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文字数 264文字



きっとずっと前から僕の正義は
貴女のその眼差しの向こう側にあったモノ
どうでもいいから始まったスタートラインも
貴女と出会えたから誰かを守りたいという
重いタスクが加わった
貴女より強くなりたい
貴女と肩を並べたい
必死に走り抜けた先にあったのは
貴女が見つけた小さな幸せと
到底叶わないくらい遠ざかった小さな背中だった
僕の手に入らないのだとしたら
それでもいいだからせめて
貴女の見ている世界の一部で
僕は貴女を守れるカードになろう
信頼と認められるほどの実績を
貴女に見つけてもらうために
そしていつか対等な場所に立てるように
僕は僕の信じる道を歩き続ける

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