作品数50
総合評価数1,962
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ファンレター

  • 色の世界、色の効果!

    しおむすびさん、おはようございます。 「ふわふわ」を拝読しました。主人公の、自信のなさと願望とのせめぎあいを可愛らしく表現されていて、男子的にも参考になります。 そして見事な色彩表現が巧みに散りばめられてあり、この点がますますしおむすびさんらしさを引き出していると思いました。とりようによっては、醜く思える劣等感みたいな部分を、色を織り交ぜることで美しいものに仕上げている。そんなことを思いました。 やはりしおむすびさん、美術の人ですね。二葉ちゃんの話も色のタイトルがきまってますし(い ... 続きを見る

  • 心霊と心理が交差

    最後までいってから、「あれ?」と戻ってしまいました。意味が分かると怖い話です。 優しい語り口のまま、とんでもないところに連れていかれてしまったような感覚になりました。 ネタバレしてしまうからあまり口にできないけど、ブラックユーモア味も感じます。 その声は優しいのか、はたまた心を折って引きずり込むのか。あの世とこの世がリンクしてリピートするようでまさに、“ゾクッ”としました。この作品好きです。

  • 二度読んで、「ぞっと」しました。

    おおっ、しおむすびさんの「課題文学賞3」参加作品! 早速読ませていただきました(*^^*) 一回目は「そうだよなあ、夜の学校って本当に怖いよなあ…」と思いながら読んだのですが、ラストで「あれ、なんか引っかかるぞ」となりました。 違和感の正体は一人称の「私」…。 主人公自身が語り手なのに、どうして「〇〇〇〇な立場になったよう」という言い方になるのだろう?? そこでもう一度最初から読み直して……結果……「こ、怖い~‼」となりました。   語り手そのものに仕掛けがあるという、推理小説 ... 続きを見る

  • 考える作品

    しおむすびさん、こんにちは! ゾッとしますが、悲しくもありますね(;´Д⊂) 頑張りたい人にとっては頑張れと言って応援してくれる存在も大切なんだと思いますが、やめてもいいんだよとか逃げてもいいんだよ、と言ってくれる存在も必要だという気持ちもあり、うーん…と、複雑な気持ちになりました!結局どちらをとるのがしあわせかどうかは本人にしかわからず、これが良かったのかどうだったのか、深いなぁと感じました。 ありがとうございます(^-^)/

  • 良いです!!

    しおむすびさん、こんにちは。 「なんでこんな人を好きになってしまったんだろう」という紹介文に惹かれて読みました。 感想を伝えるのが苦手なので上手く言えなくて申し訳ないですが、とにかくいろんな表現のひとつひとつが良かったです!! こういう相手への片思いの感覚、懐かしいなぁと思い、それを的確な言葉で表されていると感じました。盲目になっている間は仕方ない、目が覚めるのを待つしかない、好きになるって理屈じゃなくそういうものだったなぁと思い出して、読後感も爽やかで良かったです。 良かった、というこ ... 続きを見る

  • 私のなにかを呼び覚ますお話

    めっちゃわかる!!! 好きだからわがまま言えないし我慢しちゃう。佐々木くんは、自分がヒロインから好かれていることに気がついている。だからずるくて少し冷たい。 下駄を脱いだ後のちょっと不思議な感覚が、恋をしているときの普通じゃない無重力状態(みたいなもの)とリンクしますね。まず『ふわふわ』ってなんだろう?と興味惹かれるタイトルでした。 続編『ふわふわ2』があるとしたら、ヒロインは佐々木くんに素っ気なくして誘いも断って凛として欲しい。 そうすると佐々木くんは「あれ?」と、ヒロインを意識する ... 続きを見る

  • 浮いたら着地する、その瞬間。

    しおむすびさん、こんにちは。このディスコミュニケーション(日本語です。ちなみに 植芝理一というひとが描いた漫画のタイトルです)状態を描いているわけですが。「なんで好きになっちゃったんだろう」と言う時に、スキスキスキってならず、芯が通った、ある意味で自立して自律しているかのような主人公が、なんとも言えず良いです。そして、「こういう恋ってあるよね!」と、思わず頷いてしまう説得力があって、「恋愛物語のヒロインとしてちょっとさめてるんじゃない?」だなんて言わせない!! タイトルは『ふわふわ』でも「浮いた ... 続きを見る

  • 切ない恋心

    必ずしも自分を大切にしてくれる相手を好きになるわけじゃない、というのが恋心のままならぬところですよね。切ないです。 桔梗柄の浴衣、すてきだと思います(*´-`) チッチッ、佐々木くん、見る目ないなぁ、というのが正直な感想。 「片思いの相手の好みがなんとなくわかっていても」、その好みに合わせることはしない、あくまでも自分の好きな衣装を身にまとう主人公がわたしはとても好きです。 そんな主人公を好きになって、彼女のことを尊重してくれるひとがきっと現れると思います。 下駄を脱いだあとのあの ... 続きを見る

  • ふわふわ

    切なくて、繊細で…とっても好きな作品です! 好きな相手に、自分では地味だと思っていた浴衣を「派手」と言われてしまう……読んでいてズキッと痛みました。 相手の自分に対する気持ちをちゃんと客観視しながら、でも、今自分の中にあるこの感じを捨ててしまうのはもったいなくて、ためらってしまう……すごくわかります。 「ふわふわ」という言葉の持つイメージが絶妙ですね! また、「私の気持ちはくちゃくちゃに……」の一行が素晴らしくて、うまいなあと感じ入ってしまいました^^ それから、「ベース」というワード ... 続きを見る

  • 正解を見つけない

    しおむすびさん、こんばんは。 最新作を読んで書き込むのが筋なのかもしれませんが、一番気になったタイトルだったので、こちらを読ませて頂きました。私は少しだけ年上で、たぶん妻と同い年で姉妹というのも似ており(妻も姉)、なんとなく重なる部分もありまして、あちらこちらで考えて込んでは立ち止まりました。やはり、距離感ですよね。言葉にするのは簡単ですが、実際はとてもとても難しい。もう会わない、こちらが譲歩する、などなど。決めたものの、これでいいのだろうか? と直ぐに悩んだり、迷ったり。悩んだり迷ったりする ... 続きを見る

  • 夏休み

    夏の早朝は気持ちいいですよね。9時くらいまでの夏の朝の空気が好きです。 そしてあっという間に夏休みですね。宿題は7月中にあらかた済ませておくと8月の後半ゆっくり過ごせるよ~と、しお太くんにそっとささやきたい気持ちです(笑) いちばん厄介なのは自由研究でしたが、今もこの課題はあるのでしょうか。毎年憂鬱でした(^^;) 息子さんたちがいそいそとしおむすびさんのいらっしゃるダイニングテーブルに集まってくるの、かわいいですね。 早くコロナが落ち着いて、こどもたちが気がねなく外に遊びに行けるよ ... 続きを見る

  • 60話

    最近朝のテレビで、障がい者の要望に沿って服をリメイクする会社を起業された方のニュースを見ました。まさに、前開きにしたり、ファスナーを付けて楽に脱ぎ着ができるような工夫をしたり。しおむすびさんの最新話でそのことを思い出しました。 「想像力を豊かに」することは本当に大切だなぁと。 さりげなくも奮闘する日常を、しおむすびさんはユーモアを交えて語られているところが素敵です。 「泣きたい顔が少しでも笑顔に」キャッチコピーみたいですね! ところでブラ問題は終始「わかる~」でした。 私もブラのせ ... 続きを見る

  • 露草って

    好きです。可愛いし、さりげなくて、じっくり写真を撮ったことが何度もあります。ブラジャーのことはわかりませんが、歳を取ると下着の消費が増えるようです。先日も、LLのメンのシャツと(グンゼ)トランクスをアマゾンで買いました。もう肥満を隠す手立ては無さそうで、あるがままで生きてます。

  • 母との葛藤

    は女性にあるものなのですね。男の自分はやはり父との葛藤の中にいました。もうその父はいません。でも今は感謝しかありません。従兄弟の中に父との葛藤の中で、父を自殺に追いやった(?)人もいました。その本人もいい人生を送れていなかったように思います。もうひとりの従兄弟は、自分が家庭教師をやった間柄なのですが、父と絶縁して家出しました。その父は自分の母の弟です。血の濃い間柄も他人との関係も難しいのが人間世界なのかも知れません。

  • 梅の季節

    梅の仕込み、お疲れさまです! しおむすびさんの申し送りノートやコルクボードに書かれた文字がめっちゃキレイで、几帳面な性格が表れているなと思いました。とても読みやすくて、お店のPOPとか書かれていたらパッと目を引きそうです(*´-`) 『朝焼け』コンテスト応募作品とこちらの59話、あわせて拝読しました。 自分の親が、自分が思っていたより弱いのだ、という事実に直面したときのショックはかなり大きいですよね。 いままでにも、しおむすびさんのお母さまへの複雑な心情を拝見してきたので、今回のお話 ... 続きを見る

  • 明るい兆し

    しおむすびさんの、モノローグ的な作品。 公衆電話で問いかけるシーンは刺さりますね。相手へ問いかけているのか、自分の心の落としどころを探っているのか。このシーンが響く人はたくさんいると思います。 そして私も「母性」という言葉には、光と闇というか、“作用”と“反作用”めいたものを感じてしまいます。 ラスト、乗り換え自由の人生の旅を楽しむ、ということは私の抱えているテーマでもあるので、とても共感しました。 心的世界を表現するのに画像が効果的ですね! 朝焼けを象徴する、明るい兆しを感じさせる作 ... 続きを見る

  • 散文詩のよう

    しおむすびさんの紡がれる言葉が、水のように心に沁み込んできました。 まるで散文詩のような作品…。 声に出して読みたい作品です。例えば、「つい、思い出す。」のように、「つい」と「思い出す」の間に読点(、)を入れるなど、言葉のリズムに対するしおむすびさんのこだわりを感じました^^ それから「母性」に関する部分も刺さります。社会的に勝手に形成された「神話」によって、際限なく押し付けられる役割――正にそうですよね…。 静かに沁み込んで、そして、深く心に響く作品だと思います(*^^*)

  • 一生懸命

    生きておられる姿がなんともよく感じられて、微笑ましくなってしまいました。ちょっと上から目線でご免!今日のノベルデイズに書きましたが、ホーキンスの映画は素晴らしいですよ。良かったら見てください。何かの参考になるかも(?)

  • 面白かった

    いろんなものにチャレンジしているのですね。この歳なってももう一度戻ることができればと考えてしまいました。異性を見て心が動く、まだまだそんな気持ちになりたいのですが、まわりははるか昔のお姉さまばかりです。それにしても、今回の表紙(?)のメロンがブルーに浮かんでいる写真、グッドですね。

  • 涙が、一粒

    あんまりかわいいお話なので、二度読んでしまいました。皆さん書かれていますが、名波ちゃんの素朴さがずば抜けて魅力的です。 しかし真面目な人間を試すような卑怯なゲーム……本当に許せないものです。だけどこういう「仮想敵」がいるところが、物語をぐっと引き締めていますね。他人事ではないという緊張感で、手に汗握りながら読みました。 「おいしそう」と言いながら涙を一粒だけ流す名波ちゃんのシーンにぐっときました。小さな物語に、大きな感動をもらいました。ありがとうございます!