ヤーマン土田教官の人体実験
文字数 1,746文字
〜浦霧光江の試作パイロットスーツ試験篇 良い子は真似しないでね!の巻〜
サイドワインダーの暴れん坊教官「ヤーマン土田」こと土田エリカ。
彼女にしかできない体を張った実験は、動画サイトにも掲載され話題を呼んでいるが…。
「教官が乗る機体ならそこに…」
士官が指差した先には、中等練習機
無論、操縦桿を握るのはエリカではなく、松山いつき少尉である。
「ほら、準備もできてますし…」
(あ、教官終わった…)
こうして、光江が発明した新型パイロットスーツを身に付けた
離陸から十数分後
「あ、帰って来た」
どうやらいつきは
それは地上に降りてからも続いていた。
「それはそうですけど…」
「ちょっとそこまでは…」
光江の一言で準備が整えられ、火が昇るドラム缶が用意され、フォーク部分にヤーマン土田を括り付けた美保関天満が操縦するフォークリフトが位置に就いた。
それはまさに士官の言う通りの絵面だった。
フォークリフトから解放されたエリカの元へ、士官達が歩み寄る。
すると、光江が感想を訊く。