第11話:ハワイ4島クルーズ2

文字数 1,738文字

 12人が集まり各自にクルーズチケット渡し、ここでは機の的に日本は通じないと考えて下さいと言い、まず、支払いのクレジットカードを登録するように言われるので、提示して下さい、ファミリーで使う場合は、家族で使う、ファミリー、夫婦でウイズ・ワイフと言ってクレジットカードを登録して下さい。その際に必ず自分達のスーツケースを持っていって下さい。

 乗船手続きが終わるとポーターがスーツケースを自分達の船室の前まで送り届けてくれると説明した。もし、どうしても人がない人は、私達の前か後についてきて下さいと連絡した。最後に、酒の持ち込みはダメです。持ち持って来ていたら、提出すると、クルーズ最終日に返してくれますと教えた。その他、何か質問はと聞くと、特になかったので話を終えた。

 やがて、登場手続きの時間になり、最初に佐光が手続きを終えて、他の仲間の状況を観察することにいした。数回、助けてコールがあり上手く対処して40分で全員が乗船できた。そこで、まだ上船を終了するまで2時間以上かかると思うので、カジュアルレストランで、お茶しましょうと言い、案内した。まだ、乗船し始めて、そう時間がたっていないので、意外に空いていた。

 1時間半位して、部屋に戻りましょうと、エレベータで降りた。我々グループは同じ回の船室だったので。行くと、やはい、部屋の前にスーツケースが置いてあり、鍵を開けて室内に入れた。そして16時頃に、救難訓練のを始めるからデッキに集まれとの放送が流れ、みんなを集めてデッキの避難用ボートの前に言って、船員さんの身振りを見て、真似して、訓練を終えた。

 その後、18時にホノルル港をクルーズ船が出て、ホノルル湾内のナイトクルーズ船の乗客達が、我々を見送ってくれ、多くの船が汽笛を鳴らして、出港を祝ってくれた。オアフ島の高地に灯りが灯り、ホノルル港の灯台にも灯りがともった。なんと美しい、ホノルルの景色だろうかと、見とれているうちに、岸壁が遥か彼方に遠ざかっていった。

 その後、佐光達の仲間が船内見学に出かけた。まず、通路を歩くと、写真が貼られている売店のような所が見え、奥様方が、佐光に、あれ何と聞くと、何か船内のいろんなところで、カメラマンが勝手に写真を撮り、気に入った自分の写真があれば1ドルで1回買えると言った。その後、大きなショー会場が目に入り、続々と人が入っていくので、それに付いていった。

 その後、座席、横一列に、仲間12人が入り、ショーの開始を待った。すると、20分位して、司会者が出て来て、今日は最初に歌謡ショー、次にコメディアンのショー、次にマジックショーなど120分のショーがこれから始まるよと案内した。その後、まず、きれいなドレスの女性が、有名なポップスメロディーを大きな声で歌い出した。

 その後も5曲歌い、次に男性歌手に交代して歌ったが、声量の大きさに、驚かされた。次に、コメディアンが出て来て、色々、面白い話をしてるのだが、英語がわからないと、全然面白くなく、英語でわかっても、日本人としては、あまり面白くなかった。ただ、オーバーなアクションだけは、さすがプロだった。

 最後に、大きな金属製の箱が出て来て、美女とマジシャンが出て来て、その美女を箱の中に入れ、鍵をかけた。するとなぜか、立方体の箱に入ったはずの女性の足が箱の下に出て来た。少しして左右の手も出て来た。その時、会場では、大きなどよめきが沸いた。やがて手と足が引っ込み、マジシャンのステッキで、その箱をたたくいた。

 その後、箱を開けると、隠れているはずの美しい女性がいないどころか、空っぽだ。そして、どよめきがおきると、ゆっくりと箱を閉めて、鍵をかけた。次に、また、ステッキで箱をたたき、ゆっくりと箱を開けると、美女が身体を小さくして、箱から出て来た。会場からおおきな拍手と口笛が鳴り、マジシャンと美人が、お客さんに挨拶して終了となった。

 そして、今迄の出演者達が、挨拶に出て来て、クルーズを楽しんでと言って、去って行った。ホノルルを出て、翌日はハワイ島のヒロに向かい、朝起きて、散歩に出かけた。この船のデッキは、一番前と一番後ろが、狭くなっていた。それでも多くの人が早朝の散歩を楽しんでいた。
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