0624【プロ野球ー観戦】援護のある小島を見られる喜び(鴎-牛)

文字数 548文字

鴎先発の小島(おじま)は、高校時代の活躍から記憶にある数少ない選手だ。
選抜優勝し、夏は仙台育英に負け(この時の仙台育英は上林(鷹)・馬場(虎)・熊谷(立教→虎)とプロ入りメンバーが並んでいた)、早大では1春に優勝したのち、長いこと先発を張るも三年秋には東大と同率の最下位に沈み…
投打がなかなか噛み合ず、好投しても勝ちがつかない。早大小島はそんなイメージが強かった。

そんな印象深い選手がまさか鴎にやって来るとは思わなかったが、去年は3勝。ドラ3大卒ピッチャーとして上々のスタートを切った。

今年は練習試合から好調で、期待がもてた。表情も明るく、若々しさを取り戻しているように見える。

今日は昨日に引き続き、初回から3点先制。急な援護に驚いたのか即HRを打たれて逆転されるが、鴎小島はひと味違う。牛のエラーも絡んで試合前半に逆転し、だめ押しも加えつつそのまま逃げ切った。今季の鴎では、美馬に続く2人目の先発勝ち投手だ。

好投しても勝ちに恵まれない小島より、多少打たれても勝ちがつく小島のほうが見たい。前者は大学時代に散々見てきた。プロでは後者で活躍するときがきた。

「ロッテに来てよかった」
いま小島がそう思ってくれていたら、六大学&鴎ファンとしてこれ以上の喜びはない。

鴎6-4牛
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