第9話

文字数 154文字

 釣竿を受け取った若者たちは、又郎と亀を残し、立ち去っていきました。
「ありがとうございました。お礼をしたいので、背中に乗ってください」
 奇妙なことをいう亀だなと思いつつ、又郎は言われるがまま、亀の背中にまたがりました。
 ぐしゃっ。
 又郎の重さに耐えきれず、亀はつぶれてしまいましたとさ。
 めでたし、めでたし。

ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み