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文字数 615文字



どこにいてもオレの居場所は
なかった気がする
腐らずに生きるように
そんな言葉をお守りに前だけ見続けた
正義と言う+にも−にも簡単に転がるモノに
具現化するとか簡単には答えが出せない
信じるモノに辿りつきたいただそれだけ
わかりあえないなら仲間なんて
走り抜けるのにはお荷物な存在だと思ってた
長い間何処かに堕ちずに過ごせたのは
あの人だけが信じてくれてたから
いつかいつかオレの居場所がまっててくれると
信じてくれてたから
その言葉を信じて真っ直ぐ走り続けられた
居場所はある日突然見つかった
言葉にも形にもするのが苦手な
オレのストレートなメッセージを
全部受け止めてくれるそんな
命知らずの危ない奴が隣にやってきたんだ
2人なら走り続けられる霹靂のように
なんの根拠もないけれど頭の中で轟いた
視線を交えた瞬間にそう思えたのは
見てる景色が同じだったから
ヤバイ空気がまとわりついても
お前が手を伸ばしてくれるなら
どこにいようともその手をつかむために
闇の中の地の果てからでも
この足が動かなくなるまで走ろうお前の元へ
見えてる正義が霞むときも
お前の背中が見えるならその先に
オレの望むなにかもそこにあるんだろ
だったら行こうその場所まで
あの人が見つけてくれたからお前と走れる
言葉はいらない呼吸さえ合えば
お前がそこにいるとオレにはわかるから
何気ないも悶着も他愛ない冷やかしも
今は心地いいから笑って付き合ってくれ
1人じゃ得られなかった最高の瞬間を
お前と踊ろういつか別れがくるその日まで


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