18

文字数 484文字



ホコリをかぶっていた僕が
久しぶりに太陽の下へ駆り出された日
何故か今までと違う緊張感が伝わってきた
緊迫した毎日それは今までと変わらない
僕は仕事にプライドをもってる
仲間をそこまでいざなう僕は役目は全うする
でも今ここにいるバディは何か違う匂いを感じる
仲がいいのか悪いのかわからない
言っていることがはちゃめちゃでいて
喧嘩ばっかりしているようで
でも何故かいつのまにか同じ方に向かってる
こんなにドキドキしていて心地いい
空間を僕は楽しみにしている
僕が大声で歌いつづけても
こいつらだけは喜んでくれてる
だからまた僕は歌を楽しく歌うんだ
一緒に走るそんな日がいつまでもいつまでも
振り上げた拳をおさめられない理不尽な悔しさも
駆け抜けた果てに救えなかった
優しさの詰まった悲しい涙も
僕がここで一緒に受け止めると決めたのに
それ以上の不条理の嵐がやってきて
僕から君たちを引き離した
色んなものを取り上げられて
僕はまた埃まみれの片隅に追いやられた
でも君たちは時々会いにきてくれる
またいつか一緒に走りたいと願う
その日が来るまで僕はココで待つよ
その時はまた楽しい話を聞きながら一緒に走ろう
この世界の果てまでも

ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み