0619【プロ野球ー観戦】息詰まる投手戦。これぞ開幕戦(鴎-鷹)

文字数 744文字

練習試合から引き続き、無観客での開幕。
応援が無ければ、練習試合と同じ雰囲気で進むのではないだろうか。
始まる前までは、そう思っていた。

試合開始。鷹の開幕投手・東浜の気迫に、呼吸を忘れた。
150km超えの球をバンバン投げ込む力もさることながら、軽い気持ちで見てはいけないような、張りつめた空気。同じ無観客でも、練習試合とは明らかに異なる緊張感がそこにはあった。

独特な緊張感は、鴎の開幕投手・石川も同じだった。
直球から入った東浜と違い、石川は持ち球のシンカーから入った。二人のピッチャーの違いが現れている気がしたが、こちらもオーラが尋常ではない。数時間前に「不安しか無い」と言っていた人間には見えない。

スポナビのアプリで他球団の状況も見ていたが、開幕戦で最も緊張感のある試合をしていたのはこのカードだったと思う。

この空気感の中で、9回2死で甲斐から盗塁を決めた和田は凄い。その後直ぐに奨吾のタイムリーが出たのも大きかった。サファテがいつ戻ってくるのかわからないが、ほぼ毎年フル稼働している森ゆを打ち崩しておくに越したことは無い。

延長で惜しくもサヨナラ負けとなったが、開幕戦で小野ふみを試せたのは大きいように思う。未だ石崎と小野ふみの新戦力が何処で使われる予定なのかわからないので、今後の出方が楽しみだ。
小野ふみは球が速い分、練習試合では後続の投手が捕まっているイメージがあった。ゆえにビハインドの抑えとかがいいように思うがどうなるだろうか。

10回に投げた高橋礼に勝ちがついたのは少し笑ってしまった。ぱっと見では先発に勝ちがついたように見える。いやしかし、東浜を忘れるわけにはいかない。彼の投球は本当に素晴らしかった。きっと今年も活躍するだろう。

鴎1-2X鷹
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