第26話 総裁政府の樹立
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テルミドールのクーデターが起き、王党派は、議員数を増やせると希望を持っていた。
しかし、この時樹立された総裁政府は、議員の2/3が、現職でなければならないという決まりがあった。
これでは、いつになったら、王党派の意見が通るのか、わからない。2/3条項は、明らかな不正ではないのか。というのが、蜂起した王党派の言い分だった。(上記ヴァンデミエールの乱)
*20話「カール大公の策略」、参照
ライン河流域での戦いでは、オーストリアのクレルファイ元帥が出てきて、ジュールダン軍のサンブル=エ=ムーズ軍を押しやっていた頃だな。
俺達ライン・モーゼル軍が、ネッカー河岸でやられた直後だ。
*17話「ジュールダンの後退」、参照