第12話 サキュバス × ブティック?

文字数 7,668文字

おや? 入口から今までとは違う雰囲気が?
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「ヒヒヒ……ここは結構自信作なんですよお……」

「え?」
次の部屋に向かう道中でアリリに聞こえるか聞こえないかすれすれの声でつぶやく市田。

「いえ、何でもありません……さあ着きましたよ? ここが妖服(ようふく)の間です」
何か含みのある話し方だ。何か企んでいるようだがさて、どうなる?

「へえ、楽しみ♪」(洋服ねえ……また大した事無いんでしょお? 退屈ねえ……)
楽しみと言っているが、今までの部屋と同じような物だろうなとは思っている。まあ今までが今までだけに舐められても仕方がない。

「そうですか……そうですよね……」

「え? あれ? Suspicious clothes roomって? 何?」
ふと部屋の名前を何気なく確認してみると、その部屋の看板には見慣れない英語で表記されている。 

「知らないんですね。それは好都合……いえ、何でもありません……ヒヒ……ヒヒヒ」

「本気で気持ち悪いわねえ。その笑い方も笑顔も。永遠に見慣れる事は無いわよ。市田は子供の頃もそんな笑い方だったの?」
これ! 呼び捨ては駄目であるぞ!

「ヒヒ? ヒヒヒィw」
フム、これならば呼び捨てでも良いな。

「クッ……何でそこで笑いのツボに入ったの? 話にならないじゃん。もういい! でも看板のアレ、初めて見る単語だった。何あれ? (ススピッチョウス? うーん……知らない……もっと英語勉強するんだったなあ……幼稚園から必須教科にしなさいよ! にっくき文部科学省めぇ!! でも、クロースは間違いなく洋服の英語の筈……だから前に付いているあれは洋服の修飾語だと思う。何かの洋服って意味だと思うけど……どういう意味なのかしら?)……ちょっと嫌な予感……まあ、平気でしょw」

「リキュバスちゃん居るかいー? ちょっと見て貰うよー」
コンコン

「いらっしゃいリキ」
恐らく市田の言った

【リキュバス】

本人であろう女性が顔を出す。年齢は20代前半だろう。中々の美女である。前話、前々話に登場した私の愛するケイトさんの50000億万分の1位に相当する程の美貌の持ち主である。
黒のセパレートビキニを着用し、蝙蝠(こうもり)の羽の様な物を背中に付けている。頭にもその羽の形をした髪飾りを装備しているな。
これは恐らく

【サキュバス】

がイメージだな。だが何故リキュバスなのだ? ウーム何かが足りない気がするのだがあ……もういい。考えすぎると私の潤沢でふさふさな前髪が後退しかねない。リスクはなるだけ回避しろと言われてきたからな。まあそのからくりも、館の登場人物が全て揃う頃には分かるのかもしれない。今は考えるのは止めておこう。
今のところ出てきた人物はねずみ男にミイラ、ドラキュラ、サキュバスと後はフンガーのフランケンに扮したメンツか。後二人いるようだが、どんな妖怪の姿で迎えてくれるのだろうか? 楽しみである。リキュバスはこの屋敷で初めての女性だが、他にも女性は居るのだろうか? それとも紅一点なのだろうか? 

「この子が部屋を見てくれるんだって。今大丈夫かい?」

「大丈夫ですリキ! 突然でちょっと不安ですけども、いいですリキ!」
市田も同じやり取りも既に4回目。住民に対する説明も若干おざなりになってきている。だがその不十分ともいえる説明でも理解し元気いっぱいに返しているな。
それにしても次の住人の語尾は【リキ】だと? 語尾として成立するレベルか? 物凄く言いにくい語尾の気もするが……まあドフキュラが市田にドラキュフと呼ばれた時に使わなくてはならない2パターン目の語尾【ュフ】に比べればマシか。

「お邪魔します♡」
トコトコ 

「どうぞリキ! でも別におかしい所なんか無いリキ!!」
どよーん

「分かっているけど念の為だよお。じゃ、アリリちゃんお願いだよお?」

「はいっ! ……う!!??」
ほほう……ここは……アリリの歩みが遅くなる。

「あ♡……ら?♡? 真っ暗? いいえ、目を凝らせばちゃんと見える位の薄暗さね。お化け屋敷っぽーい♡あれ? なんか沢山の人形があるよ……」

「それはマネキンリキー!」

「そう……ここは……もしかして洋服屋さんをイメージしたのかしら? 【洋服の間】って言っていたもんね……洋風だから……ブティック? みたい?」 

「お、お気付きになりましたか?」
ただ、アリリは勘違いしているが、ここは洋服の間ではないのだ。正しくは妖服の間、らしいのだがその事実を彼女は知らない……そして、その名前の意味する物とは?

「へえ、な、中々良い雰囲気じゃない……こ、こほん。♪お化けなんてnothingさ♪お化けなんてLieさ♪そんな話聞いて、アフロに入ろう♪」

「今ここでか……」

「ごめーんつい歌っちゃった♡」

「歌上手いリキ」

「ま、まあここでこの歌は間違っていないか……でもアリリちゃん? この歌をチョイスしたって事は、ひょっとしてこの部屋に少なからずの恐怖を感じたんじゃないかい? ヒヒヒ」

「ピッチャービビってる! ヘイヘイヘイリキwwww」
ぴょんぴょんパチパチ
飛び跳ねながら頭の上に手をまわして拍手している。チンパンジーの様に……このリキュバスと言う娘はとんでもない陽キャであるな。

「わ、私はキャッチャーでもピッチャーでもないのよ? しいて言えば……ホーンデッドハウスアプレイザー (お化け屋敷鑑定士)よ?」

「あっ! 難しい横文字は嫌いリキ!」

「そうなの? でもそんな事は無い……よ。アリリは人生で一度もビビった事なんかないわけだし……(多分……)けど……♡お化け屋敷っぽくて中々良いんじゃない? ブル」(何? この寒気……もう日は落ちているとは言え真夏なのよ? 何で? ここから出たい……今すぐ逃げ出したい……ブル)
ドンヨリーン
フム、アリリは何かを感じている様だ。私は今のところ何も感じてはいないが。

「わーいリキ! 嬉しいリキ! お化け屋敷っぽいって褒めて貰っちゃったリキ♡」

「リキュバスちゃん良かったねえ」

「ねえ? あなたはずっとここに住んでるの? 1人で怖くないの?」

「全然平気リキ!!」

「そうなんだ……嘘でしょ……?」
リキュバスと言う娘、こんなに薄暗く沢山の人形に囲まれた空間で一日中過ごして平常心を保てると言うか? 普通の女子がそんな苦行を出来るとは到底思えない。彼女は人間の感情の内、恐怖心と言う感情が欠落している? フッ、まさかな……
               キラッ <光> <輝>
ぬ? 何か光ったな。 

「あ、え? あのマネキン……目が光った? き、気のせいよね?」
室内にはマネキンが大量に設置されている。まあブティックを模した部屋なのだから自然だろう。
だが、普通のマネキンならば目が光る事などはない筈では? 果たしてその様な事があり得るのだろうか?
「そんな訳ないですよお」

「知ってるよ。見間違い見間違い……ソローリソローリ……ソロソローリ」
てくてく てくてく
それでも勇気を振り絞り、何故か口でソローリソローリと言う擬音を言語化しつつ奥へと進む……? ぬ? 何故か今までついて来ていた全員が、入り口で止まっているではないか! 一体何があったのだ?

「え? どうして来ないの? おいでおいで?」(いつも頼んでもいないのに付いてくるじゃん……マジか……ワテ一人やないか……)

「ん? 怖気付き?」

「ん? 怖気付き? 何よそれ!!」 

「アリリちゃん? オウム返しはいけないんだよお」

「いやいや、多用すると嫌がられるよって話をしただけでしょ? 別に禁止にはしてないって……で、怖気付きの意味はまだあ?」

「怖気付いたのかって聞いてるんだリキ! 市田語リキ!!! 常識リキ!!!!!」
ほう、ここの住人はあのおかしな喋り方に、市田語と言う名前を付けているようだ。

「ま? 市田語ォ? ……そ、そうじゃないのよ? 全く怖くなんかないんだからねっ!! 全然全く平気だし!! だ、だけどぉ♡……あっ! ♪どんなー時でもーわたーしはーひーとーりーじゃなーいよーん♪」

「今ここでか……あ、この歌い出し……これは私でも聞いた事ありますね。確かPSソフトのワイノレドアームズ2のオープニングですね?」

「♪抱きしめてーた痒みー零れー落ちーたしゅーんかんー♪優しさ重ねー嵐ーのなーかで駆ーけー出ーすーよーん♪」
市田の質問には返さず、不安から自分を鼓舞出来そうな歌を脳内から引きずり出し歌い続ける歌姫アリリ。
しかし、何度も歌い続けているせいか、もうこれだけで食っていけるのではないかと言うレベルで歌唱力が上がっている。
因みに彼女が今歌ったこの歌は、そのゲームでのラストバトルでも歌抜きでアレンジされた曲が流れる仕様となっており、私を含む多くのプレイヤーはその製作者の粋な心意気に心を揺さぶられる事になったのである。
皆さんも、CGの素晴らしさだけに拘り、内容の薄いゲームではなく、私の語りにも取り入れる価値のある程に濃いテキスト、引き込まれるストーリー、キャラクターごとの個性的なグッズを上手く使わなくてはクリア出来ない程に解きごたえのあるダンジョン、そして、それを聞いたら思わず口笛で合わせたくなるような素晴らしいBGMを【たった】一本のソフトで味わいたいと言うのならば、ワイノレドアームズ2は是非プレイして見て欲しい!

「お、何か大丈夫そうですねwじゃあ私共などは気に掛けずにどうぞ見て下さい!」
何かを隠している様な笑顔で言う。

「一人で中をじっくりの観察してから感想を聞かせてほしいリキ♡怖くないんでしょ? 絶対いけるリキ!」

「そうドフ。女は度胸。男は愛嬌ドフ」

「そうだニイ。頑張る二イ」
どうやら住人はここだけはアリリ一人で回ってほしいと考えているようだな。アリリには分からない共通の認識があるようだ。

「♪やーくそくしーてー♪……くっ、分かったわよ……行けばいいんでしょ!!」
歌で自分を奮い立て、勇気が回復したのか? それとも彼らの応援の成果か? それとも与えられた仕事を全うしようとする使命感か? 歌うのを止め、奥へと進む。
とことこ

「うわあすごい! マネキンが黒い服を着ている。まるで喪服ね……これじゃあ葬式会場じゃない♡?♡」(え? やっぱりだ……怖い? ……ここだけ、今までとは別次元に……怖い……!)
顔は青ざめ、震わせながらの声で張り上げるアリリ。正に空元気の見本と言える様な見事な空元気だ。

「声が震えているドフ―?」

「大丈夫ニイ?」

「平気……へっちゃらよ! ブル」
そして、アリリの言う通りマネキンは、全員黒い服を着ている。アリリの葬式会場と言う例えは、実に的を射ている。まあ所詮人形なのだ。恐れるに足らず。
だが、齢11の女の子では一人薄暗い部屋で、黒い服を着た無表情の人形数十体に囲まれるのは相当恐怖の筈である。頑張ってほしい。
この部屋の恐怖に特化したスタイルはもしや今までの3部屋はオードブル。そして、この部屋こそがメインディッシュと言わんばかりの攻略難易度。と、言う事なのか? 今までの三つの部屋は普通に見える所に設置されていたクリア条件のスタンプの台も、この部屋に限り、分かりにくーい所に設置してある。
だがそれだけではない。更に、この部屋に限り、マネキンの服をめくるとセロテープで張り付けてある鍵がゲット出来る。全部で3つあり、それらを探し当て、それをスタンプ台にある3つの鍵穴に順番通り差し込み開錠する事でようやくスタンプが押せる仕組みになっている。当然どの穴にどの鍵が合うかは全く分からないのだが、その部屋のマネキンの後頭部に1文字ずつヒントが書かれている。それを並べ替えてヒントを完成させ、順番を明らかにする必要がある。当然ヒント無しでやれば大幅なタイムロスとなる。順番を間違えるとペナルティがあり、1回間違えると10分、2回間違えると20分の間、鍵を受け付けてくれないと言う最悪のギミックが待っている。制限時間が59分なのにこんなタイムロスをしてしまえば景品から遠のく。しかも、突如目が光るマネキンの恐怖を振り切り探さなくてはいけない。
だが、実はその詳細は入口を入って振り返るとヒントの張り紙は存在するのだ。しかし、今の今まで入った花、妖精、天使の部屋にはそんな張り紙が無いわけで、その部屋と同じ感覚で進んでしまえば気付く事は出来ないし、受付けでも敢えてその説明は無い。張り紙は自分自身で見つけるしかないのだ。
これは部屋に入ったら闇雲の奥に進まず、一旦冷静に周りを見渡し、行動出来た者のみが攻略出来ると言う最高難易度の部屋なのだ。そして、アリリはその一つのマネキンに異変がある事に気付く。
「あ……あれ……マネキンの顔が上下逆にくっついているよ? しかもこれ市田さん?」

「気のせいリキ♡」

「い、いやいやどう見ても……」

『オハ、ヨウ』

「ひい♡」

「な? どうしましたw?w」

「今ね、誰かがアリリに挨拶したよ? だって今、オハヨウって聞こえたの。誰ー? 怒らないから答えてー」
入口に向かって話す。

「ま? 何言っているんです? もう夜になりますよww時間毎に挨拶は変わるんですよー。でもね? この一つ抜けた所がアリリちゃんの欠点でもあり、良いところでもあるんだ!」

「それさー何回か聞いてるけど、何て返せばいいのか分からないのよ! そんな返答に困る事平気で言わないでー。あんた後何回言えば終わるのー?」

「な? 私何か言ったかい?」

「もういいよ! でも挨拶されたのよ本当に! おはようって言ったの!」

「そんな訳ないリキ! それを言うならおそようリキw」

「だ、だよね? じゃあ空耳? でも確かに……やっぱりここだけ違う……もう出たい……」

「あの子怖がってるリキw」

「そうみたいだね」

「よーし、追い打ちを掛けるリキ! えぇええぇい! 『漆黒の装束に身を包み……』」
ぬ? リキュバスの表情が一変する。

(ま? リキュバスちゃん? それ、使うのかい? いたずらっ子だねえwじゃあ、私も……) 『今ここには姿なき闇の聖霊よ……』

(あ、市田さん? 協術リキ? 助かるリキ!)『深い闇と静寂を作りし者よ……』
ぬぬ? なんだ? 二人は以心伝心? まさかプリキュアか? 言葉を発さず意思疎通している? 一体何故……? そして、何やら呪文らしき物を詠唱しているではないか!! すると、二人の両手に黒いエネルギーが集まる。ニイラは森の聖霊に呼びかけ緑色のエネルギーを呼び寄せていた。そこから推察するに、二人は闇の聖霊に呼びかけている事から、両手に集まっている黒くて大きい物は、恐らく闇のエネルギーだろうか?
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市『その大いなる力、今ここに!』

リ『朝日に照らされた平原に』

市『炎天下の灼熱の砂漠をも』

リ『夕日に照らされた湖畔さえも』

市『その全てを覆いつくせし黒き(もや)にて……』

リ『辺りを、覆い、尽くせ! ……漆黒魔法……カーミラ!』

「ふう、久々に使ったけど間違えずに出来たようだね」

「ありがとリキ!!」

「ああ、構わないよ。でも出来ればあの呪文、カミラかカーニラ、もしくはカーニフの方がいいんじゃない?」
何であろうか? またおかしな事を言っている。

「それは絶対ダメリキww」

「やはりな……分かっているよ……残念だよなあ……な?」

「どうしたリキ?」

「いや、今のでカーミラの熟練度が上がったみたいだ」

「おめでとうりキ! 私はかなり高いからそんなにすぐには上がらないリキ! でも協術でも上がるんだリキ?」

「ま? そう言えばそうだね。初めて知ったかも! しかし、リキュバスちゃんはもう極めたんじゃないかい? 流石だね! 私はこれはあまり使わないからすぐ上がったんだね」

「リキ!!!!!」
サアアアアアア

そして、市田とリキュバスの謎のやり取りの後、その呪文? 『カーミラ』が放たれた訳だが、その瞬間、部屋一面が真っ暗になってしまった。
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ほう、これはまさしく魔法ではないか? ニイラ男も回復魔法を使用していたが、どうやら今回は空間の状態を変更する呪文のようだ。
そして、呪文を操れるのは彼だけではないようだな。このうら若き娘、ケイトの50000億万分の1もの美貌も持ち合わせた上に、このような空間までもを操る呪文までも使用可能だと言う事なのかい? 天は二物を与えるとはこの事ではないか? こんなのって、こんなのって……スッゲェずるいよ! ただ二イラ男との違いは、まずリキュバスが呪文を詠唱始めた後から市田が続きを唱え始めたと言う事。だがその前に市田は

【よーし私も】

見たいな事を言葉としては発音せず、思念の様な物をリキュバスに送っていた気がするのだ。そう、そうする事で呪文の詠唱以外の言葉を一切発していなかった事になる。何故だ? ぬう、もしかして呪文を唱え始めたら、途中に呪文とは関係ない言葉を挟んでしまうと正常に発動しない? と言うルールでもあるのだろうか? そこまでは分からないが、その為に思念を送りあう必要があった……と? そんな技術があると言う事か? 凄いな……そして新たな詠唱形式を見せてくれたな。それはリキュバスが市田と協力しても、呪文は放てるようだ。
彼女曰く

協術(きょうじゅつ)

供述(きょうじゅつ)していたな。

【助かるリキ】

と思念で返事していた事から、協力する事で消費MPを二人で折半出来ると言う事なのだろうか? だが、更に一つの新事実が判明したな。
その新事実とは、この娘だけでなく、家主である市田も呪文を使える。と、言う事だな。それも、リキュバスが暗闇の呪文

【カーミラ】

を唱え始めたのを見てすぐに次に来る呪文のワード。すなわち詠唱を続ける事が出来たと言う事からも、彼も相当の呪文に精通しているような、していないような? そして、カーミラと言う呪文。それにもアリリの万物調査の様に熟練度が存在し、使う度に上昇すると言う事か? そして、協術で同時に唱えたにも関わらず、頻繁に使っているリキュバスは上がらず、あまり使わない市田のみ熟練度が上昇した。と、言うような事を言っている? 恐らくそんな感じだと考える。間違っていたら申し訳ない。
結果、薄暗い部屋を更に暗くして、アリリを恐怖のズンドコ……おっと失礼……ドンゾコに追い詰める事に成功か。しかしこのリキュバスという娘、怖がっているアリリを見て不憫に思う訳でもなく、更に怖がらせた。ここから分かる事は、彼女はかなりのいたずらっ娘だと言う事だろうw

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何故突然プリキュアが出て来たかと言うと理由があります。市田とリキュバス達の事を

【ふたりは】

と打ち込もうとしたら、予想変換に

【ふたりはプリキュア】

と言うワードが出て来たんですよ。で、不覚にも笑ってしまったんです。で、面白いかなと勢いで入れてしまいました。
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