貨物列車を護衛せよ!
文字数 1,689文字
午前8時
四国鉄道
この日、本州からの補給物資を満載した貨物列車が到着した。
編成は、讃岐(香川)高松行きと伊予松山行きの貨物列車が10両編成となっており、宇多津駅(讃岐 宇多津町)まで20両で運転され、宇多津駅で讃岐高松行きと伊予松山行きの貨物列車に分かれる。
□:讃岐高松行き
■:伊予松山行き
■■■■■■■■■■□□□□□□□□□□
図にすると上記の様な編成になり、宇多津駅からは松山行きと高松行きに分割され、それぞれの目的地へ向かう。
この日、宇多津駅には松山姉妹のほか、鷺原イズミ訓練生と士官、そしてサイドワインダー讃岐高松基地の隊員も居た。
サイドワインダー伊予松山基地が護衛する区間は宇多津駅を出ると、すぐさま伊予と讃岐の県境に一番近い
ここでサイドワインダー伊予松山基地の鉄道隊員が運転する戦闘車両を連結した専用の機関車に交換するためである。
こうして、戦闘車両と専用の機関車を貨物列車の前後に連結した貨物列車は川之江駅を出発した。
編成は図にするとこうなる。
凸:専用機関車
□:戦闘車両(動力付きは◎)
■:貨物列車
凸□■■■■■◎■■■■■□凸
途中、伊予三島駅(伊予 三島市)に紙製品の材料を荷下ろしするために停車し、
その後は順調に松山駅を目指す…のだが、高架駅である
理由は一部で海に面する区間があり、そこから貨物列車を狙われるからだ。
「こちら乗務戦闘車両2号車! 虚人東山軍の敵影確認!! 数は…リリーフ装輪戦車20両に
現在、貨物列車は浅海駅から
ならば戦闘車両のみで虚人東山軍を跳ね
戦闘車両の武装は、120mm連装
レーダー連動式の対空対地両用機関砲、近接対空ミサイルが2基ずつと、非常に強力である。
この連装滑腔砲に搭載されている
対空戦闘の号令が掛かると、近接対空ミサイルが発射され、対空モードの機関砲が火を吹く!
瞬く間に攻撃ヘリが撃墜され、空からの脅威は排除された。
貨物列車は途中、虚人東山軍に遭遇したものの、傷一つ無く松山駅に到着した。
貨物列車の運行はこうして虚人東山軍から守られている。