寮もあったのです

文字数 547文字

移転前も移転後も、寮を有する眠らぬ学園。
いや、眠ろうにゃ。
なお、寮犬も一緒に引っ越しました。
いや、置いていったら駄目にゃ!
この寮犬、拾い物ながらふわふわで、かわいげがあるもんだから肥えてねえ。
首から食べ物を与えないで下さいって下げていたとかいないとか。
どれだけ食べていたのかにゃ?
そりゃ、何かにつけて生徒からおやつは貰っていたのでしょう。生徒数が多いからおやつには困らない。
人間の食べ物は犬に良くないけどにゃ。
しかし、寮も在るって、何だかセレブみを感じるにゃ。
いやいや、田舎で交通の便が悪いから遠い子用です。
まあ、遠くても通う辺り、その子のおうちはお金持ちでしょうが。
交通の便が悪いってどれ位かにゃ?
最寄り駅は急行も準急も止まらない。
路線は一つ。
時刻表は縦に長い。
田舎あるあるにゃ。
昔は、学園側に駅入り口すらありませんでしたからね。
学園ありきの新たな駅入り口。
工事って、そんな簡単に出来るものじゃないにゃ。
アーメン(せやね)
だから、乗客数って駅の設備の為には重要なんです。
駅長が猫になって人気が出ると、どんどん綺麗になっていくのも同じ。
 た ま 大 明 神
で、観光客は何時飽きるか不明だけど、移転してきた学園なら安定した需要が見込めるよねと。
店は出来なくとも駅は変わった、そんな田舎の学園と駅。
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登場人物紹介

作者
育ちも悪けりゃ口も悪い
目も悪いからアイコンが眼鏡

イマジニャリーフレンド
ツッコミ役。

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