第35話

文字数 514文字

我々人類は今まであまりに傲慢ではなかったろうか。ROW星人のしわさてはなく、神の、
我々が神と叶ぶものによってこの災害がもたらされたら、我々はそれが自らの罪と認め、
進んで死についたかも知れない。
自分で、自問自答している自分がいやになる。
ちえっ、伺て弱気たんだ。
お前カインは。
僕は自分自身の気弱さにいらたち始める。
これから何世紀も待ち続け互ければならないんだ。
ひょっとしたらROW星人はこないかも知れない。

だが、、それが何んだ。
僕は必ず復讐してやる。
もし箱船のゆえに、この地球を離れることができないなら、新しい人類を僕自身「箱舟」
の体の中で進化させ、人類戦士として彼らを宇宙にはばたかせるのだ、ROW星人と戦うために。
考える時間は充分にあるのだ。僕の体は、ばらばらに分解され、彼らの科学力をもって作り
あげられたすばらしい箱船という体に、僕の神経系や脳組織が移植された。
手術は終わり、僕は箱船として、この荒れはてた地球を、いや、いまや大海原の星を、漂い始めた。
人間を探すのだ。
そして僕の体の中で、彼らを人類戦士として進化させるのだ。

いまに見ていろ、ROW星人め、いつの目か、僕カインの地球にやってきて手強い敵
に出会うことになるのたぞ。
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