聖書と賛美歌21
文字数 501文字
普通高校になくてミッション系にある授業、それが聖書。
なお、始めの試験では「主の祈り」を書き取り、学園の由来と設立年を問われました。
それは先生にしか分からない。
そして、聖書と賛美歌集は毎朝ある礼拝でも使います。だから、校章入りの手提げが配られました。
その上、大切な本を守る為、家庭科の授業では先ず初めに聖書カバーと讃美歌集カバーを作ります。布は持参です。
まあ、小遣いの貰えない身だから買わないで済ませたよね。
カバーに使う布位、探せばあるもんです。
売るものでさえ、余り布で作る人も居るから自分用なんてそれで良いだろ。
提出して採点してもらってからは使わなかったし。
家庭科の単位の為だけど?
評定平均が基準を越していないと「授業料免除」の恩恵はきえる決まりだったから。
基本的に手提げに入れているから隠れているし、開けばカバー側は下になるから無問題だった。礼拝中にいちいち見回る先生も居なかったし。
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