0626【プロ野球ー観戦】開幕投手はお疲れぎみ(鴎-牛)

文字数 1,073文字

1回裏。少し遅れてスポナビを開くと牛のマウンドには鈴木。エースの山岡はどうした。
脇腹を痛めて3球で降板というが、鈴木は今季初ベンチ入りの投手。ロングを見越して彼を入れたということは、登板前から山岡はあまり調子が良くなかったのだろう。それにしても、はじめから登板を飛ばして鈴木先発のほうが準備ができたのではないかとおもうが。

牛のバタバタ具合にまず目が行ってしまったが、石川(鴎)の調子もあまりよろしくない。数年前のヒーローインタビューで「四球をひとつでも出したらダメ」と言っていた彼が四球連発。初回からHR含む2失点。
他球場に眼をやると、他のカードも案外序盤から点の取り合いになっている。特にパリーグ。金曜日なのでもちろん全チーム開幕投手が先発だ。先週の開幕があまりにもイレギュラーな状況だったため、精神を摩耗し回復が間に合わなかった選手が多かったのかもしれない。先週石川と投げ合った東浜(鷹)も、同じく初回にHR含む二失点をしていたから「石川だけがわるいんじゃない」と思い直すことにした。

奨吾→アジャ井上の打順がよい。この二人が常に打つから点がよく入る。今季の中村剛(獅)→栗山(獅)もそうだが、下位打線でつながると見ていて気持ちがよい。

逆転した8回も、アジャ井上の爆走が得点に繋がった。彼がホームに帰ってきたときのベンチ&打った藤岡の喜びようは、2010年の空気感を想起させた。サヨナラやHRではなく、タイムリーヒットでこれだけ喜べる。ここ数年で一番いい雰囲気かもしれない。
欲を言えば、柿沼の代打で佐藤が出てきてほしかった。ちょこちょこ要所で打席を貰っている福田光に比べ出場機会が少ないので、出せそうなときはどんどん試してほしい。2軍で細川に鍛えてもらっているであろう同期の植田とレベルの高い捕手争いをするためにも、佐藤のレベルアップに期待している。そもそも、柿沼が代打を出されないくらい打てるようになって欲しいという思いもあるが。

ちょうど一週間前、サヨナラ負けを生んでしまった小野ふみ(※敗戦投手は東條)。今日は同じく失点こそしたものの、回またぎをこなし勝ち投手に。TVでは移籍後初勝利と出ていたが、どうやら一軍でのプロ初勝利らしい。この一週間、色々なシチュエーションで頑張って投げていた成果が出た。今後にも期待。

……二戦連続で完投した大瀬良(鯉)や八回まで投げた今永(星)などを見ていると、そろそろ完投するピッチャーが出てきてほしい気もする。無理は禁物だが、フル回転の中継ぎ陣を休ませる投球がみたい。

鴎6-5牛
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