます。 mika先生のお陰です。

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ヤコブの旅立ち/ヤコブの夢

今回も大変面白く読ませていただきました! 結婚相手を見つけるためのヤコブの「旅立ち」は表向きの理由で、実際は限りなく「共同体からの追放」に近かったんですね。そんな「もっとも孤独でみじめな」状態で見た夢が「神の恵み」だったというところが、とっても印象的でした。「神の雲間から太陽光が柱のように地上へ降り注ぐ現象」を「天使のはしご」と呼ぶのはこのお話からきているのですね。なるほど!…です^^ 挿絵も大変興味深かったです。「はしご」と「階段」というのは同じ語源なのでしょうか、すごく立派な階段の絵(そ ... 続きを見る

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★エサウの妻/リベカの計略

今回は自然にエサウに感情移入してしまい、辛い気持ちになりました。 実の母親なのに、しかも双子なのに、リベカはどうしてこんなにエサウに辛く当たるのでしょう? エサウの立場だったらたまらないな…と思ってしまいました…>< それにしても、VOICEPEAKすごいですね! 最新のAI音声合成技術は、こんなに感情豊かに朗読できるんですね…ビックリ!@@ おかげで、エサウの無念さがとても実感的に伝わってきました^^ また、「リベカは主なる神の言葉に従っているように見えて、実は神の言葉 ... 続きを見る

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エサウの妻/リベカの計画

mikaさん、こんばんは。 表題の回を拝読しました。そして、VOICEPEAKも聴いてみました! 今回の場面、『名画が描く―』ではフリンクの作品が紹介されていましたが、いろいろな人が描く場面なのですね。 その絵と朗読を合わせるのって、なかなかいいですね。こちらの解説と合わせ、さらに興味と理解が深まる気がします。 そうは言っても、唯一の正解はないのでしょうが。 この場面とリベカの指示が、果たして宗教的に「良い」ことかどうかは 『名画が描く―』やそれ以前に接した旧約聖書のお話から ... 続きを見る

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創世記26章「ユダヤ古代誌」「Joseph The Prophet ”I’ll stay with you.”」 「Saint Mary」「Mysteries of the Bible」

「創世記26章 井戸をめぐる争い」を、mikaさんが引用されている「ユダヤ古代誌」も参照しながら読ませていただきました。「ユダヤ古代誌」では、聖書に書かれている部分が簡略化されているのですが、逆に、書かれていない部分が補われており、この井戸をめぐる争いの両サイドの心情がよりわかって勉強になりました。 入院中とのことを伺い心配しております。「バイブルスタディ」がご負担になっていたかもなどと思っております。Mikaさんの(私も含めた)ファンレターに対するご返答が、あまりに丁寧でしたので、今後は ... 続きを見る

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創世記26章 イサク、ゲラルへ行く/井戸をめぐる争い

この連載を拝読していくうちに、当時の「井戸」の重要さがよくわかりました。井戸がそこに住む人々の生死の鍵を握り、井戸を掘りあてることは繁栄のいしずえであり、それを奪ったり奪われたりすることは争いの種となり、大きな憎しみを生む結果にもなるんですね。 「21章で、アブラハムはアビメレクの部下が井戸を奪ったことで、アビメレクを責めた。一方イサクは、ゲラルの羊飼いが井戸を奪ったことについて、アビメレクを責めなかった。」mikaさんのこの言葉に深く考えさせられました。イサクがアビメレクを許したということの ... 続きを見る

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創世記26章

今回は特に心に響くものがありました! かつて難民だった自分を傷つけ、追い出したその人を、温かく迎え入れるのは簡単ではありません。許せない、と感じる人の方が多いのではないでしょうか。でもイサクはそれをやったんですね。神とともにあるという自信があったからこそ、できたことなのかもしれない、と思いました。 古代のイスラエルには、すごい歴史が詰まっていそうですよね。「士師時代」という言葉からは、オペラ「サムソンとデリラ」を連想しました。なかなか政情が安定しないかの地ですが、平和になって発掘調査が進むこと ... 続きを見る

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創世記25章 エサウとヤコブの誕生/長子の特権

豆のスープと長子の特権を交換する?! あまりに意外な話にびっくりしました^^; 最初はいくらなんでもそんなことはあり得ないと思ったのですが、以前読んだ笑い話みたいなのを、ふと思い出しました。山に登ってへとへとになった人が、「今誰かが自分に一杯の冷たいビールをくれたら世界と取り替えてもいい」と言っていた癖に、いざ下山してビールにありつくと、「ビールの値段が高い」と文句を言うという話なんです…^^ ビールの値段には文句を言えても、交換してしまった長子権はいくら後悔しても、元に戻らないですよね。 ... 続きを見る

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現代にこそ必要な

mikaさん、こんにちは。 聖書のお話、毎回そうなのですが、今回は特に現代的に響きました。 「一時的な満足を得るために、もっと大切なものを失ってはならない」 科学技術も政治経済も、もしかしたら芸術も……。 目の前の利益、名声、卑近な所ではPVや★……。 有り難うございました。

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映画『天地創造』

映画『天地創造』の内容を分析されると同時に、mikaさんの連載の総集編的な内容にもなっていて、ここまでの部分をおさらいする感じで、もう一度自分の頭の中で整理することができました^^ 三時間近くの大作映画でも、細かく見ていくと、いろいろ聖書との異同や、省略された箇所が出てくるんですね! やはり、映画として描くには、登場人物の性格や、ストーリーの明確さが求められるため、製作者自身の解釈が強く出る面があるんだなあ、と思いました。 でも、そういう異同はありながらも、聖書をモチーフとした映画が、キリ ... 続きを見る

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映画『天地創造』(1966年)を観ようーイザヤ書“Peaceable Kingdom”

映画「天地創造」の解説、楽しく拝読いたしました。私がこの映画を見たのは、もう随分前で、記憶に強く残っているのはロトの妻が塩の柱になってしまったシーンくらいで、今回のmika さんの解説を読んで、こんなに詳しく創世記が描かれていたのかと驚いております。私は聖書、神話、歴史物など登場人物が多い大著の入門編として、映画、TV、漫画などを手に入る場合は、よく利用します。登場人物と役者さんの顔が重なって、本を読むときに記憶に残ってイメージがしやすいためです。特にヒンズー教の神話関係のもので優れたTVシリー ... 続きを見る

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総復習!

今回はスケールの大きな総復習、という感じですね! あれこれ有名エピソードを総ざらいして頂き、とても贅沢な回でした^^。 省略が多いとはいえ、盛りだくさんな内容。これだけのエピソードを一本の映画に詰め込むのは、1960年代だから可能だったのではないでしょうか。本物の動物を使ったシーンも、有名な映画音楽も、この時代ならではの豪華さですね。 聖書の教えを伝えるという宗教的意味ではなく、聖書のエピソードを利用してスケール感や迫力を伝える作品なのかなという気がしました。でも読むのが難しい聖書を、映像を ... 続きを見る

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受け継ぐ

mikaさん、今年もよろしくお願いいたします。 年末の回でしたが、今頃じっくり拝読しました。 アブラハムはイサクを生贄にしようとしたところからも分かる通り、文句のつけようが全くない強い信仰なのですよね。 世代や時間なんか関係ない。 そこから、イサク、ヤコブ……と続いていき、いわゆる「選民」としての思想も出てくる。 子孫の方は人数も増える分、いろいろな思想が出てくるのも当然なのですが、 やっぱり最初というか過去の人の想いというものをきちんと受け継ぐというのは大事だなあ、と思いま ... 続きを見る

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創世記25章 アブラハムの死/イシュマエルの子孫

今回、「アブラハムの死」を読ませていただいて、阿部昭の「大いなる日」という作品を思い出しました。 阿部昭というのは今はほとんど読まれていない昔の私小説作家なのですが、元軍人だった父親の死を書いた「大いなる日」という作品は、以前講談社の文芸文庫に入っていたんです。ただ、その父親は戦後、失意の中で無為の日々を送った人で、作品としてはなんだか退屈な気がして、なぜそれほど名作と呼ばれるのか正直よくわからなかったんです。 でも、今回mikaさんの書かれた「アブラハムの死」を読んで、ふと「大いなる日」と ... 続きを見る

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希望

400年も後に叶えられる、神様の約束。 それを信じ、満ち足りた気持ちで死んだというアブラハムには、キリスト教徒でなくても教えられるものがありますね。欲しいものをすべて手に入れられるわけでもないのに、未来に希望が持てる。それってすごいことだと思います。もしかしたら、アブラハムはそうした突き抜けた「前向き」人間であったからこそ、神様に選ばれたのかな、とも思いました。 オペラのことを書いていると、聖書の知識を前提としている部分が多いことに気づかされます。今年もmikaさんにいろいろ教えて頂きたいで ... 続きを見る

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本年もお世話になりました

アブラハムの生涯のやりとり、楽しく拝読させて頂きました。 盲目でした。アブラハムは約束の地を受け継ぐことなく去ったのは忘れていました。 アブラハムは幸せだったのでしょう。彼にとって地上は試練の地。 今は御国にて安らかに過ごしているのでしょう。 解説を読んで少し安心しました。たとえ、目的が果たせなくても信仰を揺るがすものではない。 先人達から学ぶべきことはまだまだ多いですね。 本年もお世話になりました。 mika先生のご活躍を祈念しております。 良いお年をお迎え下さいませ。

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