第22話 炬燵去る

文字数 200文字

うちは寒がり揃いなので、炬燵をいつまでも出している。
ダラダラ、ゴロゴロと、ぐうたら天国である。
しかし、5月も中旬になると暑い日も続き、
とうとう片付けることとなった。
「あれ?ここにあった、お布団は?」
不思議そうに、さっぱりした炬燵の周りを回るアンちゃん。
「もう、暑いからさあ、お布団しまっちゃったんだ」
「はあ?だーれーのー許可で?」
怖!アンちゃん、怖!
炬燵布団は去りました。探さないで、ほしいそうです。






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