第24話 より高みを目指して
文字数 307文字
新聞を読んでいると、猫ちゃんが乗ってくる。
まあ、よくある話だ。
猫ちゃんの心理としては、飼い主さんに構ってほしいとか、
邪魔をしたいとか、色々あるのだろう。
アンちゃんが、新聞に乗るということ、
これすなわち、少しでも高みを目指しているということだ。
意識が高いとかではない。
畳の上で新聞を広げたら、
「今、この瞬間、あんたがいる畳より少し上よ」
机の上でノートを広げたら、
「ほら、今少し高くなったわ。目線が上がったでしょ?どう?」
低めの食器棚の上に、敷物をしいたら、
「ほらほら、もうすぐ、あんたを見下ろせるわよ」
押し入れの上の段に座布団をしまっておいたら、
「さあ、私を、あがめるがいいわ」
ははー。
思わず、ひれ伏しそうになる。
まあ、よくある話だ。
猫ちゃんの心理としては、飼い主さんに構ってほしいとか、
邪魔をしたいとか、色々あるのだろう。
アンちゃんが、新聞に乗るということ、
これすなわち、少しでも高みを目指しているということだ。
意識が高いとかではない。
畳の上で新聞を広げたら、
「今、この瞬間、あんたがいる畳より少し上よ」
机の上でノートを広げたら、
「ほら、今少し高くなったわ。目線が上がったでしょ?どう?」
低めの食器棚の上に、敷物をしいたら、
「ほらほら、もうすぐ、あんたを見下ろせるわよ」
押し入れの上の段に座布団をしまっておいたら、
「さあ、私を、あがめるがいいわ」
ははー。
思わず、ひれ伏しそうになる。