第23話
文字数 337文字
が心の洪水第7回■
■8
ム=ウムの姿は、かつてシュクセイキにフネが入間の姿をしていた時の姿に
うり二つだった。
フネは爆発のショックでシュクセイキに自分が人間であったことを思い出していたのだ。
フネの全記憶機構の働きにより、ゾュクセイキの自分の姿に、ム=ウムを再構成したのだ。
ム=ウムは、主によって創りあげられたが、今はフネの意志により、遠い昔のフネの姿をした入間だった。
フネは暴力には暴力で迎えうつ決意をした
主はフネが消滅していないことに気づぐのに時間がかかった。
なぜならフネの近ぐにのばしてあった.その感応枝も吹きとんだからか。
主白身も原子爆弾の破壊力のすざまじきにより神経中枢に支障をきたしていた。
吹き飛んだ感応枝はその最後の瞬間に神経系の痙學のインパルスを彼にもたらした。