第5話 ネズミ男 × 植物園?

文字数 7,577文字

食堂を出て移動する市田とアリリ。

「じゃあうーんと、まずは花の間からかなあ?」

「花の間ねえ……え?」
そう言って食堂の隣、数歩歩くとのflower roomと書いてある部屋の前に着く。
ブヒブヒッ コーンコーン グルルルル ロッテリア♪ロッテリア♪
む? 何やら賑やかだぞ? この音は……様々な動物の鳴き声? の様な物が、ドア越しからも聞こえてくる。
その野性的な響きは、どうもお化け屋敷として相応しくないような……私のお化け屋敷の認識が貧困なだけなのだろうか? 私のお化け屋敷のイメージだが、物陰に身を潜めた人型の幽霊や、ゾンビが屋敷内を徘徊し、客を脅かすと言うイメージだが、それとかなりかけ離れている気がするのだ……もしや動物がお化けに変装したようなものが襲い掛かってくる? いや……待て! それ以前に、ここは

【花の間】

との事であるが、その名前からのイメージとも違う。一体何の音なのだろうか? アリリも少し身構える。

「失礼するよ」
コンコン

「はーいピカ! 空いているでチュウ。どうぞピカ!」

「開けるよ」
ギイ
明けると入り口で一人の男が迎えて来る。恐らく彼がこの屋敷の7人の住人の内の一人なのだろう。
 

歳は30代前半か? どうやら私服ではなく黄色いフード? いやパーカーの様だが、下半身まで繋がっている衣装。うむ、ローブと言った方が正しいな。
そう、黄色いローブを着た男性が出て来た。もう夕方で営業時間を終えていると考えれば、お化け役の衣装を常に身に付けている感じか。普段から常にこの格好なのかも知れぬ。市田も先程、住居兼お化け屋敷と言っていたな。故にここで日常生活をしつつ、お客が来たらそのまま対応すると言ったスタイルなのかもしれない。それとも仕事は終わったが普段着に着替えるのが面倒でそのままの格好でいるのだろうか? そこまでは分からない。そして、恐らく目立たない所に生活必需品や家具等の私物も紛れ込んでいるのだろう。確かに、突然こんな格好をしたお化けが出てきたらその恐怖は計り知れない。よく考えて作られている衣装だ。
だが幸い、黄色と言う明るい感じの暖色である事から、最恐とまではいかない所もよく考えられている。程よい怖さで抑える事で、

「もう二度と行きたくないよお」

と言う人を減らし、リピーターを獲得しようと言う考えなのだろう。何事もやり過ぎてはいけない物だ。その本質を捉えている。なのに何故人が来ないのだろうか? まあ見回っている内にその全貌が露になる事だろう。
更に彼をよく見ると、男の口からは人間とは思えない程に成長した2本の前歯が伸びている。これも変装用の衣装の一部と考えるべきなのか? 確かにフンガーも頭にボルトが突き刺さっているが、当然作り物で本当に刺さっている筈はないだろう。なのでこの男の前歯も口にはめ込むタイプの入れ歯、そう衣装の一部と考え進めていこう。だが、およそ12センチ以上はあるだろうそれは、かなりの鋭さ。もしあれが本物で、胸を突かれたら、心の臓まで届き、致命傷は免れないぞ! 彼を敵に回すのは得策とは言えないだろう。気を付けるのだ! そして、頭には長い耳の様な物と、おでこの上あたりには何かキラキラした瞳の様な物と、赤いほっぺの模様が付いている。何かの生き物をモチーフとして作られているローブの様な気もするが……一体どんなキャラクターをモチーフとしたローブなのだろう? 私では全く見当が付かぬでチュウ。

「あ、市田さん。どうしたんでチュウ?」

「やあ」

「こんにちわあ♡アリサですぅ♡」

「こんにちわピカ! 元気な子でチュウ」

「違うよこの子はアリリちゃんだ。で、この子がこの屋敷の内部をお客さんの立場から見てくれるんだって。で、もしかしたらどこが悪いところが見つかるかもしれないけど、当然大丈夫だよね?」

「え? それはいいですピカ……ですが、突然でピカチュウびっくりでチュウ」

「え? ピカチュウ何処?」

「ここにいるピカ」 
勘違いだろうか? 彼は自分をあのピカチュウと思い込んでいる? ちなみにこの世界でのピカチュウとは、あなたの世界に居る黄色い電気ネズミの事ではなく、アニメの主人公で、禿げ上がった50代半ばのおっさんの事を言うのだが、その詳細は1話のどこかに記されているので、気になった方は一旦1話にゴーだ!

「見えないよ? どこにも居ないよ?」

「な? アリリちゃん? 何を揉めているんだい?」

「だってこの人が……ピカチュウとか……居ないのに……」(なんか嫌な感じ……)

「何でもないでチュウ! 何も準備していないので少し不安ピカ。でも多分大丈夫でチュウ」

「それは済まない……だがいつでもお客さんが来てもいい様に常に意識して欲しいと思ったんだよお」

「分かりまピカ。でも恐らく問題は無いと思いまチュウ……常に意識はしていますピカ。どこもおかしい所なんて無いと思いまチュウ」
どこもおかしい所はない? まず、住人の喋り方がおかしいと思うが、私だけだろうか? ピカだのチュウだのピッピカチュウだのを語尾にしているようだが……私はそんな人物を今まで見た事は無いのだが……だが、市田は慣れている様で気にしていない。

「ねえさっきから何? ピカって?」

「ああ、言葉の末尾に付けるとっても可愛い奴でピカ」

「ふうん……可愛いかしら? ……え?」(あら? 何この臭い? 酸っぱい様な苦い様な辛い様なドブの様な……目も何か沁みるし痒いし痛い……こいつ、まさか……)

「可愛いでチュウ!」
モワーン

「でも、こんな都会の一等地に建てられていて、交通の便も良く、人通りも多い中で、この過疎っぷりは何かあるかもしれないから……一応見るよ……クッ……」(やっぱりだ! こいつの口臭? この男の口、下水道と直結してるの? そんな感じ……出会い頭で外見も言葉も不愉快で耳障りだし、臭いもキツイ!! 人間の5感の内、視覚、聴覚、嗅覚を同時攻撃されている? 何なのよ! この男!!!)
そう言い、男から放たれる異様な程の口臭に困惑しつつも部屋の中を覗いてみる。すると! 緑! 緑!! 緑!!! 大自然が、ここだけアフリカのサバンナの中にでも入ったのかと錯覚する程に。一歩外には無機質な廊下だと言うのに……明らかに空気が一変する。

「わあ、あっパンジー? それに向日葵ひまわりとかチューリップも! 沢山ある! きれーい! ……それに……わあ♡小麦とかトウモロコシも育ってる! あれ?」 
パタパタ パタパタ ミーンミーン

「蝶々さんも飛んでる♡ トンボやセミまで? それに……凄く涼しいわ! ずっとここに居たい位! あれ? どこからともなく優しいそよ風が! ああ~心地いいわ! 誰が? どこで? 風さんの正体さ~ん? 姿を現しなさ~い? 他にも……クンクン……これは、香水? みたい……でも、違うわ! これは……お花の香り? フルーティーで素敵な香り! 後は、お部屋なのに小川が流れているわ! 自然たっぷりぃ♡後はぁ」
ドドドドドド

「あ! サイだ! 猪突猛進……ちょっと違うかあ……犀突猛進さいとつもうしんしてるうううう。角が滅茶滅茶鋭いわwあれに刺されたら……うえーん♡こわいー♡ほな犀ならー♡」
お? アリリよ、気分が良くなると突発的に引き起こす駄洒落を言ってしまったか? 成程、犀だけに☆犀ならー☆か……。アリリよ……今まで順調に楽しい感じで進めてきたと言うのに、この場面で、一気に空気を凍り付かせる可能性のある駄洒落を言う必要性はあるのだろうか? 私的には皆無だ。だからここは厳しめに犀点……おっと間違い間違いw採点しよう……ううむ……犀だけに、31点だな。

「ハシハシ、ハシハシ!」

「ハシハシ? この鳴き声は? やっぱり犬じゃん! 可愛いー♡でも無闇に私に吠えちゃ駄目よ? 噛み砕くよ? 犬なら犬らしくそこら辺の地面でも掘ってなさい♡でもこの鳴き声……前々回のお話に登場したホテルでもこんな鳴き方していた犬がいた気がするけど、ま、いっかwもしや私の住むこの世界の犬って、この鳴き声しかいないのかもしれない……変な世界ね……」

「ぬううん」

「他にも……あっ……あれって鵺ぬえ? じゃない? ぬえー、びっくりしちゃったぁ♡ 他には?」 
お? アリリよ、気分が良くなると突発的に引き起こす駄洒落を言ってしまったなあ? 成程、今回は鵺だけに☆ぬえー☆か……う、ム……点数が、思いつかぬ……! ハアハア……どれだけ考えても駄目だァ……だって、【ぬ】も、【え】もどんなに頑張って考えても数字に変換出来そうにないんだもん……これじゃあ駄目なのだ……犀は31にしっかり変換出来ていい感じに落とせたけど鵺はダメだったみたい……皆さん……早くも第2回となるこの大人気コーナーの

【語り部の駄洒落を徹底的にキリキザン!!】

であったが、今回をもって終了としよう……期待して下さった方、応援して下さった方々には大変申し訳ない……
タッタ、タッタ、タッタ、タッタ……

「わあ、エリマキトカゲもいる! 走り方がすっげえガニマタぁ。あんまし可愛くないー♡」

「ゲンブー、ゲンブー。ワタクシ、キタヲシュゴスルー」
ノロノロ ズシーン……ズシーン……

「ぎゃあああああ? でっかい亀じゃない? 高さ3メートル、幅12メートルはあるよー。まさかあれって中国の四聖獣の玄武なの? そんなまさか……ここは日本だしそんな事あり得るの? でも……ゲンブーって言ってるし……うーん……でもそれだけじゃ本当に玄武かどうかは分からないかー……でも! キタヲシュゴスルーって言っている! 確か玄武は北を守護する霊獣って古文書で見た事あるし……じゃあ間違いない! モノホンの玄武だったあw大迫力じゃーん!!」

「ブーブー」
 
「で、豚さんもいるしぃ」

「ポンポコポンポコ」

「タヌキもだ! お腹叩いてる! 可愛いー」
ココココッ

「あっ! キツツキもいるぅ。でも木に穴なんかあけて……自然破壊しちゃダメよー」

「コーンコーンカキクケコーン。キョウハヒエル……ココロモカラダモアタタマルコウオン高温ノコーンスープヲツクルコーン」

「あ? キツネ? でもセリフ的に寒い地域に居そうな感じだからあ多分キタキツネさんだあ! こっちおいで! ♪ルールル♪ ♪ルールル♪ あっ逃げちゃったあ……(´▽`)てへ……」

「グルグルニャン?」

「え? あれは構って欲しい時に放つ鳴き声をしている猫だ! でもごめん! 今忙しいので構ってやれないの! そこの地面でも好きなだけ掘っておきなさい♡」 

「キィキィ……ハラヘッタ……アッ!」
バサバサ 

「そしてコウモリも! え? こっち来てる? あいつまさか吸血コウモリで、私の純粋な血を飲もうと来てるぅ?♡?にっげろおおおおお!」 
ダダダダダ

「カメー……あっ間違えた! 本来この場面、リクガメーと言うべき所なのに……ミスしてしまったのでした。カメ(池に住んでいるような小さいカメ)とリクガメ(巨大な甲羅と鋭い爪を持つカメ)では大きな違いがあると言うのに……ああ、私とした事が……うっかりしてしまいました。いけませんね……本来謝った位では許される事ではないと思うのですが、それでも敢えて謝り、訂正させていただきます。誠に申し訳ございませんでした。今後社員一同共々十分警戒注意を怠らず、再発防止に務めさせていただきますので、何卒よろしくお願いいたします。……では、改めまして……コホン……リクガメー」
いえいえ、ご丁寧にどうも。誰にでもミスはありますので気になさらないで下さい。

「うーん、よく分からないけどリクガメーって言ってるからリクガメもいるしぃ」
すいすい― すいすいー

「小川の中ではメダカがいる! 2年生の時に教科書で見た以来だ!」 

「クワッ」

「あれは? カモノハシもいる!」

「モー……美味おいしか―」
パリパリ ゴクゴク パリパリ ゴクゴク

「川辺には鹿もいるし……何か食ってる! へー、水と鹿せんべいを交互に味わってるわ。喉をせんべいで詰まらせないように工夫しているのね? 賢いわwでも美味しそうに食べるわねー。どんな味なのか私も一度食べてみたいのよねー。でもそれを食っちまったら、人として終わっちゃうかも……人間の尊厳を取るか……好奇心を取るか……悩みどころよね? こども相談センターに相談してみよっと……」
「グーばっかり出して卑怯だカニ」
カサカサ 

「コケーコッコッコー」

「蟹とニワトリもいるわ!」 

「キーキー」

「ちゅんちゅん」

「ピーピー」

「ヒヒ―ン」

「キューン」

「木の上にはリスやスズメやメジロもいるし、その木の傍ではロバやバクもいるわ!」 

「グル、グルル」

「あっクマもそいつらを食べようと狙っているわ! 逃げてー」
バシャーン

「わああああ マンボウがいる! トビウオみたいに飛び出してきたぁ♡でもマンボウって川に居るの? 意外と川でも大丈夫なんだw初めて知ったw」

「モー」

「モー」

「ギーギー」

「で、牛もいるし、シマウマもいるし、マンドリルもいるわ! しっかし沢山の動物がいるね。すっげええええ。ああっ! これは……閃いちゃったあ! すうー♪アリサ、サイ、イヌ、ヌエ、エリマキトカゲ、ゲンブ、ブタ、タヌキ、キツツキ、キタキツネ、ネコ、コウモリ、リクガメ、メダカ、カモノハシ、シカ、カニ、ニワトリ、リス、スズメ、メジロ、ロバ、バク、クマ、マンボウ、ウシ、シマウマ、マッチョのマッチョのマンドリルッヘイ!♪」
パチン(強めの手拍子)
お? また突然歌い出す。

「な? こっ、これは何のマネです?」

「ごめんwwwつい歌っちゃったwww」
何度も言うがアリリは歌が大好きなのだ。この歌は、偶然しりとり出来るような順番でアリリが発見した動物達を使い、即興で考えた動物しりとりの歌であるな。1話でも、沢山の歌を歌っていた。その中でも特に際立った歌は、

♪※ぶっへぶっへぶっへっへ、へい!♪(※繰り返し。永久に続く)

といった単調なメロディー。これを目的地に辿り着くまで永久に繰り返す物で、その単調であるが故に、聞いた人の心にスッと人の入りこみ、広まったのかもしれない。そう、それを聞いた者は、その一定のお経の様な音波に誘われるかの如く心酔し、歌唱者の動きに合わせ歌い、踊り出してしまうのだ。
そして、それは自然と増化し、最終的には数千人もの数に膨れ上がり、いつしか信者と化す。これは、これからビュッフェに向かうという希望に満ち溢れた気持ちを素直に歌詞として歌い、同時に体全体で表現した踊りと共に生み出された名作であり、

【ぶっへの歌】

と言われている。他にも、過去の話ではあるが、ゴキブリがパジャマの胸の右のポケットに入ってしまった、【右ポケットの怪】事件で、お気に入りのパジャマが燃え行く時に、咄嗟に歌われたドナドナの替え歌で、

♪メラメラメーラーメーラーゴキブリのーせーてー♪ ♪メラメラメーラーメーラーパジャマが燃ーえーるー♪

と言う悲しーい歌詞の歌や、これはアリリのオリジナルではないが、アリリの世界では超が付くほど有名なアニメソングであり、その歌詞に登場するワードが、とあるゲームに登場する電気ネズミ型の怪物に似ている事から、あらぬ誤解を招かぬように私自ら3話分、約2万文字もの説明を追加させられた、

♪ピカピカピカチュウ♪ピカピカピカチュウヒカル頭は10万3ボルトーピカチュウ♪ と言う、可愛らしい歌詞の【ピカピカの頭頂部】

を歌ったり、ママの後輩で八郎と言う青年からの突然のカラオケのお誘いも、少しごねて焦らしていたが、それは軽い女と思われない様に安ーい演技しただけで、直後に渋々と了承していた。そう、初対面の男とカラオケに行く約束をしてしまったのだ。あまりに不用心で警戒出来ていないと思われるだろう。だが、それ程に歌好きな幼女なのだ。もしかしたらこのお話でも幾つかの名曲が生まれるかも知れぬな。期待して欲しい!

「ですが気になる事が……」

「え? なあに?」

「今歌われた歌って動物しりとりの歌ですよね? ですが、マッチョのマッチョのマンドリルと言うのは何ですう?」

「ちょっと勢い任せで言っただけw マンドリルの事よw でもさ、もしかしたら、マンドリルは貧弱なんじゃない? って思っている人もいる訳じゃない? でもね? そうじゃじゃないんだよ? マッチョなんだよ? って教えただけよw彼らの名誉の為にも必要でしょ? それにマッチョと言う修飾語を付けても、結局頭文字と同じだからしりとりとしても成立してるでしょ?」

「なる! ……と言ってみた物の良く分かりません……何故マンドリルが貧弱だと思う人が居ると考えたのでしょう? そこまで彼らの事を深く考える人は少ないと思いますよ? ではもう一つ。一番目に歌っていたアリサって言う不気味な名前の動物は何です?」

「私だよ!!」

「ま?」
 
「ちょっと考えれば分かるでしょお? てか動物って……確かに動物かも知れないけどさ……それに、不気味じゃないでしょう? 響きと言い、字面と言い、可愛さしかないじゃん」

「なる! 私は君の名をアリリちゃんと認識していたからね。全く気付かなかったよwwまあこの一つ抜けている所が私の欠点でもあり、良いところでもあるんだ!」

「くどいわ!! 私はアリサ。それこそが唯一の真実でありトゥルース……え?」
シュルシュルーシュルルー

「あれ? 飯匙倩ハブじゃん! 放し飼いしているんだねえ? ああっこっちに来たあああああ! こっち来ないでええええ! これを放し飼いは流石に駄目っぽくね?wwwでもここに住めるって事はこの大自然あっての物だよね♡」 

「大丈夫です。毒を受けても看護師がこの屋敷に居ますので」

「なら安心ーって! それじゃあ噛まれる危険性あるって事じゃん!! まず毒を抜いてから放し飼いにしなさい!!」

「大丈夫です。ネズニ君がしっかりと噛まないように調教していますよ。今の所は一人も被害者も居ませんし……念の為です」

「本当に? じゃあ信じようかなあ……で、あそこの木に留まっているのはニューギニアヒメテングフルーツコウモリでしょ?
 


で、その幹にはセイタカアワダチソウヒゲナガアブラムシもいるしぃ、




その下の花にはプエルトリコヒメエメラルドハチドリが花の蜜を吸っているわ! 




で、あっちの川はにゴールディーリバーレインボーフィッシュがいて、




その川辺にはイエロースポッドサイドネックタートルまでいるじゃん! やったあ!!」



クルクル 
両手を上に上げ広げながら回転し、この部屋を満喫するアリリ。

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